Walker
中国最新情報満載!!
	物流シリーズ→創領信息技術(上海)有限公司(ITCI)  
    新車種製造開始にもスムーズに対応・シロキ工業中国工場
GEMPLANET/WEBSKY 軽舟」をスピード導入
 
   
   
ITソリューション
プロジェクトリーダーの池田秀樹・業務部部長(右)、総責任者の吉田博光・総経理(中)、運用面リーダーの斉健・生産管理課課長
自動車のドアフレーム、モールディング、レギュレーター等製造メーカーとして、その高い品質に定評があるシロキ工業。広東省広州市での日系自動車メーカー の活発な動きにあわせ、昨年五月から生産管理システムの導入検討を開始。一一月に日立の生産管理パッケージ 「GEMPLANET/WEBSKY 軽舟」の導入に着手。五月下旬の新車種用生産ラインオフにともない複雑化する受注や部品調達にスムーズに対応する体制を築いている。
すでに旧正月開けの二月上旬からテスト運用に入るというスピード導入が功を奏し、五月下旬の広州トヨタラインオフに向けた生産体制を整えることができた。同ソフトのスピード導入で、複雑化する生産管理の精度を迅速に高めたユーザー事例を紹介する。
 
 
    高度な品質と技術に徹底したこだわり  
   
ITソリューション
 
シロキ工業株式会社(本社・愛知県豊 川市、伊地知舜一郎社長)は、自動車のシートリクライナ・シートアジャスタ、ウインドレギュレータ、ドアロックなどの自動車用内・外装機能部品やドアサッシ、モールディングなどの車体外装部品の開発・製造・販売をワールドワイドに展開、その品質、技術力の高さには定評がある。  
現在、完成車メーカーのグローバル化にあわせ、同社も世界の四極市場に対応するサプライヤーとして、アメリカやタイなどにも拠点を設立、国際競争力の強化を図るべく国内外において生産・開発体制の強化・整備に積極的に取り組んでいる。広東省の広州経済開発区で「広州白木汽車零部件有限公司」を立ち上げ、生産開始したのは昨年四月。自動車産業の活発化とともに競争も激しくなっている広州の自動車部品市場だが、吉田博光・総経理は「三キログラム以上の異物が挟まると自動的に反転するレギュレーターなど、特別な技術を用いた製品は、弊社独自のもの。品質と技術力には、人一倍こだわりをもっている」とモノ作りに熱い情熱を注いでいる。  
現在、同社の月産は一万三〇〇〇台となっている。さらにこの五月末の広州トヨタ向けの新製品生産開始により、〇七年はじめには、月産二万七〇〇〇台に引き上げる計画だ。池田秀樹・業務部部長は「供給量が大幅に増加する。このため、生産管理システムの導入による体制整備が急務だった」と話す。
 
    生産体制を固めた上でのスピード導入  
   
ITソリューション
前列右から日立信息/上海の陳ト毅係長、白木の姜章祿氏、斉鍵・同生産管理課長、日立信息/広州の梁家聲氏、後列右から、日立信息/深センの孟静氏、日立信息/広州の藍海霞氏、そして菅野修一・広州分公司総経理
完成車メーカーからの受注管理、それを受けた国内外への発注管理、ライン負荷管理やカンバン生産などなど自動車部品メーカーの生産管理はあらゆる要素を考慮することが必要だ。
「我々の供給が滞れば、完成車生産ラインにダイレクトに影響が出る。カムリ生産開始で、扱うべき品目も増え、情報量が増大することから、きっちりと生産管理をしなければ、いつ部品が欠品し、顧客に迷惑をかけるとも限らない」(池田部長)
こうしたことを考え、工場稼働後の比較的早い段階で生産管理システム導入の検討を開始。同社がシステム導入の際に最もこだわったのは、「実際の業務でしっかり使えるものを」(池田部長)ということだ。
「複雑な機能をたくさんつけるより、まずはお客様からのインに対して正しいアウトがでればいい、ということで顧客から電子データで入った注文をきっちり受けることを第一に考えた」(池田部長)
広州拠点の生産開始は昨年四月。生産開始当初から表計算ソフトなどを使用した管理を行い生産体制の方向性を固めてきた。このことが、「GEMPLANET/WEBSKY 軽舟」(以下、「WEBSKY」)導入の際の業務設計においても考え方がクリアになり、結果的に五月の新ラインオフへの体制づくりに十分間に合うスピーディな生産管理システム導入が実現できた。
また、業務設計を担当した日立(中国)有限公司の中村和也・営業開発中心副総経理は「システム設計をする際の細かい点に関して、シロキ殿の意思決定が、非常に早かった。ユーザー側がどのようにシステムを利用するかが明確だったことが、スピード導入の一番の要因」と話す。
今回のスピード導入は、まさにシロキと日立のぴったりと息の合った協力体制が実現させたものといえるだろう。
 
    「とにかくよく話を聞き提案してくれた」 日立のサポート力を信頼  
   
ITソリューション
新車種用の生産ライン
ITソリューション
実はシロキ日本本社で使用している生産管理パッケージは他社製品。広州でも当然、同じ会社の製品を導入することを前提条件にしていた。しかし、同社は「とりあえず、のつもりで」見積もりを取った日立を結果的に選んだのだった。
日本で使っているものと違う会社の製品を導入するというのは、冒険と見られた。しかし、日立中国の中村氏と日立信息系統(上海)有限公司の米家信行・ERP部二課課長からの度重なる熱心な説明、そして自社にあわせた数々の提案を聞き、「単純に自社ソフトを売る、というだけではなく、シロキの生産管理にあわせてくれる姿勢に、ここなら安心して任せられる、と感じた」。
さらに、「日本本社の伊地知社長は、中国のことは全部任せると言ってくれた。佐竹史郎・原価システム部取締役 も日立の熱意の前に是非やってみたらいいと支持してくれた」(吉田総経理)。こうした日本本社の後ろ盾もあり、今回の「WEBSKY」導入が決定したのだ。
 
    生産管理業務を大幅効率化  
    同社は、「WEBSKY」を導入したことで、生産管理業務の大幅な効率化を実現した。
「これまで各自が表計算ソフトで作っていたデータを生産管理システムのひな形に載せなければならない。そのなかで品番がついていないものや、つぎはぎのアラがすべて浮き彫りになった。この作業は大変だったが、結果的に徹底的な業務改善につながった」(池田部長)
導入をきっかけにキーになる品番を正しくつけたことで、これまで各セクションでそれぞれ呼び名が違っていたものに関しても共通の言葉ができ、全社的に業務の整理ができたという。
複雑なニーズにも、ユーザーの環境に合わせて対応できる「WEBSKY」を導入し、生産管理システムを構築した同社。今後は、「データ管理にプラスし、データのグラフ化などを通じて異常が起きた場合、直ちに発見できるようなシステムを作っていきたい」(池田部長)という。
新ライン稼動を前にシステムを整えた同社は、今後も「WEBSKY」で複雑化する生産管理の精度を高める。日立も今後 さらに高度化するニーズに対応する提案を行い、より息の合った協力体制を築いていく。
 
    日立信息系統(上海)有限公司  
    上海市茂名南路205号瑞金大厦2401号
TEL:(021)6473-1244(内線107)  
FAX:(021)5456-2339
E-mail:websky@hiss.cn
URL:http://www.hiss.cn