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特集
チェーン展開に挑む 外食ブランドの勝算
 
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  データで見る飲食産業〜その1
北の「吉野家」、南の「味千ラーメン」
強力な現地パートナーの存在
 
 
味千ラーメン 88店舗 (大陸73店舗)
日本発の外食ブランドとして、中国で定着しているのが「吉野家」と「味千ラーメン」の二つだろう。分布図を見れば、北京を中心とした華北エリアの「吉野家」と南を中心にネットワークを広げる「味千ラーメン」という構図が浮かび上がる。上海で25店舗を展開する「味千ラーメン」は、北京では3店舗。一方、上海で6店舗の「吉野家」は北京では44店舗に及ぶ。「吉野家」は2010年までに500店舗、「味千ラーメン」は08年までに400店舗の出店構想を掲げ、それぞれ積極的に多店舗化を進めている。  
この二つのブランドに共通するのが、現地パートナーの存在だ。「吉野家」の華北と香港エリアは、吉野家ディー・アンド・シー(D&C)とライセンス契約を結ぶ香港洪氏集団の「北京吉野家快餐有限公司」が経営。台湾、上海、深は、吉野家D&Cが各現地企業と設立した合弁会社による展開となる。重光産業の「味千ラーメン」は、香港独資の「上海領先餐飲管理有限公司」が中国総代理となっている。
商務部などが発表した「2005年飲食企業100強」において、「北京吉野家快餐有限公司」は売上高6億708万元で29位、「上海領先餐飲管理有限公司」は5億8,000万元で31位にランクインしている。なお、「快餐(※)企業10強」では「北京吉野家」は4位、「上海領先」は5位。
(※)中国では、「快餐(ファーストフード)」にラーメンなども含まれる
麦当労、真功夫は「2005年飲食企業100強」の統計で未調査(推定値)

吉野屋 149店舗 (大陸80店舗)

 
 
(図表)店舗数は吉野家D&C、重光産業のHPより
 
  データで見る飲食産業〜その2
広州を抜き上海が初の首位に
都市別の05年飲食業小売総額
 
 
吉野屋 149店舗 (大陸80店舗)
2005年中国飲食業小売総額の都市別ランキングで、上海市が初の首位に輝いた。売上高は350億元。2位の広州市(301億元)は長年守り続けたトップの座を明け渡したが、1人当たりの外食消費支出では全国平均の約6倍となる4,160元で依然1位。  
同額4位となった内陸部の成都と西安は、社会消費財小売総額に占める飲食業の割合が20%に達し、全国平均(13.2%)を大きく上回っているのも注目に値する。
 
  今年1兆元突破へ、外資導入は減少  
 
2005年の飲食業小売総額は前年比17.7%増となる8,886億8,000万元。15年連続の二ケタ成長を達成し、今年は1兆元を突破すると予測されている。  
その中で、外資導入は減少傾向にある。05年に商務部が批准した飲食業界の外商投資企業は894社で前年比1.23%減。契約ベースの外資利用額は同6.71%増の10億4,100万ドルとなったものの、実行ベースでは2億8,200万ドルの同34.51%減少した。
 
 
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