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大連日通外運物流有限公司 |
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国際航運センター建設とインテル進出ビジネスチャンスの到来に企業戦略 |
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後背地に広大な東北地方の農・工業地を抱える大連の物流業界はいま、大きく変ぼうしようとしている。極東アジアの拠点となる国際航運センターとして整備が進む大連港、そしてアメリカの半導体メーカー「インテル」の大連進出は、物流業界にとっても追い風♀ワみとなっている。日系物流会社最大手の大連日通外運物流有限公司も、この好機の取り込みに意欲を燃やしている。 |
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変ぼう遂げる大連の物流構造 |
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中国東北地方で最大の港湾都市として発展して来た大連。いま、東北経済振興を支える国際航運センターづくりが着々と進められ、物流分野の構造がダイナミックに変わり、新たなビジネスチャンスが生まれようとしている。 「東北地方全体をみると、日系企業は自動車関連を除けばまだ少なく、私たち日系の物流会社にとっての市場は限られています。逆に考えると可能性が秘められている、ということも言えるのです。課題も多いのですが、大連が全国三番目の保税港区として認可され、さらにはその保税港区の中に上海に続く保税物流園区が開設され、これらがうまく機能すると上海と同じような経済性も生まれて来る、ということも考えられます」 こう語るのは、大連日通外運物流有限公司の溝手至総経理だ。 同社は一九九二年七月に日本通運と遼寧外運が設立した大連保税区で初の合弁会社。日通のノウハウとグローバルネットワークを生かし、総合物流業者として海運貨物輸送、通関業務、コンテナ輸送、倉庫保管配送、航空貨物輸送、国内輸送、海外引越まで、幅広い物流業務を展開し、輸出では大連の日系企業でトップの取扱高を誇る。 |
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モノと人が動くインテル進出 |
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この大連でいま、物流業界を含め、経済界に大きなビジネスチャンスが広がろうとしている。それは、半導体最大手の米国インテル社が三月末に発表した工場建設計画。大連市経済技術開発区に二五億ドル(三〇〇〇億円)を投資して、LSI(大規模集積回路)の工場「インテルファブ68号」を立ち上げるというもので、アジアで初の大型プロジェクトだ。 工場建設は年内に着手し、二〇一〇年前半にはチップ生産が始まる。従業員は数千人規模になり、モノと人との動きは大きなうねりとなることが予想される。 また、この発表の翌日、インテル社と大連市政府、大連理工大学の三者によって、半導体技術学院設立に関する協定の調印式が行われた。大連経済技術開発区内に一万平方メートルの学校を建設し、半導体人材を養成するもので、これも年内に着工、来年夏には開校の見通しだ。 溝手総経理は「まずは工場の設備関係から動いて来ることでしょう。設備は日本、韓国、台湾、欧米などのものが多いでしょうが、日本製の設備は相当持って来ると見ています。また、従業員も各国籍にわたるでしょうから、人の動きも活発になるはずです。日系の物流会社にもそれなりの期待ができると思っています」と見ている。 | |
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激化する中国物流会社との競争 |
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こうしたチャンスの一方で、物流業界の競争は激しさを増して来ている。コスト面でぶつかり合うのが中国の物流会社。日系のメーカーであっても中国の物流会社が入っているケースも少なくはない。それだけに、インテル関係も漫然と期待ばかりしてはいられない。
溝手総経理は自戒を込めて次のように展望を語った。 「当社は二〇〇六年も業績は伸びましたが、利益率は上がってはいません。これは厳しい価格競争によるもので、今後はセールスを強化するとともに社内コストを縮め、利益確保を行いながらより多くのお客様の貨物を取扱うことが、大切だと考えています。インテル関連も日通のノウハウを全面的に生かしながらコストセーブを図り、このチャンスをものにしたいと思っています」(ウェネバー大連猪瀬和道) | |
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大連日通外運物流有限公司 |
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