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■ 特集 国慶節に行くヨーロッパ
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ドイツ Germany
【国名】ドイツ連邦共和国
【首都】ベルリン
【言語】ドイツ語
● 中世の勇壮さと夢を秘めて 眼前に広がるファンタジー世界
なだらかにうねる草原、街の教会、丘の上の城 牧歌的ヨーロッパに吹きそよぐ風を感じる

ノイシュバンシュタイン城
どの季節の中でも鮮やかに 狂王の夢が息づく城

緑の山頂にそびえ立つその姿を見たとたん、頭の中に鳴り響いたのは華やかに天上へと舞い上がる歓喜の音楽、「ローエングリン」第三幕への前奏曲。ワーグナーを愛し、白鳥を愛し、白鳥の騎士を愛し同化しようとしたバイエルン王ルードヴィヒ2世が望んだ騎士の城が見事な芸術的結晶としてそこにある。
ノイシュバンシュタイン城とは「新しい白鳥の城」という意味。中世騎士道への憧れが強かった王はドイツ神話をもとに描かれたワーグナーの騎士物語に夢中で、中世への憧れを形にしようと4つの城の建設を開始した。ノイシュバンシュタイン城は1886年に居住可能程度には完成し、ルートヴィヒ2世は3ヵ月ほど住むことができたが、その後臣下たちに精神病により統治不能と判断されベルク城に軟禁、翌日死亡する。神話の世界に彩られたこの城は王の死の直後より一般公開されている。


▲ 中世そのものの城だが、城内にはセントラルヒーティング、冷水、温水の出る水道といった近代的設備が整えられている。人工的に造られた鍾乳洞「ビーナスの洞窟」も面白い。

▲城の裏側にあるペラート峡谷にかかるマリエン橋。ここから眺める城の姿が有名。

▲城からの風景、王が幼年時代を過ごしたホーエンシュヴァンガウ城(修理中)が中央に見える。

▲各部屋を飾るのはワーグナー楽曲を題材にした絵画が多い。見学はガイドツアーで行われる。

ハイデルベルグ
600年以上の歴史を誇る 大学と古城のある街

住民15万人のうち3万人が学生という大学と古城のある街、ハイデルベルグ。1386年にドイツ王ルプレヒト1世の命により始まったハイデルベルグ大学はドイツ最古の大学、ヘーゲルやマックス・ウェーバーが教鞭をとったこともある。丘の中腹にあるハイデルベルグ城からは街全体を見下ろすことができる。ゲーテ、ウェーバー、ターナー等に愛された街でもあり、ゲーテはここを舞台に戯曲「アルト・ハイデルベルグ」を書いている。


▲像の後ろに見えるのが赤砂岩で造られたハイデルベルグ城。日本からのハイデルベルグ城ウェディングツアーもあるそうだ。

▲学生牢の看板。学校内は治外法権で警察が介入できない。そこで学生牢が造られていた。 ▲大学広場にはルプレヒト1世の紋章である獅子の石像のある噴水がある。

▲ネッカー河にかかるカールテオドール橋のブリュッケ門。謎の猿像が横にある。


▲1592年に完成した街で最古の建物。
現在もホテルとして現役活躍中だ。

 

 



フランクフルト
ドイツ金融の中心 文豪ゲーテの故郷
ドイツ金融の中心地であるフランクフルトはゲーテの出身地としても名高く、その旧家が博物館として残されている。街の中心であるレーマー広場にはもと豪商の館で後に市庁舎となったレーマーと呼ばれる建物がある。今でも戸籍係がここにあり、結婚式を挙げるカップルが見られることも。

ライン川クルーズ
神話と古城と葡萄畑 父なるラインをたゆたう
日本各地でライン下りと称する川下りが多いおかげで知名度も高いライン川クルーズ。30 kmほどの間に「なじかは知らねど心わびて」という歌で有名なローレライ伝説のある岩や12世紀に建てられたシェーンブルグ城など数々の古城、葡萄畑を望むことができる。ゆったりと流れる風景を眺めながらビールやワインを味わえば最高の気分だ。

 


▲岸辺には11世紀から14世紀にかけて建てられた古城たちが次々と現れる。いまではホテルとして使われている城もいくつかある。

ミュンヘン
ビールでおなじみ ドイツらしさいっぱいの街
今年はFIFAワールドカップの会場となり、1972年にはオリンピック会場にもなったことがある街、ミュンヘン。観光客が必ず訪れるマリエン広場にはネオゴシック様式建築の新市庁舎がある。またこの街にある聖ミヒャエル教会にはノイシュバンシュタイン城を造ったルートヴィヒ2世の墓がある。

▲1867年から1909年にかけて建造された新市庁舎には仕掛け時計「グロッケンシュピール」があり午前11時、12時に楽しむことができる。



▲マリエン広場はショッピングプレイスやレストランもたくさん。カラフルなベリーでいっぱいの屋台もでていた。


 

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