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■ 特集 国慶節に行くヨーロッパ
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ヨーロッパ Italia
【国名】イタリア共和国
【首都】ローマ
【言語】イタリア語
● 芸術や遺跡が水先案内人 まぶしい太陽の下、時の回廊を巡りたい
陽気なイタリアーノの人生観と 緩やかに流れる時間もまたイタリア

ベネチア
路地の奥の静かな風景 歩け、迷え、それこそがベネチア
潟の上の約120近い島々からなる、ベネト州の州都ベネチア。サン・マルコ広場、ゴンドラ、リアルト橋、ベネチアン・グラスと旅人を引き付ける物は尽きないが、それだけではない普段着のベネチアを感じてみたいのなら、とにかく路地を奥へ奥へと、気の向くままに進むのをおすすめしたい。観光スポットへ続く道はいつ訪れても旅行者だらけだが、ふと横を見ると人通りの少ない脇道があることに気づくだろう。それこそがもう一つのベネチアに入り込む為のゲートなのだ。狭い路地と水路とが複雑に交りあうので、方角に自信があっても多分迷子になるだろう。それでいいのだ。迷ったところでさほどおかしな所には出ない。八百屋に立ち寄る人々や洗濯物のなびく、路地に広がるごく普通の風景がくれる安らぎを知らぬまま、ベネチアを去る事の方がもったいないと思う。日程の許す限り滞在し、フェリーを駆使して周りの島にも出かけてみて欲しい。


▲ ベネチアの顔とも言えるリアルト橋からの風景。午前中は人も少ないので、橋の上から好きなだけ写真が取れるだろう。

▲サン・マルコ広場を駆け巡る教会の鐘の音を全身で感じたい。世界最古のカフェ、フローリアンも広場にある。

▲カナル・グランデ(大運河)にかかるリアルト橋。近くに市場が立つので早起きしてベネチアの台所をチェックしてみよう。

▲ 路地は旅人を拒まない。街灯、壁の色、窓から覗く花。いつの間にかゆったりと呼吸する自分に気づく。


▲ マスカレードよりもかわいらしい猫のパペットはいかが?ニャンニャン三銃士っぽく見えるが、衣装から表情、指にいたるまで精巧に作られている。

 

▲ ベネチアン・グラスのペンダントトップ。各4ユーロ

ローマ
いつでも古代に意識を飛ばせる遺跡の都

かつてのローマ帝国を歩けば、見所や遺跡だらけで一日カメラをしまう暇もないだろう。遺跡では血なまぐさい殺し合いの行われたコロッセオ、カラカラ浴場跡、フォロ・ロマーノなどがあり、広場のくくりではバルベリーニ広場を含むトレビの泉、映画「ローマの休日」に浸れるスペイン広場、ムッソリーニが演説をしたベネチア宮殿のあるベネチア広場などがはずせない。現在スペイン広場でジェラートを食べるのはご法度なので、トレビの泉でコインを投げ終わったら、広場に軒を連ねるカフェやジェラート屋でその味を堪能してみよう。陽気なイタリア人店員ならきっとチャオ!と挨拶してくれるはずだ。

▲ バロック様式の噴水で傑作とされているトレビの泉。人で一杯の広場も、水音ときらめく水や躍動的な彫刻を眺めているうちに、するりと自分の世界に入り込める。必ず訪れたい美しい場所だ。


▲ 広場にあったスペイン大使館からその名がついたスペイン広場。船をかたどった噴水の前には、ヘップバーンがジェラートをなめつつ下りてきた138段の階段がある。

 

▲ フォロ・ロマーノ。神殿や元老院などの残る、政治、宗教、商業の中心地跡だ。カエサルが、ブルータスに暗殺された場所といわれる、元老院が最もクリアに残っている。
▲ 古代ローマ遺跡最大規模のコロッセオは約5万人を収容した。皇帝ネロの黄金宮殿内の人口湖があった場所に紀元80年に完成した。

フィレンツェ
石畳を通り抜けると その先にはダビデ像が
トスカーナ州の州都フィレンツェは、ミケランジェロやレオナルド・ダ・ビンチら名だたる芸術家の文化遺産が至る所にあることから、街自体が世界文化遺産に登録されている。街のサイズは約3キロ四方と小さめだが、ひんやりした石畳の道は縦横無尽に伸び、ショップを冷やかしつつ歩けば意外に大きい街だと感じる。見所の一つ、シニョーリア広場にはミケランジェロのダビデ像(複製)など数々の彫刻が並ぶ。隣接するベッキオ宮殿は1314年に完成した当時の政庁だが、今は美術館と市庁舎になっている。

▲ サンタ・クローチェ教会。ダンテやガリレオ、ロッシーニなど多くの偉人の墓や記念碑がある。教会前の広場はフィレンツェ最古の広場として知られる。


▲ シニョリーア広場の複製ダビデ像。ミケランジェロが手がけた本物は、市内のアカデミア美術館に所蔵されている。
▲ 市内最古の橋である、2層構造のベッキオ橋。両側には商店が立ち並び、アルノ川を眺める人や観光客で終日にぎわうエリアだ。


 

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