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Business Woman Interview No.44 |
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AIAIA Creative Director
深山美由紀 さん |
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メディア、ブランド、そして顧客を
AIAIAを中心につなぐことができれば。
エッジの効いたファッションが好きな高感度の方なら、おそらくAIAIAのことはすでにリサーチ済みのことだろう。ヨーロッパブランドを中心にセレクトしたAIAIAは、「セレクトショップ」という概念のなかった上海に登場したまったく新しいスタイルのショップだ。老房子を改装した店内にディスプレイされた商品は、女性なら思わず目を奪われてしまうような繊細なものばかり。自ら海外で買い付けてきたという商品のひとつひとつから、深山さんのこだわりが伝わってくるようだ。 |
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| AIAIAのコンセプトについて教えていだけますか? |
| こちらはヨーロッパのブランドを抱えたセレクトショップで、ターゲットは上海の人、それもファッションに敏感な富裕層です。仕入れはすべてヨーロッパのコレクションラインを買い付けています。成熟していないマーケットで、新しいコンセプトを発信していくなら上海はぴったりの市場だと思いますね。日本でセレクトショップは一般的ですが、まだ上海には概念そのものがなかったので、これから大きく成長するマーケットだと思っています。お店はメインストリートからは少し外れていますが、うちのようにヨーロッパの複数のデザイナー商品を置いているのは上海では珍しいと、ファッション誌のエディターや業界関係者の方もよくのぞきに来てくださっています。 |
| 上海に来るまではどんな仕事をされていたんですか? |
はじめはアパレルの販売員でした。バブルが崩壊寸前のファッション業界が動いていたDCブランドの時期で、商品も良く売れるし仕事はとても楽しかった。その後、英語を勉強したくなったので、21歳でイギリスに2年間語学留学したんです。当時イギリスにインスピレーションを感じていたし、アメリカ英語よりもイギリス英語を話したくて(笑)。元々イギリススタイルと呼ばれているものにも興味があったので、とても刺激になりましたね。
帰国してからは、英語のブラッシュアップも兼ねてビジネス系の英語専門学校に入り直しました。まだその頃は視野も狭くて世間も知らなかったし、自分の将来の方向性も見えなくて。英語を使う仕事と自分の好きな業界がかみ合わないジレンマもありました。イベントや展示会を専門にやっている広告会社で2年半仕事をし、その後は東京の英語情報誌の編集部に入りました。会社はフリーランスも入れて総勢40人ぐらいなのに、スタッフの国籍は14ヵ国くらいはあったかな(笑)。まさに異文化の人と交流しながらの仕事でした。いろんな面で勉強になった時期でしたね。
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| 上海でビジネスをはじめようと思ったのは? |
実は30歳までに自分で会社を興そうと思っていたんです。私が上海に来たのが29歳だから予定通りでしたね。東京で英語情報誌の編集をしていた時から、これからは中国がキーワードだと聞かされていました。そんな頃、ある友人から中国のアパレル工場のオーナーを紹介するので何かやってみないか?と声をかけられたのがきっかけです。最初は製造で何かやろうというお話でしたが、日本のマーケットはすでに成熟されていて成功するには発想と個性が十分ではない、なら中国を生産地と見るのではなくマーケットとして考えてみてはと。その後、視察で上海に来ていろんなショップを見ましたが、価格帯も一般のラインは出ているし、見あたらないのはデザイナー性のあるセレクトショップだけ。それで上海に住む中国人富裕層、特に「スーパーブランドだけだはつまらない」という方々をターゲットにした予約制セレクトショップに絞り込みました。
投資家の方とともに3人でAIAIAをスタートしたのですが、発想と方向性をディレクションする立場としては、すべての責任を感じてプレシャーはけっこう強かったですね。美美百貨内にショップを出した後、数カ月で新店舗内装、そして昨年12月ここ(太原路)に移転したんです。現在はディレクションから財務、総務の細かいことに至るまで一人で運営管理しています。 |
| オープンして2年目になるということですが、実際にショップをやられてみていかがですか? |
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基本的に1年目は顧客リサーチの時期とイメージを浸透させる時期だと考えていました。今は2年目ですが、まだまだ利益はでないです(笑)。ここで利益を出すことよりも、この店をイメージショップとしてアイデアを発信する空間にしたいと模索中です。これまでショップをやってきた実感から言うと、この1年で、上海女性のファッション知識やセンスがずいぶん向上しているのを感じます。想像していた以上のスピードでおしゃれな人が増えてきたなと実感しますね。 |
| こちらのスタッフに関しては? |
| ショップのアテンドが2名で、内勤アシスタント業務が1名。あとはフリーランスでPRの女性が1名のすべて中国人です。スタッフの教育に関しては、よく『ダメだったらすぐに切ればいい』という人もいるけれど、私はじっくりと教えて育てたいタイプ。学ぶ気持ちがあるかどうかが肝心ですね。最初は『セレクトショップ』の概念をわかってもらうまでが大変でした。当初はちょっとずれた間違いもあったんですが、最近は店のことをとても理解してくれるので安心しています。 |
| これからのAIAIAの展開についてお話しいただけますか? |
念願だったAIAIAのオリジナルラインが近いうちに出ます。日本人デザイナーと韓国人デザイナーがヨーロッパのインスピレーションをアジア風にアレンジしたもので、現在サンプル製作中です。オリジナルラインの話はずっと前から進めていたのに、小ロットなので素材やコスト面で折合えないことが多くてなかなか動き出せなかったのですが、協力してくれる工場が見つかったおかげで、価格帯もリーズナブルなものが出せそうです。
いま起用している中国人デザイナーがAIAIAコラボ作品を置くことになったことをはじめ、いろんな方との出会いがすべてこの店から生まれています。同じファッション業界の人もよく来てくださるので、情報は早めに入ってきます。聞くところによると、ヨーロッパ側のブランドが、上海マーケットを視察に来る際に取引したいお店が、IT、外灘3号、そしてAIAIAなんだそうです。自分の店がそういう選択肢に入っていると聞くと、本当にうれしいですね。 |
| AIAIAのプレスルームについてお話いただけますか? |
| 特にファッション系のエディターの方から、商品情報をもっと発信してほしいと言われることが多くなってきたので、AIAIAプレスサービスをはじめました。最近イギリスや日本からAIAIAに商品を提案に来る方が多く、すべての商品を取り扱うこともできないので、まずマーケットの窓口としてプレスサービスを提案させていただいています。各ブランドも中国マーケットに興味を持っていますが、実際にショップを出すとなれば、かなり体力がいるものなんです。だから、AIAIAプレスルームでシーズン前に商品を預かって、メディアへ情報と商品リースサポートをすることにしました。商品入荷よりも早い時期にメディアに発信すれば、読者にも早く世界のファッション情報が届きますしね。お客様にも喜んでいただけると確信しています。ブランド側にはプレス機能を備えた上海マーケティング店として、AIAIAを評価してもらえればと思います。ブランドとメディア、そしてお客様の3つをAIAIAがつなぐことができればうれしいですね。 |
| ■AIAIA Private Fashion Boutique |
上海市太原路165-1(永嘉路×太原路)太原別墅向かい
営業時間: 11:00〜20:00
TEL:021-6467-9102
aiaia@aiaia.cn |
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