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続・太太倶楽部 SPECIAL 最強 うちのアイさん絶好調!アイさん列伝 Part.2 |
アイさんの探し方  |
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● マンションの物業管理を通して雇う。信用はできるけれど、ちょっとお高い場合も。
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地元のアイさん紹介所から。価格設定も割りと自由なので、安く雇えたりします。ただし中国語、必須です・・・。
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友人のところで雇っているアイさんはとっても掃除上手。家のすみからすみまで完璧にピカピカにする人は、四角い部屋をまーるく掃くのが常識なアイさん社会では貴重。掃除上手なアイさんなら信用できると思い、彼女から知り合いを紹介してもらった。(複数回答あり)
近くのお宅で働くアイさんが自ら売り込みに来たので、思い切って雇ってみました。
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日系の紹介所から。ただし、いろんな人が登録しているので、試用期間をきちっとしておくのがベスト。
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大家さん経由でアイさんを雇用。
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アイさんネットワークは強し。信頼している友人のアイさんの親戚とか、そういう人に来てもらっています。
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■K太太流
賢いアイさんの探し方 |
日系の紹介所からアイさんを雇っているというK太太。いいアイさんに出会うには、「最初が肝心!」とのこと。そんなK太太のコツとは・・・。 |
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その1 とにかく我が家流のやり方を教えこむ
洗濯は・・・
●洗濯をはじめる前に衣服チェック。汚れている箇所はまず手もみ洗いをする。
●洗濯物を干すときは、必ずしわを伸ばす。裏返しのものは表に返す。
●洗濯ばさみは型崩れしないようにきちっととめる。
掃除は・・・
●モップはフロアの目に沿ってきちっとかける。
●物が置いてあるところはどかして隅々まできれいに拭く。
炊事は・・・
●お米の研ぎ方。はじめミネラルウォーター、途中は水道水、最後もミネラルウォーターを使う、という水の使い方も細かく言う・・などなどを2、3日ぴったりと張り付いて徹底的に教え込む。細かいところまで、うるさいと思われるくらい言う方がいい。
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その2 教え込んでいるときの態度を
見極める |
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細かいことを教えているときに、「何で!」と反論したりするアイは絶対だめ。教えに沿わず、適当に仕事をしている場合もだめ。もちろん顔色を見るのも大事。不満そうな顔をしていたら、それもだめ。
「以上のことに注意して雇ったアイさんは大きな失敗もしませんし、不満もありません。紹介所のいいところは、だめだと思ったらすぐに違う人に来てもらえること。なので、紹介所ともきちっと試用期間についての取り決めをしておいておくことも必要です」
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■うちのアイさん、こんなにすごい! |
我が家のアイさん、自慢しちゃいます! |
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Y宅アイさん 小張
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小さい子がいるので、必要なのは体力。だから若いアイさんを探していて出会ったのが彼女。アイさん経験がないということなので、いろいろ教え込むのは大変かな、と思ったのですが、やる気は人一倍あるので、仕事はすぐに覚えてくれました。仕事で急な出張になったときも、快く留守番を引き受けてくれるし、無理なお願いも聞いてくれるので、とっても助かっています。最近着ている服がだんだん垢抜けてきているのは謎なんですけどね(笑)。
「料理を作るのは下手なんだけど、これからはがんばってみたいわ」
(はにかみながらもやる気満々な小張談)
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A宅アイさん 張さん |
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すごくよく気がつく。これが彼女の最大の特徴。私のそばにいて、私のやることなすことをよく観察。そして実行に移します。たとえば料理。まず、私の作り方をじっとみていて、次の機会には彼女が作ります。ハンバーグとか食べたことないと思うんですが、ちゃんと作るんですよ。もちろん強制しているわけではなく、彼女が自らそうしてくれるんです。ただし、気を回しすぎて、はじめから穴の開いたデザインの服の穴が縫い合わされたときにはびっくりしましたけど。
「ここのお仕事、とっても楽しいです!」(張さん談)
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H宅アイさん 小李 |
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生活はすべて、彼女にお任せ!出かけるときの荷物も、チェックしてくれるので忘れ物知らず。特にポイントが高いのがぬか床の管理。毎日2回、きっちり混ぜてくれて、にんにくや鷹の爪など、ぬかに必要な薬味も足してくれます。ご飯も鍋でおいしくふっくら炊いてくれますし、食事も、中華系から洋食まで、リクエストによって作ってくれます。一番彼女をすごいな、と思ったことは、人の好みを1回で覚えてしまうこと。友人が我が家に何泊かしたときに、コーヒーの好みを1回聞いただけでしっかり覚え、次の朝からは好みどおりのコーヒーが出たときには友人も驚いていました。頭がいいんですよね。私の生活は小李がいるから回っているようなものです!
「太太の人柄がいいので、仕事も楽しくできます」(小李談)
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O宅アイさん 小汪 |
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とにかく彼女の作る料理はおいしい!ひじきや切り干し大根の煮物などのおばんざい系から、カレー、ハンバーグ、シチューといった洋食まで、日本語のレシピを見ながらそれは味よく作ってくれます。もちろん彼女のいいところは料理だけではありません。子供のしつけもきっちりとしてくれるうえ、身体を張って子供と遊んでくれるのです。いろいろ言わなくても気がつくし。あまりにもいいアイさんなので、本帰国時にはなんとか一緒につれて帰ろうと、日本語学校へ留学させることを思いついたのですが、学歴で無理とわかってがっかり。
「料理をするのが大好き。 必要ならいつでも作りに行きますよ」 (小汪談)
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J宅アイさん 史さん |
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家事全般、全部任せてOK、やる気満々のアイさん。上海人が作る料理は基本的に上海テイストなのですが、自分でメニューを考えて買いだしにいき、勝手に作ってくれています。我が家は男の子が二人いるんですが、食事の世話からお風呂まで、一人できっちりこなしてくれるのは助かりますね。仕事があればあるだけがんばる彼女。逆に仕事がないと「ひまだわー」と言ってきます(笑)。通いできてもらっているのですが、遅刻は一回もなし。逆に早く来るときがあるので、早すぎるのもちょっと・・・と思うことはあるんですけどね。
「J宅の子供は聞き分けがよくて一緒に遊んでも楽しい。割と自由に仕事をやらせてもらっているので、太太にも感謝してます」 (史さん談)
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こんなアイさんいるいる!アイさんにまつわる逸話をたっぷり紹介! |
●文化の差?ちょっと迷惑こんなアイさん |
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●台所の掃除は熱心かつ積極的だけど、他のところは言われたこと以上に気を回してやることは決してない。でもこのまえペッパーミルの中に入っている黒胡椒の残りをごみだと思って捨てられてしまったのにはまいった。ホールタイプの黒胡椒、見たことないんでしょうね・・・。
●我が家のアイさんはちょっと粗忽もので、帰ったあと中途半端に窓が開いていることも。管理体制がきちっとしてないマンションだったら危ないですよねー。
●なぜだか我が家に来ると必ずトイレへ直行するアイ。しかも大きいほうを必ずする。もはや我が家で用を足すのが習慣になったみたい・・・。生理現象だから仕方ないんだけど、ちょっとね。
●アイさんのいるときは必ず家を空けている私。たまにアイさんの帰る頃に家についたりすると必ず「久しぶりに会ったから帰りたくない」と言ったアイさんに居座られる。旅行の写真をみては解説させられたり・・・はっきりいって面倒くさいんですよね。
●上海はどうだ?これは幾らで買ったのか?しまいにはオットの月給はいくらだ?なんて質問を平気でしてくるマンション専属のアイ。彼女はさらに他の入居者が捨てたものを拾って我が家に持ってきたこともありました。サンオイルや乳液など、コレは何だ?どうやって使うんだ?使用期限はいつまでか?なんて質問攻め。掃除は一生懸命してくれるので別にいいんですけど彼女が来るときは極力家にいないようにしてます。
●アイさんが洗濯物をたたむと必ずしわしわに。裏返しで干したのはそのままに、そしてアイロンを頼むとなぜかハンカチだけいつもかけてくれないんです。ほんとに・・・なぜ?
●お金にがめつい我が家のアイ。賃金交渉決裂で何度やめる、やめる、と言ってきたことか。でもやめる、と出て行ったあと、やっぱり働きたい、とメール攻撃をされた後、けろっとした顔で3日後くらいに出勤してくるのです。そしてまたお金でこじれるとやめる!と言い出す。その繰り返し。でも基本的に仕事は悪くないのと、子供がなついているので、引き続き雇っているんですけどね。
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■ 太太よりもしっかり者(?)のアイさん |
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●ある日、帰ったら洗濯機が変わっていた。不思議に思ってアイにたずねると「壊れたから管理に交渉して新しいのを入れてもらったのよ」とのこと。また、アイさんがお休みの日、新しい洗濯機の使い方がわからず、アイさんにヘルプ電話をしたら、「私が洗濯してあげるから待ってなさい」と家まで駆けつけてくれたんです。気がつくという以上にすごさを感じました。
●何も言わずに布団や枕を干してくれ、よく働いてくれます。お買い物も自分で立て替えてちゃんと必要なものも補充してくれて大助かり。
●洋服をたたむのが苦手な私を見かねてか、いつもクローゼットの中身をたたみなおしてくれるんです。あんなにうずたかかった洋服たちがビシーっと並んでるのは見ていて感動もの。あのたたむワザ、伝授してほしいです!
●友人宅のアイさんは英単語帳を片手にお仕事をしています。なんでも子供たちの宿題を見るときに、必要だからとか。向上心旺盛なアイさん、なんだか天晴れ、ですよね。
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■一生懸命さは、認めます。
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●かたづけもの好きなアイさん。出してあるものはとかくしまいたがる。ある日、出していた布団が行方不明に。調べてみたら、別の部屋のクローゼットの鞄の置いてある場所にきちっとしまいこまれていました。いったん鞄を全部出して、布団を入れたようで、布団の上に丁寧に鞄がおいてありました。
●布団圧縮袋の魅力に取り付かれたアイさん。布団以外にも、鞄や服、ありとあらゆるものを圧縮袋に入れて保存。おかげで型崩れしちゃいました。
●毛玉取り器で毛玉の取り方を教えたら、毛玉取り器がすっかり気に入った様子のアイさん。セーターの毛玉をまめにとってくれるのはいいけど、傷んだ服も多数。綿やらシルクあらゆる毛玉をとりたがるんですけど、ちょっとやりすぎ・・・。
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■これはちょっと・・・セクハラです? |
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●「肩、やけどしたのー」といきなり目の前で服を脱ぎ始めたアイさん。しかもノーブラ状態。やけども見たくなかったけど、50に近いアイさんの裸も見たくなかった・・・。
●授乳中、お乳の出が悪かった私。アイさんにその話を何気なくしたら、いきなりガバッ!っと胸をつかまれて「これではだめね」といわれたんです。それからは乳の出がよくなるとされるスープ攻撃がはじまりました。毎日飲むスープのおかげか乳の出はよくなりましたが、あのつかまれたときの驚きは今でも消えません・・・。
●我が家の主寝室のバスルームはガラス張り。ある日、旦那がトイレに入っているときにちょうどアイさんがやってきたんです。そして主寝室に入り、ガラス戸ごしに旦那を発見。そのとき、気をつかってほかの部屋へ行くどころかトイレにいる旦那のことを凝視するではないですか!もちろんすぐにやめてもらいました。
●幼稚園で雇っているアイさんにいきなり呼び止められ「Mちゃんのママ、ウエスト細いわよね」といきなり、手尺でウエストを測られた。そして周りのアイさんにその計測結果を報告。私のウエストサイズはみんなに知られるところとなったのです・・・。
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■これはお仕事?ちゃっかりアイさん |
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●こどもを寝かしつけていると、一緒に寝てしまうアイさん。一緒に寝ることも仕事と思っているらしい。
●我が家の窓掃除は結構きついとは思うのですが、窓掃除をしたあと、必ずアイさんは「休息」と告げて休んでいます。
●私が家に帰ると必ずトイレから出てくるアイさん。さもトイレ掃除を一生懸命したかのように、手をぬらしてくるのですが・・・寝ているんです、いつも。指摘すると寝ていません!というのですが、ばればれです。
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■頼りになります。こんなアイさん |
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●我が家のアイさん、掃除上手でとてもよい人なのですが、料理は苦手。で、その旦那様が料理上手。なんてったって仕事はコックさんなのですから。職場たたき上げ、今は地元のホテルの中のレストランで働いているんです。我が家にお客さんが来る時には旦那さんがお休みであれば買出し含め家で料理を作ってもらってます。奥さんであるアイさんが助手。夫婦ですし、息もぴったり。外に出る手間も省けるし、自分の家なのでリラックスしてホテルの料理が食べられる、いいことずくめです!
●上海人であるアイさんは値切り上手。とにかく交渉ごとに強いんです。AV機器の修理を頼んだら、修理代も値切ってくるほど。市場はまさに彼女の独壇場。きゅうり4本を購入したあと、おまけで「これもいいわよね」、と新たに2本を勝手に袋に追加。もちろん4本分の値段で。常に1個買えばもう1個、いえもう2個くらいついてくるサービスがあたかもあるような雰囲気でお買い物。なんだかドロボウみたいで一緒にいるのが恥ずかしいんですが、頼れるアイさんです。
●元お米屋、そして豆腐屋だったアイさん。お米は米屋の倉庫に行って直接買い付けてきてくれ、豆乳、湯葉、豆腐はすべて作ってくれる。おかげでおいしいご飯と豆腐が食べられるようになりました。
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■こんな素敵なアイさんも |
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●クリスマス時に、アイさんが「私からのプレゼント」といって小さなポインセチアの花を持ってきてくれたんです。とっても嬉しかった。
●旅行から帰ってその疲れから熱を出してしまった私。もちろんスーツケースはそのまま。そんな時、アイさんは何も言わずきちっとスーツケースの整理をして、薬まで買ってきてくれました。ほんと助かりました!
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■明日はわが身? |
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●ドキュメント
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M宅の受難
自宅近くにある地元のアイさん紹介所。そこで紹介されたアイさんは四川省出身のアイさん(小A)だった。小さい男の子が2人いるM宅。四川出身だから小Aの作る料理は辛いに違いない。子供はあまり辛いのが食べられないので、M太太は小Aに告げた。「辛い料理は作らないでね」と。小Aは「大丈夫、私は四川の人間だけど、辛いのは苦手だから」と答えた。そこで小Aが作ったのが麻婆豆腐。M太太は恐るおそる口にした。・・・激辛だった。
「辛いじゃないの」そうM太太が文句をいうと「これは四川では辛いといいません」「・・・・」辛さの定義を根本から教えなければならなくなった。
またとある日。子供用のお昼ごはん用にメニューを書いて小Aに渡した。そのメニューはご飯、野菜たっぷりの味噌汁、納豆、卵焼き。きっちり材料費も渡してあった。が、昼に子供に出したのは家にある素材でできるご飯と納豆のみ。小A自身はご飯にしょうゆをかけて食べたという。材料費は小Aの懐に入っていたのだった。
M宅では通常、重いお米はアイさんに買ってきてもらう。もちろん銘柄指定済み。お米屋にも銘柄は指定してある。1斤2元のお米である。お米を買うのは小Aの仕事。あるときM太太はお米の味が違うのに気がついた。「ちゃんとミネラルウォーター使って研いでる?」「・・・・」「きちっと研いでね!」と、話はそこで終わった。が、実は研ぎ方のせいではなかったのだ。後で米屋から聞いてわかったことだが、1斤2元ではなく、小Aは1斤1.6元のお米を買って、差額を懐に入れていたのであった。もちろん米屋もその事実を知っていた。その米屋もどうかと思うが・・・。
話はこれだけではない。仕事をもつM太太としては基本的にアイさんは子供の世話のために雇っている。しかし、小Aの世話はひどいものだった。特に上の子(H君)にはひどい仕打ち。中国に来たばかりで中国語はつたないH君。そのH君に対し「一体あんたは何が言いたいの!」と罵声を浴びせかけることもあったという。また1元もしないアイスクリームを要求する子供に経費をもらっているにもかかわらず「お金がない」とシャットアウト。ほしいならペットボトルを売ればいい、と回収屋を紹介したというのだ。太太に子供たちが「ペットボトル、ちょうだい!」というので不思議に思ったら、そういうことだったらしい。
高級化粧品が減るのは日常茶飯事。捨てろと言った雑誌や新聞は必ず回収屋に売りに行ってポケットマネーを作る。お金にとことんこだわる小A。こんなにひどい仕事をしているのに給料アップを迫る。またお客さんに料理を作ったときには、心づけまで請求するのだからすごい。まあ、ここまでくれば見上げたものではあるが。
そんな小Aにまつわるきわめつけの事件が起こった。住み込みで働いている小A。たまにお休みがあり、外出することがあるのだが、ある時、夜になっても帰ってこない日があった。おかしいと思ったM太太。小Aに連絡をすると「遅くなって車がないので帰れない」との返事。まだ10時半である。車はいくらでもある。タクシーは24時間運行である。バスだって深夜に動いているものもある。そのわけは、小Aがいつも通う回収屋と付き合うようになったからなのであった。もちろんプライベートでとやかく言う気はないM太太だが、仕事があまりにルーズである上、デートで仕事をすっぽかされる・・・これにはさすがに切れた。その日のうちに小Aはクビ。「荷物をまとめて出ていけー」とM太太。
すると小AはM太太が貸していたバッグに荷物を詰め始めたのである。どこまでも図々しいというか。もちろんバッグは返してもらったのだが、詰めていたものの中にはM太太の私物まであったという。
その後小Aは・・・何と同じマンションの別の部屋で働いていた。「前のお宅が日本に本帰国になったから職がなくなった」といって再就職したという。クビということを隠して・・・。彼女はどこまでもしたたかなのであった。
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まとめ
最近、やけにこぎれいでおしゃれなアイさんをよく見かけます。特派員宅のアイさんもひらひらスカートをはいて掃除しています。やることをやってくれれば服装なんてどうでもいいのですけど、昔のアイさん像とはかなり変わってきました。けっこうまともな方が増えてきて、やらかしちゃうことも少なくなったし。とはいえまだまだカルチャーギャップや金銭面でのギャップから、アイさん問題、絶えないようです。コミュニケーションをきちっととり、アイさんといいお付き合いをして、上海生活をもっと楽しくしましょうね!
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