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  不動産「抽選方式」による分譲も登場  黒ちゃんの--失敗しない中国ビジネス講座  
不動産「抽選方式」による分讓も登場一方で銀行ローン比率厳格監視も
 
昨今中国でのマイホームブームは依然ホットですが、一方で不動産バブルが心配されています。今月も住宅に関連するニュースをピックアップして解説したいと思います。周知の通り、目まぐるしく変わる中国の不動産マーケットでは、常に政策の変更に注目する必要が有り、それに応じ対応する事が要求されます。
 
「今月のニュース (1)」
上海市不動産管理部門は現在幾つかの住宅販売方法を練っている。その中でも開発規模の大きく、購入倍率が非常に高くなると予測される物件に関しては「抽選方式」を採用し、購入者を決めるように開発業者に推薦する。
(七月八日付新聞晨報)
解説
今年一〜三月の上海住宅価格は前年同期比二八・三%上昇を記録して以来、春先から政府が矢継ぎ早に出している
住宅価格抑制に関する政策には、「未完成物件及び不動産権利証(小産証)を取得していない物件の、第三者への譲渡禁止」と「住宅物件オンライン登録義務」が含まれるが、これに続く「抽選購入」が三つ目の政策として市場に出てくる可能性が高くなった。
これまでは、超人気物件に対し購入希望者が殺到し、投機的購入者が高値で希「抽選方式」による分譲も登場一方で銀行ローン比率厳格監視も望者に転売し、値段を吊上げてきた。これを抽選式にする事により、購入者にとっては公平になり、開発業者にとっても販売過程での透明性がアピールできる。
政府による矢継ぎ早の投機抑制策が打たれる上海不動産市場
上記の三つの政策は投機的購入を減らし、販売価格の上昇をある一定範囲内に抑えるという目的のもの。
また、この「抽選購入」方式は、今年の初めに杭州と南京で施行され、マーケットの認知を得ている事から、上海でも受け入られるだろう。今後はこの方式が全国的に広まっていく可能性も十分に有る。
「今月のニュース (2)」
中国人民銀行上海分行は七月七日、「上海市クレジットローンガイドライン」を公布し、その中でも特に高級住宅物件とセカンドハウス(二軒目の購入)に対するローンを厳格化するとしている。先ず借り入れの比率を下げる事になると考えられている。同時に同ガイドラインは上海各金融機構に対し「個人の住宅購入ローン業務を着実に拡大」するよう要求している。(七月九日付「新聞晨報」)
解説
既にこのガイドラインの公布以前に、上海の各銀行は平方メートル単価七〇〇〇元以上/総額一〇〇万元以上の物件に対するローンに対する制限を設けている
。これは、貸出比率を七〇%以下にするというものだが、実際には開発業者と銀行が協力し、ほとんどの物件において八〇%の貸出が可能というのが現状である。
今回中央銀行によるガイドラインが出たが、今後明確に法令化されるとなれば、銀行│開発業者間の協力は困難になり、ローン比率が厳格に監視され、市場にある程度の影響を与えると見られる。
また、中古住宅物件においてはもっと厳しいローン制限を受けている。現在中古物件のローン申請の際、鑑定価格の算出方法を厳格にチェックしたり、既に比較的高額物件に対する貸出率を七〇%以下にしたりしている。さらに、六〇%以下のローン案件も組み始めている事から見ると、今後高額物件の需要が多少鈍っ
  てくると思われる。
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