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vol.16  早い!ウマイ!安い!
  街角小吃にトライ   (シャオチー)
街を歩くと、どこからともなくおいしそうな匂いが漂ってくる。匂いの出所をたどってみると、屋台だったり小さいお店だったり。おいしそうだけど、食べて大丈夫かな・・・?と思い悩んでいつまでも街角シャオチーに手を出せない太太さん、いますよね。それ、絶対損してますよー!せっかくの上海生活、どうせならB級グルメも体験しておかなくちゃ。ということで今月は、上海人おすすめ、そして日本人のシャオチーの達人が太鼓判を押す、おいしい街角シャオチーをご紹介します。
 
  ■朝ごはんにトライ! 一日の始まりは小吃から  
 

煎餅
●ずばり中国風クレープ。小麦粉の生地を薄く焼いて、上に卵を割り、ねぎ、香菜、ザーサイを散らす。さらに油条、ソース、辣醤をぬって完成!注文すると1分足らずでできあがり。熱々はパリパリ、さくさくして、食感がなんともいい。シンプルな具ながら、味わいのある一品でボリュームも満点です。作っている途中「辣醤いる?」と聞かれるので、辛いのが苦手な人は「不要」と言ってくださいね。ローカルチックな通りには、朝になるとたいていこの屋台があります。1個2元前後。


粢(zi)飯

●いわゆる古代米といわれる赤米、黒米で作られたおこわに具をのせ、巻き寿司風に巻いたもの。浦東在住某太太の大のお気に入りです。具は、塩卵、えび、ザーサイ、高菜、など、好きな具をチョイスでき、具材によって料金が変わります。今回は塩卵とザーサイを選択、これで2元なり。お赤飯を食べているようで懐かしい味。ボリュームはありますが、油を使っていないのでヘルシーかも。 (浦東東方医院近くのローカル村に出没)



蛋餅

●パン生地のようなものを鉄板に平たくのばし、ねぎ、卵を入れて焼いたもの。それに甘めのソースをぬって食べます。味は揚げパン生地のお好み焼きという感じかな。生地はモチモチしていて、揚げパン風。1個1元。卵抜きは0.5元。卵なし、ソースなしのこの蛋餅を買う欧米人をよく見かけるとの友人談。おそらくパン代わりに買って行くのでしょうね。正直、下手なパン屋のものより、こっちの方が断然おいしい!この屋台も朝はローカルストリートならどこでもあります。
 
   1人分で十分満足! 今日はどれにしようかな♪  
 
肉まん・野菜まん
●だんだんと寒くなってくると、セイロからふわーっとあがる湯気についつい誘われてしまう。そのセイロの中にあるのはおいしそうに蒸しあがった肉まんや野菜まん。道端にある肉まんや野菜まんは0.5元から食べられますが、ちょっと高くても(といっても安いんだけどね)ぜひ食べてみてほしいのが、復興中路と瑞金二路の角にある「北万新」の肉まん(鮮肉餡包)と野菜まん(香 菜包)。きくらげや青菜がたっぷり入った野菜まんはなかなかです。ふんわりしっとりの皮も絶品。ともに0.9元

 

 

麻辣湯

●街角の小吃の中では一番、安全ではないかと思われるのが、この麻辣湯。野菜やソーセージ、厚揚げなど、自分の好みの具材を煮て、唐辛子と花椒の辛くて刺激的なスープとともにいただく、ごった煮みたいなもの。おすすめは襄陽南路(永嘉路に程近い場所)にあるお店。野菜が新鮮でシャキシャキ、スープもコクがあります。辛さや花椒、そして麻辣湯の味をいっそう引き立てるピーナツソースが自分の好みで調整できるのも◎。野菜類1串0.5元、ソーセージなどのノンベジの串1元。5元前後で満腹に。静安寺裏、服飾市場にある麻辣湯店も人気あり。



生煎

●肉まんと小龍包をたして2で割ったような小吃。たっぷりの油で揚げ焼きしてあり、外はこんがり、中はスープたっぷり、うまみたっぷりのぷりぷりお肉。上海の名物でもあり、これを食べずして上海小吃を語ることなかれ!の一品。特派員おすすめは董家渡路にある「暁賢生煎」。皮が厚めの生煎が多い中、ここの皮は薄め。あふれ出てくるスープもしつこくなく、するすると食べられてしまいます。熱々のときはもちろん、さめても味がいいのも特徴です。1両(50g)2元。



ワンタン

●薄めの皮にお肉や野菜の餡が入ったおなじみのワンタン。つるっとしてぷりぷりっとした食感はやみつきになります。ちなみに今回食してみたのは「吉祥 飩」というチェーン店の「燕皮 飩」(今回は天津路)。鶏ベースのあっさりした、でもコクのあるスープ、そしてワンタンは、鶏・豚の2種類の肉を使っていながら臭みがまったくありません。口いっぱいに広がるゴマの香りも食欲を増進します。1人前15個入り6元。董家渡路の面料市場そばのワンタン屋(12個入り3.5元)も家庭的な味でおすすめです。



おかゆ

●日本のおかゆと違って、わりとこってり感のある中国のおかゆ。腹持ちもいいし、小腹がすいたときにもささっと食べられてしかもおいしい!さて、味わってみた「博多新記」(新楽路店90号、襄陽北路近く)の「潮式方魚肉砕粥」は、ごま油風味のおかゆの中に焼いた香ばしい魚の身をほぐしたものが入っており、独特の味。シンプルかつ、ポピュラーな「皮蛋痩肉粥」の方があっさりして食べやすいかな?どちらも1碗10元なのでここのは小吃としては高価かも。



小龍包

一番ポピュラーな小吃。たいてい上海のレストランメニューにあるし、食べたことのある太太さんは多いはず。薄めの皮に包まれた肉汁たっぷりの餡。熱々をやけどせずに肉汁をこぼさないで食べるのは結構難しいけれど、やっぱり小龍包は熱々がおいしい。豫園の南翔小龍包がポピュラーですが、街中にある「南翔小龍包」と銘打った小さいお店も試す価値あり。ちなみに特派員はちょっと(かなり?)足をのばして嘉定区の南翔鎮で食べる小龍包(1龍20個入り10元)がお気に入りです。
 
  小吃は大活躍! ちょっとしたブレイクにも  
 


焼き栗

●日本人におなじみの天津甘栗は甘さが強いけど、中国の焼き栗は、もっと自然な甘さ。ホクホクで、ほんのり甘い焼き栗は、ついついあとをひいてしまうんです。季節になると、街中で焼き栗屋さんをたくさん見つけますが、一押しがここ、江寧路と康定路の交差する角にある「祥祥栗子」。店の前はいつも長蛇の列。機械で一度にたくさん煎っているのですが、ほっこり焼きあがった栗は粒ぞろいで絶品。並ぶ理由もわかります。500g5.8元。

時々みょーに飲みたくなる甘いもの。そんなときにはタピオカ入りのミルクティーはいかが?小吃を食べるときのお供にもいいかも。最近街でよく見かける「街客」の珍珠 茶は1杯3元から。人通りの多い場所にたいていスタンドが出ているので、気楽に利用できますよ。
 
  ■まとめ  
 
今回こそまさしく身体を張って食べまくりました。が、体重は気になるものの、おなかを壊すことはありませんでした。さて、街角で食す場合の注意点。ひとつは、人が多く出入りしている店を選ぶこと。こういうお店は材料が新鮮です。2つめは、なま物ではなく、必ず直前に火を通すものを選ぶこと。以上のことに気をつけて、おいしい小吃ワールド、ぜひ体験してみてねー。
 
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