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本を読む人たち |
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■いま、どんな本を読んでいますか? |
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中国語だけでなく日本語を磨くのも大切 |
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交通大学の留学生、日比野さんお好みの本はストーリー重視の作品より人の内面の動きを細かく追っていくもの。今回紹介してくれたのもニコール・キッドマンが出演の映画「巡り合う時間たち」で重要な役割をはたす小説『ダロウェイ夫人』、原爆が大量に投下されたパラレルな日本が舞台の『五分後の世界』、商店街の人々の小さな事件を綴った短編集『夢見通りの人々』、ともに凝った内面描写が特徴的な作品たちだ。中国に持って来た本の中に中国関係のものはなく、何度も読み返すことのできる本を選んだ。留学生活をしているとだんだんと日本語に中国語が交じって来てしまう、そんなことは誰にでも経験があるはず。
彼女はそういう時に日本語の小説を手に取る。中国語を学ぶことも大切だけどキチンとした日本語を話し、考えることができることも重要だというのが彼女の考えだ。一人旅が好きな彼女、旅行に行く時もその国に関係のない本を持っていくという。浸りすぎてしまわず客観的な目を持ち続けることが、外国で過ごす私たちに必要なのかもしれない。 |
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▲ダロウェイ夫人
ヴァージニア・ウルフ著
富田彬訳 |
▲五分後の世界
村上龍著 |
▲夢見通りの人々
宮本輝著 |
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子供の本は大人も楽しい |
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小さい頃、胸をわくわくさせて読んだ本は大人になってから読んでもやっぱりどきどきわくわく。どうせ子供向けだし、なんて思って読まないでいるとかなり損をする。子供の頃から『チョコレート工場の秘密』などの児童書が大好きだったという光永さんはわんぱく盛りの4才の理人くんと2才の千紗ちゃんのお母さん。
しばらく離れていた本たちと再会したのは子供たち用の本を探すようになった頃だ。それからしばらく忘れていた読書熱が復活した。読み始めればすぐにどっぷりと世界に入り込める児童書、子供たちが寝静まった後の貴重な読書時間は旦那も子供もいないマイワールドだ。日本から持って来た唯一の自分用書籍は児童文学の大御所『指輪物語』。2位と3位に紹介してもらったのは子供たちも光永さん自身も大好きな絵本たち。きれいな色彩とかわいい絵柄の『そらまめくんのベッド』、手に取れそうにリアルな絵が食欲を刺激する『くだもの』。大人が楽しい絵本は子供も楽しいのだ。 |
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▲指輪物語
J.R.R.トールキン著 |
▲くだもの
平山和子作 |
▲そらまめくんのベッド
なかやみわ作/絵 |
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本は人生の必須アイテム!人生を彩る多彩な本たち |
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中澤義晴さん
JETRO 日本貿易振興機構
コンテンツ流通促進センター長
上海歴3年目 |
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「本とお酒と登山は人生になくてはならないアイテム」だとおっしゃる中澤さんは子供の頃から大の本好きで、ジャンルを問わず何でも読むそう。最近の一押し『バッテリー』は児童文学でありながら大人も夢中にさせる話題作。ストーリーの新鮮さと大人が忘れてしまったものを思い出させてくれる作品だそう。『「上海東亜同文書院」風雲録』は20世紀初頭の上海にあった日本の名門校の足跡をたどるノンフィクション。『デザインのデザイン』は真っ白な表紙に惹かれたのと、異なる分野で活躍する人の仕事を見てみたいと購入したもの。他には特に小説が好きだそうで、
好んで読むのは村上春樹の作品、そのほかに池波正太郎や椎名誠の著作もよく読むそうだ。一時帰国前にネット書店で本や雑誌を大量に購入して持ち帰ってくるという中澤さん、情報源はNHKの「週刊ブックレビュー」や雑誌の書評など。また、人生の様々な場面で読み返したい本というのが色々あるそうで、中澤さんの人生はまさにNo Book No Life! |
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▲バッテリーU
あさのあつこ |
▲「上海東亜同文書院」風雲録
西所正道 |
▲デザインのデザイン
原研哉 |
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忙しい日々のリフレッシュは軽めの小説で |
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大橋剛夫さん
コンサルティング会社勤務
上海歴4年目 |
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7月中旬に決定したばかりの第133回直木賞。その第131回受賞作の『空中ブランコ』を、最近読んで面白かった本だと紹介してくださった大橋さん。この作品は型破りな精神科医のところにやって来る、先端恐怖症のやくざや人間不信のサーカス団員などの短編を収録したもので、かなり笑えたそう。ジョン・グリシャムのリーガル・サスペンスにはまって以来ほぼ全作を読破し、今では翻訳本を待ちきれずに読んでいるという原著『The King of Torts』は、バカンス先の書店で手に入れたもの。仕事に関する本では『日本の優秀企業研究』をご推薦。
タイトル通りトヨタやキャノン等の優秀な企業を検証し、その経営学の6つの条件を説明したもの。書籍はもっぱらネット書店で購入し、日頃は趣味のギター関係の雑誌を読み(年季の入ったクラプトンの楽譜は特に日本から持ってきた一冊)、連休になると考えずに読めるものをひたすら読むそうだ。本は大橋さんにとってハードな仕事の日常を維持するための、ビタミン剤のようなものなのだろう。 |
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▲空中ブランコ
奥田英朗 |
▲THE KING OF TORTS
ジョン・グリシャム |
▲日本の優秀企業研究
―企業経営の原点
6つの条件
新原浩朗 |
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