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 中智上海経済技術合作公司 石磊 董事長兼 総経理
顧客ニーズと満足度を最優先
「知力」が支える経済発展 人材サービスで中日交流に貢献
石磊(せき・らい)
=Shi Lei=
上海市出身(1950年7月1日生)。漢族。本籍・安徽省。中国共産党員(69年4月30日入党)。
67年12月南京軍区坦克(戦車)乗員教導三団修了
81年3月上海外国語学院夜校英語専業卒(二年制)
81年7月上海市業余科技外語学院卒(二年制)
82年11月上海外国語学院英語進修班修了(二年制。大専学位取得)
84年文化部国連教育科学文化機関(UNESCO)上海版権 トレーニング班研修修了
88年4月華東師範大学英語本科卒(五年制。学士学位取得)
職歴
67年12月〜78年9月中国人民解放軍八三四四七部隊指導員、同幹事(宣伝担当)
78年9月〜83年2月上海市新聞出版局組織処労働工資処科員
83年2月〜85年2月上海翻訳出版公司(現上海遠東出版社) 準備領導小組メンバー
85年2月〜89年2月上海訳文出版社副社長(兼上海翻訳家協会 理事・上海出版工作者協会理事)
89年2月〜93年1月上海新聞出版発展公司総経理兼中港上海安全 印務有限公司董事長
93年1月中智上海経済技術合作公司総経理(兼中国 国際技術智力合作公司上海代表処主任)就任
現在、現職のまま親会社の中国国際技術智力合作公司常務副総経理に就く。上海市人材中介協会副会長兼上海市対外文化交流協会常務理事を兼務。
中国国際技術智力合作公司(中智総公司)傘下の中智上海経済技術合作公司(中智上海公司)は、総公司の主要子会社として、国内外に知られる。総公司の売上高の60%余りを稼ぎ出す中智上海を率いるのが石磊董事長兼総経理だ。いま、中国でのヒューマンリソーシス事業は、仲介サービスを認可された外資企業も部分参入し、主に外資企業をターゲットにした激しい競争を展開中。経済開放も本格化し、なにをもってしても知力がいちばんという造語「知本主義」が生まれるいまの時代、中智グループは顧客第一の経営理念を掲げ、果敢なヘッドハンティングなどの手法を前面に、市場開拓をダントツの勢いで進めている。
●まず、読者への自己紹介をお願いします。
いま国有系の事業単位で、人材派遣などの事業に就いていますが、英語の勉強が好きだった私は、若いころの従軍を経て、一貫して翻訳や出版、印刷などの仕事に携わっていました。だから、以前はあなたがたウォーカー・グループと同じような仕事をしていたのですよ。
当時出回り始めた株券の印刷などをしながら、一九八八年に中国とフランスの協力による雑誌「ELLE」の編集を手がけ、九七年前後、欧米の哲学を中国へ導入し、約五〇冊の書籍翻訳を担当していました。今も国連で使われている「英漢大辞書」の編集から出版、発行、印刷などを担当し、九二年に中智総公司に入社、その翌年、いまに至る中智上海公司を設立しました。
●総公司入社後、中智上海公司を設立したきっかけを聞かせてください。併せて中智上海公司についてもご紹介ください。
当時、国が国有企業などの人事異動を行うに際し、私には二つの選択肢がありました。一つは、国家公務員として政府機関にとどまること、もう一つは官を辞し、上海に中智総公司の分公司を創立することです。
あの当時、考えていたのは、将来的には知識が左右する社会となり、その結果、産業の発展を遂げた国だけが前進できるということです。インティレクチュアル(知的)なサービス業とは、すなわち知能の投資による産業であり、国の知識産業を発展させる力になります。人間の知恵や人材によるサービスの提供は比較的新しい産業の一つであり、挑戦のしがいがあると考え、また私自身も挑戦を好むタイプですので、中智上海の創立を選択しました。
中智上海公司は中智総公司傘下最大の全額出資子会社です。九三年五月に正式に成立し、国務院より承認を受けました。その後、上海市政府から外国企業および機構に対するヒューマンリソーシス全般のコンサルティングサービスを提供することを認められました。 主なサービス内容は、人的資源サービス、投資コンサルティング、教育(トレーニング)、貿易などで、これまで二五〇〇社以上の外国企業、外資企業および事業機関を対象に人的資源サービスを行ってきました。そのうち、米誌フォーブスの言う「世界トップ企業五〇〇」に入る企業が二二〇社あります。
〇三年六月、江蘇省常熟市に新竹科学工業園区を設立し、〇四年には上海市南京西路にある嘉里中心(ケリーセンター)に日本の中小企業向けの日本企業援助中心窓口を設置しました。
中智上海公司は上海に二一ヵ所の営業窓口を設置しており、オフィス総面積は一万二〇〇〇平方メートルに達しています。
●経営のモットーはどのあたりにあるのでしょうか。
中智上海公司の外資企業向けサービスは範囲が広く、新しいサービスも次々に開発するなどの中智特有のサービスが成長したおかげで、上海市の対外服務企業として良い評判をいただいています。
中智のサービス理念を総括すると、誠実、尊重、公平、専門性となります。
誠実はサービスの基盤で、社内では一貫して「有言実行と最後までやりぬくこと」を主張し、顧客ニーズの優先と誠意をモットーにしています。顧客からの信用は企業が長期的な発展を遂げる必須条件です。
尊重はサービスの魂(たましい)です。企業は顧客の立場に立ち考えてから、顧客のニーズを目標とします。顧客の成功はサービスのレベルを量るひとつの目安です。顧客の批評や意見を大事にし、各従業員の知能を最大限に動かす、企業の活気を示すバロメーターになっています。
公平はサービスの規則です。中智上海公司はきちんとルールを守って顧客の権利を大事にし、積極的に一般からの監督を受け入れます。自分に対して厳しい要求を出し、公平な競争を行って共同で発展する気持ちを持つことで、市場から厳しい試練を受けるつもりです。
専門性とはサービスの神髄です。企業では、専門的サービス、専門家のサービス、真面目なサービス、科学的なサービス向上も絶えず行い、専門化、標準化、国際化になることを提唱しています。われわれは自らを超えることを追い求めています。常に新しい知識の勉強や新たな領域の開拓をすることで、絶えず進歩を目指すこと、物事に集中することや、多機能を備えたサービスチームを形成することが世界に羽ばたくことができる財産となります。
●御社は具体的には、どのようなサービスを提供しているのですか。
まず、会社の主な代理サービスであるヒューマンリソーシス事業を紹介します。
人材業務というと、一般的には企業へ人材を推薦、派遣すること、または求職者に能力を発揮できる企業を紹介することだと思われるかもしれません。しかし、中智上海公司の人的資源サービスは、単に人材や会社を紹介することではありません。
中智上海公司には相応なヘッドハンティングサービスのほかに、プロの管理者による企業の各保険費用手続きの処理や、要求に基づいた社員の派遣、人材教育および企業と社員の雇用関係を処理するサービスがあります。
他にも、プロによる人材管理コンサルティングサービス、人材評価に使用する各種テストキット、臨機応変なサービス要求への派遣対応、顧客向けにサービス満足度をチェックするシステムもあり、要求に応じた関連資料の提供サービスもあります。
それ以外にも、人的資源におけるいろいろな新サービスを展開することになりました。例えば外資企業が中国で登録する際の代理サービス、投資関係コンサルティング、教育、貿易、輸出入業務の代理などです。
なぜこれほど多くのサービスを展開するかというと、やはり市場と顧客のニーズがあるからです。
例えば、海外の多くの企業家が中国への投資を考える際に、われわれは企業に対して専門的な投資コンサルティングを行えます。また、会社設立時の登録続きなど一連の作業をすべてわれわれに任せることで、プロのサービスが受けられるのです。
●まだ、他にも特色あるサービスがありますか。
企業が中国へ進出することに伴い、多くの外国人社員も中国に来ます。中国語を学びたい、中国文化を理解したいという要望にこたえるため、中智公司では専門の中国語教師を呼んで行うマンツーマンレッスンを開講しました。そのほか、英語、フランス語、企業管理関連のトレーニングも用意しました。
中智上海公司が設置した輸出入業務部門は、企業と結ぶ委託代理契約や外国の商品を購入する契約から、商品の対外支払い、また貨物通関手続きなどに至るまでの各種代理サービスを提供できます。
現在、中智上海公司輸出入業務部門の輸出入累計総額は二・○億米ドルに達しています。
上記サービス以外に、広告代理、ビジネス関連サービス、海外留学や移住のサービスまであり、ウェブサイトの制作管理サービスも行っています
中智公司では常に、永遠に顧客のニーズを最優先にして努力し、良質なサービスを提供するようにしています。
●ウォーカーチャイナを通して、読者に何かメッセージをどうぞ。
中智上海公司は多種多様なサービスを提供できる会社です。先進的なコンピュータ・システムやコールセンター、全国的なインターネットのネットワークがあります。年末までに一五都市を結ぶネットワークサービスが完成する予定です。従業員はみな豊富な経験を持ち、全国に赴任しています。
中日友好促進のため、もっと多くの日本の中小企業が発展するように、さらには中国へ進出する企業が増えるよう、中智公司は大阪に支社を設立しました。今後も中日友好に貢献したいと思います。 |
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