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Vol.30
JIN JIANG HOTEL SHANGHAI
錦江飯店
茂名路沿い、レンガ塀と木立の向こうに静かにたたずむ錦江飯店。屈指の歴史を持ちその風格を漂わせるこのホテルは、各国の政府要人など国賓級ゲストが宿泊することでも知られている。今月は錦楠楼の改装が終了、リニューアルオープンして新たな一歩を踏み出した錦江飯店をご紹介する。
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さらに居心地よく、さらにゲストのために
▲観葉植物のおおぶりの緑がうれしいエグゼクティブルーム。アイロン、アイロン台など「あるといいな」もちゃんとカバー。
錦楠楼
敷地内の南端、北楼に向かい合って立つ錦楠楼がリニューアルオープンしたのは今年の秋、9月8日のことだ。木立の合間に見え隠れするオレンジ色のレンガは北風の中でひときわ明るく暖かく見え、きっとあなたも足を止めて見とれてしまうだろう。
ホテルの歴史を象徴するかのような独特の風格漂う外観とは対照的に、アメリカのデザイン会社に設計を依頼したという内部は開放的で洗練された雰囲気に包まれ、今までとはひと味違う錦江飯店の新しい空間を作り出している。その空気はゲストルームでも感じることができるはずだ。ビジネスで滞在するゲストが多いためか、室内は華美な装飾をはぶき比較的シンプルに統一されている。シルバーのデスクライトや鏡張りの扉など、そのスタイリッシュでモダンな内装は外側からはちょっと想像できないものだ。ここを訪れたら部屋の壁に飾られたモノクロ写真もぜひ見てほしい。小さな額の中に交差する光と影、ホテルの一部を撮影したこれらは、まるで時を越えて私たちに何かを語りかけているようにも見える。歴史の重みと現代的な居心地のよさを併せ持つ錦楠楼、暮れ行く2005年を思いながら時の流れの間にひととき沈んでみるのも、またいいものだ。
▲お目見えしたばかりの錦楠楼。5階建てという低層の建物ながら、広い敷地の中でもちゃんと存在感をアピールしてます。
▲広々したロビーにはゆったり座れるソファが備えてあり、気軽に腰を下ろせるのがうれしい。ロビーバーもあります。
▲ライブラリーの壁にはホテルを訪れた各国首脳をスタッフが撮影した写真が飾られている。ご存知の顔も見つかるはずだ。
▲1階ロビー横には中国語、英語の本がずらりと並ぶライブラリーが。まるで映画のワンシーンのような一角にちょっと感動だ。
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上海風の地中海式ビュッフェ
▲レストランではブレックファースト、アラカルトのランチ、イングリッシュブレックファースト、宿泊者のためのハッピーアワーも楽しめる。
▲ムール貝、帆立、草蝦、雪蟹、刺身もビュッフェに登場する。
百事麗餐庁
スモークサーモン、生ハムメロン、トマトとモッツァレラチーズ、ギリシア風サラダ、レッドベジタブル、モロッコ風羊の煮込み、ラザニア。もしロマンチックな地中海を感じたかったらここのビュッフェを試してみては?鉄板焼のコーナーではシェフがその場でロブスターや牛肉、パスタを調理、できたてを味わうことができる。テーマは地中海だけどちょっと上海風な物が混じっているのがここの特徴。たとえばこの季節の最高の美食、上海蟹もそのひとつだ。鰻やチャーシュー等も好評を得ている。スイーツ好きの女の子ならデザートとハーゲンダッツアイスのために胃をちょっと開けておく事をお忘れなく。
● 百事麗餐庁
電話:内線9303
営業:18:00〜21:30
ディナービュッフェ:168元/人、2人目からは100元/人(ソフトドリンク、ワイン1杯含む)
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国賓をお出迎え
貴賓楼
錦江飯店を訪れる国賓たちが宿泊するのは錦楠楼の隣、貴賓楼だ。鈍く輝くゴールドと黒の華麗なエレベーターホールから上へ、VIPスイートをのぞいてみよう。ベッドルームが3つ(そのうち2つは主に秘書やボディーガード用だそう)、パーティーを開きたくなる広々したダイニングやリビング、キッチン、書斎が揃うVIPスイート、迷子になってしまいそうなその広さはさすが、の一言だ。プレジデンシャルスイートは一般客宿泊不可だが、その他のスイートルームは可(詳細はお問い合わせを)とのことなので、国賓気分を味わってみるのもいいかも。
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緑地の散歩だけじゃ物足りない?
健身中心
週末にはホテルの緑地を散歩をする人たちが結構いる。中には愛犬を連れて散歩しにくる人までいるとか。そんな彼らでも錦江の健身中心を知っている人はあまりいないのではないだろうか?小礼堂のそばの門を入って、右側には25m×13mの室内プール、地下1階には6レーンのボーリング場がある。ここを貸切にして週末のミニ運動会開催なんていかが?
● 健身中心
ボーリング50元/回、錦楠楼に宿泊の場合はジムとプール無料
電話:内線9788
営業:6:30〜23:00
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ストーリーのある建物
錦北楼&History
ノスタルジックな雰囲気を好む人がいつも上海の宿泊地に選ぶのが錦江飯店。ある錦江飯店のスタッフが言うには「ここにはたくさんの物語がある」そうだ。錦北楼の前身は1929年に竣工した華懋公寓(キャセイマンション)、まさに上海の歴史の証人である。ブラウンの煉瓦、四角いスチールの窓枠、白い窓飾りが施されたゴチック式の主楼は当時「13階建て」とその高さが誉れであった。1951年6月9日にキャセイマンションは名称を錦江飯店と変えてホテルとして営業を始めた。かつて迎賓館であったこのホテルには何百人もの王室関係者や国家元首が訪れた。日本の総理大臣だけでも4名がここを訪れている。毎月第一日曜には錦江小礼堂でウィークエンドコンサートも開催されている。
▲「蟹脚手すり」と称される入口階段は1954年の建造。
▲錦北楼を「イギリスの城壁」のようだと比喩した人もいる。
▲そこここに錦江のロゴが見えるスチール門の装飾。
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錦江飯店 JIN JIANG HOTEL SHANGHAI
住所:茂名南路59号
電話:3218-9888
FAX:6472-5588
錦北楼デラックスルーム・・・・・・・・・・・・・・・・2500元
錦楠楼エグゼクティブルーム ・・・・・・・・・・・・3300元
貴賓楼ジンジャンスイート・・・・・・・・・・・・・・・8000元
※以上の価格には15%のサービス料金がかかります
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