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中国で売る!
梅のふるさとに逆上陸 効能広め健康志向の先駆けを担う 
第3回〜梅丹本舗

 
松本紘斉・梅博士(財団法人梅研究会・理事長、株~丹本舗・代表取 締役会長)は中国での梅の普及に特別な思い入れを持つ。健康食品として梅は日本で古くから親しまれてきたが、原産地となる中国では捉え方に違いが見られる。優れた効能がまだ知られていないだけに、健康志向の高まりという土壌のもとで未知の花を咲かせる可能性も秘めている。
梅のすっぱさ苦手、「梅=甘い」の認識
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梅丹製品の試飲販売

「『まだ薬のなかった時代から日本人は梅の恩恵を受けてきた。いつか原産地である中国に行って恩返しをすべきではないか』と父は私によく話していました」と、松本紘斉・梅博士は上海で行われた「健康講演会」(カコミ参照)で、中国にかける思いを語っている。梅丹本舗は一九九六年に江蘇省宜興市に独資工場を設立。日本からの技術導入により研究を繰り返し、ようやく品質に自信を持った製品を中国で発売したのは昨年六月のことだった。
日本で梅丹製品を愛飲していた在中邦人にとって待望の現地販売だったが、中国人にはなかなか受け入れてもらえない という現実があった。江蘇梅丹健康食品有限公司上海客戸服務中心の磯敏則・営銷部長は「試飲キャンペーンも展開しているが、中国人には梅の『すっぱさ』が苦手なようだ」と話す。
そもそも中国から日本に伝わった「烏梅(ウバイ)」は甘味。さらに「梅の花を愛でることはあっても、実の利用はほとんどなかった」(松本紘斉・梅博士)というように、中国では昔から食用として深く認知されてきた訳でもなく、ましてや健康食品という概念もない。
しかし、同社は黒糖と蜂蜜の入った飲みやすい梅肉エキス製品での試飲活動を続け、販促を推進。今年二月からは日本の商品を集めたオンラインモールへの出品を開始したほか、中国語のHPも開設した。磯氏は「まずは製品と効能を知ってもらうこと。日本でもリピーターが圧倒的に多いように、飲んでもらえば効果は確実に表れる。月ごとに販売数は増えている」と粘り強く取り組んでいく計画だ。

SARS予防に梅肉エキス
同社は中国展開の開始にあたり、中国トップ五○○企業にランクインする上海復星医薬集団と提携。上海市内に約七○○店舗ある薬局チェーンを販売ルートと して活用している。日本でもマツモトキヨシなど薬局の健康食品コーナーで販売してきた実績がある。
中国では近年、健康志向が高まりをみせている。そのきっかけとなったSARSをはじめ、鳥インフルエンザなどウイルス感染に対する「免疫細胞の強化」は梅肉エキス一六大効能のひとつとなる。
現在、中国市場で「梅の健康食品」の競合相手はいない。それだけに同社にとって健康志向の先駆け商品として一気に普及する、との期待は大きい。
食べ物による健康術を披露「梅肉エキス」は心強い味方
松本紘斉・梅博士の「健康講演会」in上海
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「梅肉エキスで血液サラサラ・免疫力アップ!」を演題とした松本紘斉・梅博士の「健康講演会」が3月15日、上海世博会議大酒店で開催された。
松本紘斉・梅博士は、梅肉エキスの効能に限らず、様々な事例をもとに食べ物と健康の密接な関係について幅広く紹介。講演後には、設置された販売コーナーで商品を買い求める参加者の姿も見られた。
参加した上海在住の男性(28歳)は「中国に来てから飲み始めた。病気になってから薬を飲むのとは違い、免疫力を高める自然素材の力に惹かれている」と述べた。