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China Economic Review
「上海」(11月13日〜12月15日)
三菱マテリアル、上海に自動車部品製造の子会社を設立
 
三菱マテリアルは11月15日、上海市に自動車エンジン・変速機用の焼結部品を製造する子会社を04年9月に設立し、このたび各種手続きが終了したと発表した。05年1月からの試験操業開始を目指して、今後製造設備の設置を始める。
100%出資子会社となる「上海菱青汽車零部件有限公司(DiametLingqing(Shanghai)Co.,Ltd)」は、資本金3億円で上海市青浦工業園区に設立。売上目標は2008年度に3億6500万円を設定している。
同社加工事業カンパニーでは、1996年に超硬工具製造拠点を天津市に設けて現地供給体制を強化。新たに焼結部品の製造拠点も確保することで、現地供給のニーズに対応する。
 
  東芝、出資持分取得で杭州に水力発電機器事業拠点  
  東芝は11月16日、富春江水電設備総廠(FCJ)と富士電機(現、富士電機システムズ)が出資して設立した中国の水力発電機器メーカーの富春江富士水電設備有限公司(FFEC)における出資持分譲渡契約を締結したと発表した。
同社はFFECの出資持分のうち80%を取得し、持分移転手続の完了後、社名を東芝水電設備(杭州)有限公司(仮称、THPC)に変更する予定。出資持分の20%はFCJの親会社である中国水利水電建設集団公司(Sino Hydro)が取得する。同社とSino Hydroは、水力発電設備の製造、販売、サービス等に関して提携し、THPCを共同で事業運営する合弁契約を締結した。
同社は中国に製造、販売等の拠点を持つことで、中国国内メーカーに限定された入札への参加が可能となる。中国の水力発電機器市場において、同社は2006年までに80億円、2010年までに140億円の売上高を目指す。
 
  大日本インキ化学、南通市にオフセットインキプラントを完成  
  大日本インキ化学工業は、江蘇省南通市にある100%子会社、南通迪愛生色料有限公司において第二期工事が完工し、11月17日に同地で竣工式を行った。
第二期では、印刷インキ用ワニスおよびオフセットインキのプラントを新設するとともに、有機顔料およびインキ中間体の生産能力を増強。オフセットインキの生産能力は年産1万1000トンで、ワニスの新設分および有機顔料・インキ中間体の増設分は自家消費に充当する。
このたびの新増設で、中国における高品質の印刷インキへの旺盛な需要に対応するとともに、アジア地域への製品供給も行っていく。
南通迪愛生色料は、印刷インキの主原料である有機顔料・ワニスから、最終製品である印刷インキまでを一貫生産する体制を確立したことになる。
 
  トヨタ、上海と広州にサービス技術研究、教育センターの新会社  
  トヨタ自動車は、拡大する中国自動車市場におけるアフターサービス体制の強化を目的に、上海、広州にサービス技術の研究、教育センターとなる新会社、トヨタ自動車技術研究交流(上海)有限会社及びトヨタ自動車技術研究交流(広州)有限会社を設立、11月から稼動を開始した。11月17日に発表した。
両社ともに豊田汽車(中国)有限公司による全額出資で、投資額は上海が約11億8000万円、広州が約8億1000万円となる。それぞれ上海国際汽車城と広州高新技術産業開発区に設立。
両新会社は、高度化する新技術に対応した故障診断技術の研究と整備技法の開発・現地移転、環境対応技術研究や市場品質情報の収集などを実施。また、車両一般整備技術、ボデー・塗装修理技術に加え、サービスアドバイザー・マネージメント教育を行う。さらには補修部品管理や、車両セールスの実務教育も実施し、車両販売からアフターサービスまでの第一線実務者を養成する総合トレーニングセンターとしても機能する。
トヨタのトレーニングセンターとしては、世界最大規模のものであり、年間300コース、2500人の教育が可能となる。
 
  コニカミノルタ、販売体制強化で上海などに新会社設立  
  コニカミノルタホールディングスは11月19日、中国市場における同社グループの本格的な販売体制の強化を目的として投資性公司(傘型会社)を上海市に、生産会社を江蘇省無錫市にそれぞれ設立すると発表した。
05年2月設立予定の投資性公司は、資本金3500万米ドルで同社の100%出資。
無錫市の生産会社は、デジタル複合機、レーザプリンタなど情報機器製品及び部品の生産・開発を行い、新会社の投資性公司が85%、残りの20%をコニカミノルタビジネステクノロジーズが出資する。資本金は同じく3500万米ドルで、04年12月の設立を予定。
 
  ハリマ化成、杭州の現地企業買収で製紙用薬品事業を強化  
  ハリマ化成は11月22日、製紙用薬品の中国子会社(同社51%出資)である杭州杭化播磨造紙化学品有限公司が、事業強化の一環として同子会社に隣接する杭州華科精細化工技術開発有限公司を買収したと発表した。
同社は今回の買収を通じて、同子会社に紙力増強剤及びサイズ剤などの製紙用薬品の技術移転拡大を行い、中国製紙産業の技術の新規需要に迅速に対応していく。
中国では現在、紙の量的な需要の拡大はもとより、紙質の高機能化、古紙の使用比の向上、水などの環境への配慮を背景に、製紙用薬品への新たな技術需要が高まっている。
 
  ジオマテック、無錫の子会社で光学機器用部品の新工場設立  
  ジオマテックは、100%子会社で液晶プロジェクター用光学部品を生産する吉奥馬科技(無錫)有限公司(江蘇省無錫市)において、拡大するリアプロジェクションTV市場に対応するため、新たに光学機器用部品の工場を建設することを決定した。11月22日に発表した。
新工場建設には7億円を投資し、生産能力を現状より50%アップさせ、従業員数は現在の230人から310人に増員する。生産開始は05年7月を予定。
 
  大塚食品、現地法人のレトルト食品本社工場が竣工  
  大塚食品の現地法人である上海大塚食品有限会社の本社工場が11月27日に竣工した。
本社工場の年間生産能力は約2000万食で、四川と上海に研究所を設置して開発したレトルトカレー及びレトルト四川料理を生産する。商品はブランド「BON」を中国語で表現した「夢」シリーズとして販売。発売は05年2月を予定し、初年度の販売目標は10億円。
上海大塚食品有限公司は03年4月に大塚食品が80%、大塚製薬が20%を出資して上海市閔行区に設立していた。
 
  ヤクルト、上海に内販統括型傘型企業の設立を申請  
  ヤクルト本社は12月6日、中国本土でのヤクルト事業を統括管理する内販統括型傘型企業の「養楽多(中国)投資有限公司」の設立を上海市に申請したと発表した。
同社は、中国国内での販売・マーケティング活動の統一化を図りながら、より一層、事業展開を迅速化させるには中国事業全体を統括する組織が必要と判断。中国の現行法では、外資100%の製販企業は自社製造の製品しか販売が許されておらず、内販統括型傘型企業の設立しなければ、中国各地での販売が不可能となっている。
新会社では、中国国内の傘下企業(子会社)製品の全中国での販売を行うほか、マーケティング戦略、物流システム、アフターサービス体制、人事教育制度などの構築も計画。販売目標の100万本/日の早期達成を目指す。
同社は、02年6月に広州ヤクルトで「ヤクルト」の製造販売を開始。今期売上は1億元を突破し、黒字化が見込まれる。今年8月に設立した上海ヤクルトの工場は05年12月末に稼動を予定する。
 
  双日、上海に貿易事業と国内販売の全額出資子会社を設立  
  双日(本社: 東京都港区)は12月8日、中国における持ち株会社(投資性公司)である双日(中国)有限公司が100%出資する「双日(上海)商業有限公司」(双日商業企業)を設立すると発表した。新会社の設立申請は、12月11日からの規制緩和を受けてのもの。
新会社は、中国での貿易権・国内販売権を活かして、双日が強みを持つ中国産品や製品などの海外への輸出を行うと同時に、成長・拡大を続けている中国市場に、必要な資源、食料品、製品などの輸入を行う。
同グループは、2004年4月から07年3月までの「事業計画」において、中国地域を重点市場として位置付けており、積極的な営業展開を行う方針。
 
  三協精機、浙江省にモータ駆動ユニットの製造・販売会社を設立  
  三協精機は、12月7日開催の取締役会で、中国家電市場向けのモータ駆動ユニットの生産能力を増強し、拡大する中国市場への対応を行うと共に市場でのシェアアップを図るため、浙江省平湖経済開発区に100%出資子会社を設立することを決議した。9日に発表した。
新会社「日本電産三協(浙江)有限公司( 予定)」は、資本金1000万米ドルとし、会社設立は05年1月8日、第1期工事完成による生産開始は同年6月を予定している。従業員数は600人体制でスタートするが最終的には3000人にまで拡大する計画。
 
  FLE、国際品質保証規格ISO9001:2000を取得  
  マニュアル、カタログ等の多言語翻訳・DTPなどを手掛けるFLE SHANGHAI CO LTD(上海原岩数碼設計有限公司)は12月3日、国際品質保証規格ISO9001:2000の認証を取得した。
シンガポールに本社を置き東南アジアを中心に世界6カ国で事業を展開する同社は、すでにマレーシア等でも同規格を取得しており、昨今、中国においても品質管理の重要性が高まっており、今回の取得となった。
 
  リアルビジョン、SMICとデザインサービス・パートナー契約締結  
  リアルビジョンは12月15日、中国の大手半導体ファウンドリー企業、SMICとデザインサービス・パートナー契約を締結したと発表した。
同社は、高解像度LCDコントローラ、アミューズメント表示コントローラ、放送グラフィックスなど、3次元グラフィックスおよびビデオ処理LSIのデザイン技術力を、SMIC社の持つ先端マスク、半導体生産能力と結びつけることにより、日本および中国を中心に幅広い顧客の開拓を目指す。
また、SMIC社の日本現地法人であるエス・エム・アイ・シージャパンと協力して、日本国内の大手家電メーカーおよび大手OA機器メーカーなどの顧客がSMIC社の持つ先端マスク、半導体生産能力を従来よりも容易に利用することができるよう、営業およびサポート体制を整えていく計画。
 
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