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高レベルの地場企業とパートナーシップ
上海国際汽車城 F1開催で注目集まる嘉定区 アジア最大のオートシティを指す
 
  九月二六〜二八日の三日間、上海市の西北三〇キロに位置する嘉定区安亭鎮に完成したばかりの上海国際賽車場で、中国初のフォーミュラーワン(F1)国際グランプリが開催される。
F1会場となる上海国際賽車場は、自動車産業専用の工業区とも言える上海国際汽車城内に位置する。
同城は、二〇〇一年から市政府のプロジェクトとして、世界的な自動車都市である米国デトロイトを手本に、アジア地区最大のオートシティを目指し建設された。
国家級施設の監査センター
  敷地総面積六八平方キロメートルの開発地域は、製造区、貿易区、研究開発区、教育区など六つの区域から構成され、三万人が入居できる住宅地やゴルフ場施設も間もなく完成予定だ。住宅区内には学校や中米合弁による大型病院も完備し、ドイツ人デザイナーを起用して設計された住宅環境は申し分ない。
機能的なエリア構築
製造区には、日系企業のほか、欧米と国内の自動車完成車・部品メーカーの工場があり、国内人気ブランドの上海大衆汽車(フォルクスワーゲン)が計三工場を有している。開発区には、部品メーカーのR&Dセンターや、国内四ヵ所目となる国家レベルの国家機動車産品質量監督検験中心(上海)があり、長江デルタ地域一帯の品質検査をここで行っている。
教育区では、九月から同済大学汽車学院が開校し、自動車に関連した研究や人材育成を行う予定で、自動車業界における技術者不足を解決できると期待している。
また、現在建設を進めているのが、テーマパーク、博物館、展示場、専売店の四つの施設で、来年には貿易区内に完成オープンする。
マイカー保有率が上昇傾向にあるとはいえ、まだ本格的なマイカーブームとまではいかない中国だが、今回のF1開催を機に、自動車産業に注目が集まるのは確実である。
立地の良さで有利に
開発地域の北西に新たに建設される敷地総面積四〇平方キロメートルの産業園区には、部品メーカーを中心に誘致する。上海国際汽車城は現在は市級レベルだが、上海市長寧区の虹橋開発区と提携し、同開発区の拡張地として来年六月をメドに国家級レベルに昇格するための申請を行っている。
これにより、輸出増値税還付率が現在の一三%を超えるとともに、企業所得税が現在の二四%から一五%に軽減されることは、進出する企業にとって大きなメリットとなる。
今年八月からは産業園区内の三平方キロメートルの開発を進め、五年後には一〇平方キロメートルのエリアが完成する予定だ。
同城の長所として交通の便利さも挙げられる。虹橋空港から二二キロメートル、呉淞港から二五キロメートル、各高速道路、環状線のランプまで約五分という近さだ。
上海国際汽車城産業発展有限公司の丁暁華市場部副経理は、「交通環境については上海近郊の工業区より勝っている」と自信を見せる。
 
 
 
また、これまで嘉定区で働く人の多くは上海市区内から通勤していたが、開発区内に快適な生活・教育空間を提供することで、嘉定区の生活人口を増やすことも想定している。
今後、国内自動車産業の発展と共に、上海国際汽車城が世界的知名度を持った開発区になる日も近いかもしれない。
上海フォルクスワーゲンの工場
お問合せ先 上海国際汽車城産業発展有限公司
住所:上海市外岡嘉松北路 768 号
電話: 021-59580531 FAX: 021-59580533
担当:朱春芳(業務代表)
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