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  Business Woman Interview No.52
 
  法蘭徳斯・スペリアル
manager
木村明世 (Akeyo Kimura)さん
 
目ヂカラが変わると、印象も変わってくる。一度試せば顔が若返ることに気付くはずです。

ここ最近、浦東新区の奥さまたちの間でじわじわと人気が出ているのが、今回ご紹介するエステサロン「スペリアル」だ。青山にある「スペリアル」の海外支店としてオープンしたこのサロン、立地は普通の場所、しかも店の外観は一般の美容院と変わらないたたずまいなのに、ここで行う施術がアンチエイジングに効果あり!ともっぱらの評判である。中国人三世であるオーナーの木村さんは航空会社勤務の後、結婚〜出産〜そして家業のエステサロンを継ぎ、今年念願の上海店をオープンさせた。自分のルーツ「中国」での仕事は、やはり木村さんにとって必然だったようである。
こちらのエステサロン「スペリアル」は日本が本店で青山にもお店がありますね。木村さんのご実家のお母様が経営されているとか?
日本の経営者は母で、青山にサロンを2店舗持っています。オープンしてすでに22年目になりますね。日本のサロンは妹が店長として店を切り盛りしています。本店は実家を一部改装して店にしており、エステサロンに入るところを見られたくない方のために、少し隠れ家風に作っているんです。芸能人の方や美容業界の関係者の方、雑誌の編集者の方のご利用が多いですね。
こちらのエステは黒水牛の角を使って施術することが特徴ですが、どんなものなのかご説明いただけますか?
黒水牛の角に特殊な磁気を埋め込んだ『太乙鬆筋棒(たいいそうきんぼう)』を使って、体のそれぞれの部位をこすってほぐしていきます。磁気の力で全身や顔をほぐしていくもので、台湾地区では医療器具として認可もされているものなんです。すでに台湾地区の大学教授が特許をとっておられます。この「太乙鬆筋棒」使い、大まかに言うとこすりながらほぐして、ツボを押しながら血行をよくして体の毒素を出すのが基本的な施術です。新陳代謝を高めてくれるので、美容だけでなく病気の治療にも用いられています。  
なぜこういう施術をはじめたのかというと、日本でハンドフェイシャルのエステが飽和状態になってきたことが原因のひとつです。ハンドとは違う効果的なものを模索した結果、太乙鬆筋棒に行き着きました。ハンドを使うエステはもちろん効果もあるし気持ちいいのですが、実は体に溜まっている疲れはとれにくいものなんです。
太乙鬆筋棒での施術ではどんな効果があるのでしょうか?
日本のサロンでは『太乙鬆筋棒リフレクソロジー』と呼んでいますが、実際に体験していただいた方には「痛(いた)気持ちいい」感覚だとよく言われますね。施術中はまるで眠りに入っていく寸前のようなリラックス感があります。なぜ黒水牛の角を使うのかと言うと、実は牛と人間の波動はよく似ており、心臓の心拍数が同じなので、人間が触れた時に違和感がないからなんです。
美容面はもちろんですが、ダイエットや肩こり、全身の凝りほぐしにも効果があります。特におすすめは頭皮マッサージで、これは衝撃的に気持ちいいですよ(笑)。実は頭皮には足の裏と同じように無数のツボがあり、疲れると血行が悪くなって頭皮が堅くなってくるんです。こちらで頭皮マッサージをした後は、施術前より髪の毛に張りが出てきたことに気づかれると思います。頭皮をマッサージすることで血行が良くなり毛根も活性化するので、日本のサロンでは薄毛でお悩みの男性の方にもよくご利用いただいていますね。
また、フェイシャルの場合、顔の疲れをほぐしながらリフトアップしていくので、明らかに顔が若返った印象になります。特に目の周りにはりが出て「目ヂカラが出てくる」と皆さんから好評です。私自身も疲れ目や法令線が気になる時に、自分で施術することがありますね。
「スペリアル」の創業者であるお母様は、長年美容業界で活躍されたことが評価されて、日本の文化功労賞を受賞されているとか?

▲黒水牛の角に特殊な磁気を埋め込んだ「太乙鬆筋棒」。

太乙鬆筋棒を中日に広めたことの功績と、長年美容業界に従事してきたことを評価されての受賞だったようです。美容業界では山野愛子さんに次いで2番目ということでした。実際、母がこれまで美容業界で行ってきたことは、日本のアンチエイジングのパイオニア的な分野だったと思います。母は今年65歳になりましたが、本当にまだ皺がないんです。年齢が出るのは手と首だから、とにかく首に皺を作りたくないと今でもマッサージを欠かさないようです。母いわく、75歳まで皺を作らないことを目標にしているようですが(笑)。
木村さんは日本で生まれた中国人の三世だそうですね。
私の母が華人、父が華僑で、私は日本で生まれ育った三世になります。わが家の場合、チャイニーズ系のせいか完全に自営業の一家で、祖父も親戚も皆そうですが、自分でビジネスを興すのが当たり前みたいなところがありますね。しかも父が早く亡くなったので、母は実業家としてエステサロン以外にもシーフードレストランや輸入物のアパレル業など幅広く経営していました。
サラリーマン家庭とは違う環境で育ったので、自分自身も小さな頃から何か自分でやらなくてはいけないという気持ちはありましたが、やはり心のどこかに反発があって。大学卒業後は航空会社に就職しました。でも気がついたら、自分も自営業にどっぷり浸かっていますね(笑)。
家業に反発があった木村さんが、後を継くことを決心したのは?
出産後、勤めていた航空会社を辞めて家に居た時に、子供を育てながら外で働くのはたいへんだから、時間の融通が利く家の仕事を手伝ってみたら?と母にアドバイスされたのがきっかけです。それまでも会社が休みの日にはネイル担当として手伝ってはいたんですが、本格的にやる気はまったくなくて。母としては、父が早く亡くなったこともあって、『結婚しても何かあった時のために仕事は持っておいた方がいい』とずっと言い続けていました。店を2つ作ったのも、子供たちが将来困らないようにという母の配慮だと思います。結果的には私と妹が母の作ったサロンを受け継いだ形になりました。でも実家の仕事だから時間の融通が利くなんて甘い甘い。実際に自分が店に出だすとなかなか休めないものです。ちょっと騙されましたね(笑)。
木村さんが上海に来られたきっかけは?

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ふたりの子供を連れて上海に来たのが2004年8月で、子供に中国語を覚えさせたかったのと、自分も東洋医学を本格的に勉強したいと思ったのが理由です。もちろん、中国に店を出すことも当時から考えていました。主人は日本人ですが、ちょうど仕事でアメリカ赴任になったので、私たちは上海に、主人はアメリカに分かれて住むことにしたんです。上海に子供を連れて行くと言ったとき、最初は主人も驚いていましたけれど、何を言っても聞かないだろうとあきらめたのか(笑)、結果的には快く送り出してくれましたね。
上海に来てすぐ、こちらの社会生活を知るために1年間コンサルティング会社で勤務して、その後は店をオープンさせるために動き始めました。いちばん苦労したのが店舗探しですね。本当は古北新区界隈の店舗で契約寸前までいきましたが、私は浦東在住でしかも子供が5歳と2歳でまだ手がかかるので、通勤時間の短縮ができる浦東に店を出すことにしたんです。
ついに上海店がこの2月にオープンしましたが、口コミで続々とお客さまが来ているようですね。
オープン前のスタッフ研修を家でやっていた時に、まずは知り合いの奥さまにモニターとして体験していただきました。その後、店を出してすぐ来てくださった奥さまたちが、こちらのサロンのことをいろんな方に紹介してくださったようです。お客さまの90%が日本人、主婦の方のご来店が多いですね。もちろんお客さまを日本人だけに絞り込むつもりはないですが、やはり日本人の女性は美容に探求心があるので、こちらの施術に高い関心を持っていただけるのではと思っています。
スペリアル上海店の今後の展開については?
今年は浦東店を充実させて、その後は浦西にぜひ2店舗目を出したいですね。蘇州や杭州への進出も視野に入れています。お店のプロモーションとしては、これから日差しが強くなるので、4月からはシミ対策のキャンペーンに力を入れていく予定です。ビタミンCの濃縮液を顔の施術の最中にどんどん入れていくもので、リフトアップ+美白効果を狙います。ぜひ試していただきたいですね。
まだお店はスタートしたばかりで試行錯誤の部分もありますが、お客さまの反応がいいのでとても励みになっています。子育てと仕事を上手に両立させながら、もっと皆さんの「きれい」のお手伝いができればうれしいですね。
 
■ 法蘭徳斯・スペリアル
『太乙鬆筋療法』をベースに独自に研究・開発されたオリジナルのリフレクソロジーを行っている「スペリアルサロン」の上海店。肉体面・精神面の双方へのアプローチをテーマに、根本から肌のトラブルを解消していくことで定評がある。稀少な黒水牛の角から作られる「太乙鬆筋棒」による施術は、その滑らかな質感、ひんやりした感触も魅力。

上海市浦東新区臨沂路15号(臨沂路×龍陽路)
TEL:5039-0563 1377-4306-401(日本語)
superior-shanghai@hotmail.com