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■ 特集 新学期からの塾選び
  Part1  Part2
就学生を持つ親にとって、在外に住んで何より気になるのが子供の学習面。
日本と同じレベルの塾はあるの?上海での受験対策はどうしよう?
上海にいる間に勉強の習慣づけはできる?
さまざまな疑問はこの塾特集で一挙解決!お母さん、お父さん必見です。
株式会社インターナショナルブリッジ海外事業部 IB早稲田ラーニングセンター
部長 小山卓氏
正しい日本語力、そして国語力をつけることがすべての科目に大きく影響してきます。
● 子供たちの日本語力が低下している理由

残念ながら、最近の日本人生徒の国語力は徐々に落ちています。日本語の主旨が理解できなくて問題が解けない、問題が何を問いかけているのかわからない生徒が増えているのです。それは、こちらで指導した現地校やインターの日本人生徒が、英語や中国語で書かれた問題が理解できず解けないというケースによく似ています。実はこの読解力の低下は在外だけではなく、日本の全国的な傾向で、学年が上がれば上がるほどその傾向が強く、現在の高校生に最もその影響が顕著に現れています。
原因は複合的なものですが、ひとつは読書の習慣が減ったこと。そして日本人の会話が変化したことにあると考えています。核家族で育った今の子供たちは、30代〜40代の日本人に比べて明らかに日本語を聞く時間が減っており、その代わり日常で耳に飛び込んでくるのはゲームやテレビの世界です。本の活字を目で追ったり、親以外の人が話す日本語を聞く機会が明らかに少なくなっているのです。 もうひとつ、幼児期にいかにたくさん言葉のシャワーを浴びているかが子供の言語力に大きな影響を持たらすのですが、3歳児までに親が子供に話しかけている時間が、共稼ぎなどの影響で圧倒的に減少しています。それに加え「ゆとり教育」の影響で国語の授業が減っている。このように、親の世代と比べて、子供を取り巻く日本語環境は大きく変化しているのです。日本語の問題が意図するところがわからない生徒が増えているので、例えば数学や物理でも、学力はあるのに問題の意味が把握できなくてつまづいてしまうケースも見受けられます。
これらの状況を見ると、正しい日本語力、そして国語力をつけることはすべての科目に対して影響してくることがわかってきます。特に今の子供たちは声に出して日本語を読むことが少ないので、意図的に「日本語を話す・読む」機会をつくることは必須と言えるでしょう。

● 上海における受験生の傾向

日本人学校の保護者の方の場合、有名私立への進学を希望する教育熱心な家庭が多く、帰国子女枠を希望する方も多くいらっしゃいます。しかし最近では、大学入試で一般的な「AO入試制」を中学入試で取り入れるなど、入試の形態も変化してきました。AO入試とは、学校独自の選考基準で入学生を決める方法で、その場合だと入試は面接のみ。または面接と書類選考、小論文だけのところもあります。在外にいる生徒がこれらの学校を上手に選択するのもひとつの方法だと思います。海外にいるとつい帰国子女枠の流れで考えてしまいがちですが、実際のところ帰国子女の枠は狭く、しかも高校入試の場合だと難関校は一般入試だけのところがほとんどです。今後は在外でも一般入試に立ち向かうことができる学力をいかにつけていくかが、さらに重要になってきます。

● 個別指導のメリット

受験対策でも一般の学力アップでも、生徒によって指導方法は違ってきます。通常、テストで同じ点数だと偏差値は同じになってしまいますが、実は生徒によって間違うところや理解できないところは違うもの。生徒それぞれについて、どこに力を入れて、どうすれば伸びるのか気をつけられるのは、個別指導ならではのメリットでしょう。特に受験生の場合、受験対策で苦手な部分がはっきりしてくるので、そこに集中して時間をかけていくことが重要です。個別指導の特徴として、苦手意識を克服したとたん、ドラスティックに学力が伸びる生徒がいるので、やはり勉強の環境づくりは大事だといつも実感しています。しかも個別指導なら学力アップと進路指導を同時に行うことができるため、在外でも日本と同じレベルの一般受験対策が十分に可能です。IB早稲田では日本の本部との綿密な連携があり、日本のリアルタイムの受験情報に遅れることもなく、公開模試なども日本と同じ条件で行うことが可能です。在外にいることをデメリットに感じることはほとんどないでしょう。
蘇州、そして上海と2年間指導を行っていますが、特に在外にいる生徒は家庭が教育熱心な傾向があり、上海の生徒の成績は日本よりもレベルが高く、しかも成績分布で見ると全体的に上に傾いた下の層がいない形です。学習環境さえうまく整えば、皆が目標とするレベルまで伸びることが可能でしょう。

■株式会社インターナショナルブリッジ 沿革

1983年2月、千葉県四街道市に(有)四街道英会話スクールを設立し、アメリカンランゲージスクール開校。1990年4月海外留学部門設立。1997年4月資本金1,000万円に増資し社名を株式会社インターナショナルブリッジに変更。2000年2月個別指導塾運営へ参入。2003年2月、資本金を2,000万円に増資。2004年12月佐倉市ユーカリが丘に代々木ゼミナールサテライン予備校開校。アメリカンランゲージスクール直営校、FC校合わせて93校となる。2005年2月、中国蘇州市に子会社設立 4月、蘇州市新区にIB早稲田ラーニングセンター蘇州校を開校。12月、上海市にIB早稲田ラーニングセンター上海校を開校。2006年2月、資本金を9400万に増資。直営3校同時開校。4月、蘇州校開校1周年。


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