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上海日本人学校 スクール便り vol.26 |
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教務のお仕事 インタビュー:教務主任 城恵市先生 |
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教務の仕事とは? |
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今年から教務主任の仕事をやらせていただいています。仕事の内容は、学校の業務をスムーズに動かすための調整役のようなもの。具体的には学校全体の教育課程の編成で、まず小中のクラスすべての時間割を作ることから始まります。体育館や音楽室など特別教室を時間割に合うように確保すること、教育課程の中でどう学校行事を入れていくのかを考えるのも大事な仕事です。ここ最近、生徒数が増えたせいか、昨年から作業がとても複雑になっており、たくさんの制約の中でどのように時間割を作っていくのか、教務部の3人の先生たちといつも知恵を絞っている状態です。
時間割づくり
まずは語学の時間(中国語と英語)の割り振りから。これは外部から講師の先生をお招きしているので、早めに時間を設定する必要があるからです。これまで中国語・英語とも進度別のクラス編成にしていましたが、今年は生徒が増えすぎて空き教室がなく、特に小学部の英語は物理的に進度別クラスがむずかしくなってきました。今年から時間割がかなり変わっているので「授業時数が減ったのでは?」という質問も受けましたが、海外校ならではの語学カリキュラムを入れつつ、規定の標準時数はすべて確保できています。これは掃除の時間を減らして15分単位の授業時間を確保するなど、いろいろ工夫をしながら時間差をつけた時間割にしたためです。 |
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昼休みの時間差 |
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生徒が増えすぎて一番気をつかうのが安全面です。まず休み時間の安全面をどうするか?という議論の中から生まれたのが、このアイデアです。まず小1〜2年生が早めに昼食を食べて、その後12時20分から45分までは彼らだけでグランドを使って自由に遊ぶ。そして彼らが遊び終わって教室に戻ると、今度は3年生以上の生徒たちがグランドへ行けるようにという、まさに「時間差攻撃」です(笑)。小中一緒の昼休みだった時は、どうしてもグランドの真ん中を大きい学年が使うことが多く、低学年の子供たちは校庭の隅で遊ぶことがほとんどでした。だから『運動場を全部使っていいんだよー』と先生に言われても、慣れないのかついつい隅に行ってしまうようで(笑)。でも最近ではサッカーボールを持ってグランドの真ん中を使っている様子も見られますし、鬼ごっこするにもグランドを大きく使えて本当に楽しそうです。しかも昼食の後を今年から昼休みにしているので、低学年の担当教師も食事指導がしやすくなり、生徒だけでなく教師も、よりリラックスして向き合えるようになりました。 |
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行事のむずかしさ |
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12時20分から45分までは小1と小2だけのお昼休み。のびのび遊べて、子供たちも本当に楽しそう。 |
生徒が増えるということは、あらゆるところに影響が出るものだと実感します。2千人を超えると小学部のクラブ活動や文化祭についても、実施がむずかしくなってきています。また、小中の下校時間をずらして小学部の生徒を先に帰らせるためには、たとえ始業式の日でも中学部の生徒にはお弁当を持ってきてもらうなど、本当にいつも小学部が中学部のお兄さん、お姉さんたちに無理をお願いしている状態です。いやな顔ひとつせず、いつもこちらの無理を快く引き受けてくださる中学部の先生方、そして生徒の皆さんに本当に感謝したいですね。 |
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引き継ぎのシステム |
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教師の海外赴任は3年ですから、学校行事のほとんどは赴任2年目の先生方を中心にやっていくようにしています。「1年目はしっかり学べ、人を知れ」「3年目は口を出すな」ということです(笑)。学校内では教務部をはじめ、体育部や通学安全部などいろいろな担当部署がありますが、特に3年目の教師は担当の仕事を1年間で全部やりきらないで、年の半分を過ぎれば次の担当になりそうな先生へバトンタッチするようにしています。学校の業務に支障が出ないように配慮された引き継ぎシステムは、上海日本人学校に来て「素晴らしいな」と思ったことのひとつですね。 |
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