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給与以外に中国人が感じる会社の魅力とは
-----本音を聞きだした上での待遇が、優秀な人材確保の鍵となる
(FOUNTAIN 資深人材顧問 GCDF資格を取得 張梅) |
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(FOUNTAIN 資深人材顧問
GCDF資格を取得 張梅) |
日系企業で広く認識されている中国人職員の行動パターンは「給料さえ良ければ転職する」の様です。しかし本当でしょうか? 結論から言えば、それは大きな誤りです。以下、例を踏まえながら、中国人社員の行動パターンを考えてみましょう。 |
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中国人スタッフが感じる企業の魅力 |
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日系企業勤務で転職意欲のある一〇〇〇人以上の中国人から聞き取ったところ、以下の様な本音が浮かび上がってきました。
(1)キャリアの発展−転職先の会社での具体的な仕事内容に基づき、自分の能力がどれぐらい発揮できるのか。それによって、自分の人材市場価値がいかに値上がりするのかに最も関心があるようです。
実例として、ある三〇代の優秀で経験豊富なSA(System Analyst)PM(プロジェクトマネージャー)は、手取りで一万四〇〇〇元程のIT系企業から、一万一〇〇〇元の某著名商社に転職しました。彼にとって大切なのは、キャリアの発展だったのです。彼は、より広い視点で、技術経験を生かしながらマネージメント能力を高め、自分の価値を一層上げられると確信しています。
(2)会社の規模と会社の発展目標−規模を重視する傾向は、若い人や女性に圧倒的に多く見られます。しかし、男女問わず一定の経験を積み、実戦力のある人は、むしろ会社の今後の発展、将来性があるかどうかに強く関心を持つ様です。
営業一筋でやってきたある三〇前後の男性は、真剣に考えた結果、大手企業から規模の小さいメーカーに転職しました。その理由を、もっと自分の能力、経験を生かせる舞台が欲しかったと答えてくれました。規模は小さいけれど、扱う商品が良く、会社の掲げる発展の目標、市場戦略等が明確なため、自分が一所懸命に働けば、会社が大きくなる上、今までに無い程の高い達成感が期待できると語ってくれました。
(3)福利厚生の充実ぶり−様々な福利厚生項目の中、多くの中国人ホワイトカラーにとって、現在一番魅力に感じるものは、男女問わずに「住宅積立金」という、会社が社員に対して支給する住宅購入の補助金制度です。この額が高い企業に人気が集まっています。その次に「商業保険」、そして「有給休暇」、「社員旅行」などです。さらに、部長クラス以上になると「住宅手当」、「子供の教育費」やたまに「ストックオプション」なども対象に上がります。
(4)仕事環境−これは、「物理的な環境」と「人間関係を含めた会社の性格」両方を差しています。中国で本当の意味でホワイトカラーが生まれたのはこの数年であり、都市部でもごく少人数でしょう。立派なビルの空調の効くオフィスで仕事ができるのは「有面子」であり、友人、親戚、ご近所の人々に対して、誇り高いものなのです。
「会社の性格」には、複雑な意味を内包しています。会社の雰囲気、人間関係、管理制度の柔軟性、上司の人柄などがかなり重要なウェイトを占めます。例えば実態に合わない厳しい管理制度があれば、優秀な人材は流出してしまいます。また、若年層は「物理的な環境」を重視する人が多いのに対して、三〇代以降の経験がありしっかりとした自分のビジョンを持っている人は、「会社全体の雰囲気や性格」に注目する傾向にあります。
「個人主義」とよく言われる中国人ですが、実は仕事を通じ、自己実現、自己発展を望んでいると言えます。これを踏まえて企業側も適切な対策を考えなければならないでしょう。彼らの本音を聞き出し、それに合わせた対応が大切です。
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