| デジタルカメラ市場「五一」バトルロイヤル | ||||
| QV -10からコニカミノルタ撤退まで 日本市場で何が起きたのか? | ||||
|
||||
| PC周辺機から写真画質機へ | ||||
家電、カメラ、パソコン、ゲーム、通信メーカなど業界の垣根を越えて約二〇数社がデジカメ市場に参入し、まさに百花繚乱の様相となった。さまざまな機種が発売されたなかで、光学ファインダーとボディ背面の液晶モニターを備え、着脱式小型メディア採用というスタイルが確立したのもこの頃である。そのなかでプレゼンスを高めていったのが、カメラ・写真メーカのデジカメだった。プリント出力を前提に「写真画質」を訴求するメガピクセル時代に突入し、その後の高画素化競争へと引き継がれていく。 |
||||
| 差別化競争が激しさを増す | ||||
| 二〇〇〇年はエポックメーキングな年になった。銀塩コンパクトカメラ二八五万台に対して、デジカメは二九五万台と出荷台数が逆転した。その後は格差拡大の一途。デジカメ出荷台数
は〇四年、八五五万台まで増大した。しかし、普及率の高まりと購入形態が買換え・買増しに移行するなか、〇五年には八四四万台(前年比九九%)と初めて前年割れに。デジカメ市場は成熟期を迎えることとなった。 成長の牽引役であった機能も標準装備され、基本性能での差別化が難しくなった分、新しい付加価値を追求する動きが 顕著になってきている。すなわち手ぶれ補正、高感度化が売れ筋機能で、この春の新モデルは各社足並みを揃えてきた。潜在するニーズを掘り起こして新トレンドや魅力的な機能を生み出せないメーカは崖っぷちに立たされる。 |
||||
| ビジネスモデルの構築へ | ||||
| 一方、コスト対応ができないメーカも危急存亡だ。デジカメがこれだけ普及したのは、価格が安くなったからだ。高画質競争などレンズ光学技術で特色づけをしてきたカメラ・写真メーカも、CCDなどの基幹半導体やデジタル技術を持たないところは戦国時代を生き抜けない。ソニーや松下電器がシェアを伸ばしているのは、開発・生産のスピード力やソフト開発力、投資余力があるからだ。デジタル一眼レフの分野でコニカミノルタがソニーに、オリンパスが松下に、ペンタックスがサムスンテックウィンと技術提携(コニカミノルタは譲渡となった)したのは、自前の力だけではデジタルの荒波を漕ぎ抜けられないと判断したからであろう。
世界戦略においても商品開発力と価格競争力は重要なファクター。中国を筆頭にアジア市場での成否が事業の存亡に関 わってくる。中国ではコダック、サムスンが存在感を高めているなかで、どう日本メーカが機能、価格の両面で魅力づけできるかが成敗を分ける分けるカギとなる。 今年はデジタル一眼レフの動向に注目したい。日本市場では、ソニーや松下が参入し、キヤノン、ニコンと熾烈な戦いを始めることになる。採算無視の低価格競争から脱却し、高付加価値でレンズなどの周辺ビジネスに発展するビジネスモデル構築へ動きが慌ただしくなってきた。生き残り競争はますます熾烈を極めようとしている。 |
||||
| 特集1 特集2 特集3 特集4 特集5 特集6 特集7 特集8 特集9 | ||||
- イケヤ:店舗数拡大へ着手 業績好調で事業拡大(09/11 更新)
- ホーム・デポ:中国展開を始動 買収12店舗の統合作業完了(09/11 更新)
- 恒隆集団:大型商業施設18店開店を宣言 市場を見極め、強気な計画(09/11 更新)
- JAL、9月29日から羽田=上海(虹橋)線を開設(09/05 更新)
- ANA、9月29日から「羽田=虹橋」旅客チャーター便を就航(09/05 更新)
- 日立信息系統(上海)有限公司主催内部統制整備事例セミナー(09/05 更新)
- 中国進出日系企業様向けExecutiveセミナー(08/31 更新)
- ITCI主催・初心者にもわかる中国でのIT導入セミナー(08/31 更新)
- 駐在員のリスクマネジメントセミナー(08/30 更新)
- ジェトロ上海コンテンツ産業セミナー(08/29 更新)
スペシャルインタビュー
![]() |
中外運―欧西愛斯国際快有限公司
大竹豊 氏 (8/15) |
今月の特集
![]() |
環境・省エネビッグバン (8/22) |
ビジネスニュース
![]() |
連載
![]() |
|
広告掲載について
ウェネバーオンラインではバナー及びテキスト広告スペースを用意しております。
お問合せ:web@shwalker.com





