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物流シリーズ  
    上海諸星物流有限公司    
  クライアントの規模や形態に合わせ、細かいニーズにも対応する物流を提案
   
   
物流シリーズ
大型設備からパーツ類まで、多様な物流に対応
上海諸星物流は、各種総合物流サービスを提供する諸星グループの上海オフィスだ。先駆けて中国に展開してきた大連でのノウハウや情報を活用して、上海へ進出する各種企業の物流業務をサポート。税関での業務代行、倉庫管理、検品業務、商品管理から現地での商品配送など、一貫した物流業務に対応できることを強みとしている。従来、業務委託先を紹介するなどコンサルティングを主体としてきたが、今後は自社による物流体制の構築を進め、クライアントの規模や形態に合わせた様々な物流業務にも対応できるサービスを展開していく。
 
 
    クライアントの展開に合わせて中国進出  
   
物流シリーズ
精密機器のバリア梱包や木枠梱包も、技術者がJIS規格に則って行っている

諸星グループが本格的に中国に進出したのは、二〇〇三年九月のこと。当時、クライアントの海外展開にあわせて、大連に大連諸星国際物流を設立。国際貿易やそれに伴う輸出梱包、貨物検品などを中心に業務を広げてきた。  
翌年九月に100%外資で上海諸星物流を設立。当初は倉庫などのハード面を構えず、情報収集の拠点として位置付けてきたことから、上海の物流状況の把握とコンサルティングを主な事業として展開してきた。  
現在、常時二〇社近いクライアントの業務に対応。主に機械メーカーの輸出業務全般や、大手メーカーの倉庫、商品管 理、バンニング、通関の手配、精密機器メーカーの物流業務などを手がけている。
 
    業務規模や形態のニーズに適応  
    「上海進出企業には自社車両を購入して輸送する形や、全てチャーターするなどの形で物流業務を行う企業が多いが、単価で感じる安さに対して、思いのほか運営や管理などのコストがかさむケースが多い」(済喜旬子副総経理)
概算すると、日本での物流コストと比べて、倍以上はかかるとの見方もある。  
そこで無駄な経費の削減や見えないコストの軽減をすすめる物流業務を提案するのが同社の役割だ。ある意味、何でも 屋、と称し、時には商品調達の手伝いをするなど、クライアントの規模や形態に合わせた形で細かいニーズに対応してきた。
 
    上海市内と周辺の定期物流を構想  
   
物流シリーズ
済喜旬子・副総経理
同社は今後、自社で国内物流を作りあげることを視野に入れている。具体的には工場地帯が広がる上海周辺と上海を結 ぶ、定期的なルートを作ること。大手の物流企業では採算面で乗りにくい細かい物流業務を同社が取りまとめて、両方の地点をシャトル的に行き来する物流を展開するのが狙いだ。
「中国国内の物流は簡単に手が出せるものではない。フォワーディング(海外へズーリシ流の梱包輸送)や大量輸送がメインとなっているのが現状。その中で、日本からの大手物流会社では対応できていない、細かい物流のニーズを取り込んで行きたい」(同副総経理)  
今後もクライアントのドアからドアまで、様々なニーズに合わせた細かい対応を掲げて、一環物流を提案していく。最終的には、日本での業務まで含めたサプライチェーンでの業務受託を取り込んでいきたいとしている。
 
    上海諸星物流有限公司  
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