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  Business Woman Interview No.70
 
  高田裕子 さん
 
fill color school 代表
1級色彩カラーコーディネーター・カラーアナリスト
イメージアナリスト・メンタルトレーナー

大人の女性が、可愛らしさや可憐さをアピールするには、小物を上手に使うことがポイントです。

人間の第1印象は、視覚からが80%を決め、その視覚に大きな影響を与えるのは「色」だという。
できれば素敵な人だと思われたいのは誰でも同じこと。「ちょっとした色の工夫で、他人に与える印象は全く変わってしまうのですよ」 と語るカラーコーディネーターの高田さん。
色との出会いと色の効果的な使い方をインタビュー。




―高田さんがカラーコーディネーターになろうとしたきっかけは何だったのですか。

私は短大卒業後、建設会社に就職して普通のOLとして働いていたのですが、ある日、上司に"君って何も持っていないね"言われたのです。とても悔しかったのですが、確かに自分でも10年後の自分が想像できない。"このままではいけない"と思い、自分が興味のあることを書き出しました。すると、書き出したことの全てに色が関係していたのです。早速、アフター5を活用してカラーアナリストの養成学校に通い始めました。熱心に勉強したので、1年間でカラーアナリストの資格の他に、カラーコーディネーターや色彩検定など4つの資格を取得できました。その後、私は色の仕事で食べていくようになったわけですから、20歳の時に上司に言われた一言が、私の人生の大きな転機になったと言えますね。


―その後、自分で教室を開いたのですね。

そうです。当時は、昼間はOL、アフターファイブや土日は自分の教室でカラーセミナーの講師をする" 2足のわらじ生活"を送っていました。最初は教室の生徒を集めるのに、どうしたら良いか判らなくて大変でした。ホームページだけでは全く生徒が集まらなくて、だからといって広告費もかけられない。そこで、女性向けのタウン情報誌の編集者と知り合いになれば、何か突破口が開けるかもしれないと思い、自分でタウン情報誌の読者モデルに応募したのです。そして、読者モデルをやっていくうちに、私がカラースクールをやっていることが編集部に知られるようになって、取材をしてもらえるようになりました。それが効を奏して、生徒がようやくコンスタントに集まるようになったんです。私は、色の仕事の年収がO Lの年収を超えたら会社を辞めようと決めていました。それまで6年かかりましたね。


―高田さんは、目標がはっきりしていますね。

有言実行がモットーなんです "笑"。口に出して言うことで、自分にプレッシャーがかかるじゃないですか。私の周囲にもいるのですが、時間がないからとか、私には無理だからとか言い訳を作って夢を諦めてしまう人ってもったいないと思うんです。たぶんそれは、ゴールという目標が決められないから、やる前に面倒くさくなってしまうのだと思うのです。もちろん好きであるということが大事ですが、まずゴールを紙に書いて、ゴールに辿り着くためには何が必要かをさかのぼって書いていくと良いですよね。


―高田さんは見事にゴールしたのですね。でも、大阪で教室を開いていたのに、なぜ今回、上海で教室を開いたのですか。
   
services show



上海に来たのは、夫が上海でテニススクールを立ち上げたため、私も上海で頑張ってみようと思ったからです。 9月から教室をスタートしましたが、すでに約40人の生徒さんが通って来てくれています。
―教室では、色についてどんな内容を教えるのですか。
 
色の上手な使い方を分かりやすく教えています。人間の第1印象は、視覚からが80%を占めると言われています。そして、その時に大きな影響を与えるのは色なんです。人間は、1人ずつベースカラーというのを持っています。ベースカラーは青と黄色に大別できるのですが、例えば、ファンデーショ ンには、オークル系とピンク系の2種類ありますね。オークル系は黄色がベースカラーで、ピンク系は青がベースカラーです。オークル系の肌の人が、ベースカラーが異なるピンク系のファンデーションを塗ると"白浮き"してしまい、 ピンク系の人がオークル系を使う と"厚塗り"と言われてしまうことになるのです。


―化粧品のカウンターで見てもらえばいいのでしょうか。
 

 
美容部員の人が色に対する知識を持っていなくて、その時の肌の色だけを見て間違った色を勧められることもあります。だから自分のベースカラーは自分で知っておくのが一番良いですね。ただ、人間は自分びいきなので、セルフジャッジは一番危険なんです。自分のベースカラーを間違えると、シワやシミが目立ったり、良い服を着ていてもオシャレに見えないなど損なことばかりなんですよ。ベースカラーを間違えて使っている人が意外に多くて、残念だなと思うことがあります。
 
―効果的な色の使い方を、男女別に教えてください。

そうですね。ピンクは、女性を可愛らしく若々しく見せる効果があるのですが、全身をピンク色にしたら、ぶりっ子になってしまいますよね。大人の女性の雰囲気を保ちつつ、可愛らしさや女性の可憐さをアピールするには、ハンカチなどの小物をピンクにすることがポイントですね。また、男性の場合、ネクタイの色を注意すると良いですよ。青は、見る人の体感温度を3度下げる上に、誠実さをアピールする色なので、仕事のトラブル処理でお客さんを訪ねる時は是非、青いネクタイをつけていくことをお勧めします。


―最後に、高田さんのこれからの展望を教えてください。 

そうですね、私はカラーコーディネーターとして様々な知識を学んできましたが、その知識はあくまでも他の人が作ったもので、私はそれを流用しているだけだと思うようになりました。だから、これからは自分発のものを広めていきたい、本当の意味での独立をしたいと思っています。そのひとつとして、色を使う職業の人向けの資格を作りました。ネイリストやフラワーアレンジメント、美容師さんも色を扱うプロの人向けの資格で、これまでに14人が取得しています。プロの人たちが、自分の仕事にハクをつけるためにこの資格を活用してもらいたいと思っています。それから、日本人の女性だけでなく、上海の女性にも色についてもっと知ってもらっ て、美しさに磨きをかけてもらえるよう、私も頑張っていきたいと 思っています。


■ fill color school


長寧区虹梅路3721 号森晟世洋酒店公寓872 室

TEL:6446-0130
携帯: 134-8265-5577
(問い合わせ 9:00〜17:00)
e-mail:info@fill-color.com