辻野さんは18歳でプロになり、34歳で現役引退後に自分が主宰するMIRAI TENNIS ACADEMYを立ち上げた。アカデミーの傍ら、年間100本を超えるクリニックや講演会で日本全国を回るなど、テニスの普及のための精力的な活動は目を見張る。「テニスはきちんとした指導を受ければ絶対うまくなるスポーツ。レッスンを受けて上達しない人はほとんどいないですね。たとえ80歳から始めても必ず進歩します。それが『生涯スポーツ』と呼ばれている所以でしょうね」。練習を重ね、技術が伸びていくとテニスの楽しさが体でわかってくる。それは一般の人もプロもまったく同じ感動です、と辻野さん。自分の変化を実感した時の喜びは口では言い表せないほどだとか。「そのためにも、テニスのレベルに関係なく、きちんとした指導を受けることが大切です。上達してほしいという願いを込めて、信念を持って指導するのが僕たちのモットー。『もっとうまくなりたい』と思う人の気持ちに、プロの技術で応えたいですね」。上海でも辻野流テニス上達術を証明したい、と意欲満々だ。
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