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私も起業家
  「日式甘味処を上海でも」  趣味生かした夢、ついに実現  
  上海日品餐飲管理有限公司    浜口美香  副総経理  
  上海のマンション六階にひっそりとオープンした甘味処「Sakura*Do」。企画・運営するのは上海日品餐飲管理有限公司の浜口美香副総経理。同社は浜口さんが上海留学時代に知り合った中国人の知人と今年五月に設立した。
法律事務所に勤務していた浜口さんは、視野を広げる目的で退職し、上海に渡った。一年の留学を終え帰国したが、何か物足りなさが残り、「何か自分に出来ることがあるのでは」と考えた結果、上海に和菓子を提供する甘味処がないことに着目した。
 
  ● 起業は未知の経験ばかり  
  趣味だった和菓子つくりについて再度勉強を重ね、自分なりの感覚をつかんだ。そしてわずか一ヵ月後、上海で和菓子を販売するという夢の実現に向かって、準備資金三〇〇万円を頼りに再び上海での生活をスタートさせる。
ホームページを開設し、ネットを通して上生菓子の販売を始めた。毎朝三時四時起きで和菓子を作り、自分の足で配達する日々。「どんな方が買って下さっているのか。お客様の顔が見たかった」と話す。今でも初めての配達先には自ら出向いている。
三月からどら焼の販売を始め、ホームページ効果と口コミで顧客も増えだしたところで、店舗開設に向け会社設立準備に入った。食品の製造、販売、飲食店経営はそれぞれ異なる許可証が必要。工商管理局との中国語でのやり取りは困難なものだった。
 
  ● 「日式甘味処」オープンへ  
  しかし、やり始めたら中途半端で投げ出 すことはできない頑固さが幸いし、会社設立にこぎつけ、設立一ヵ月後の〇四年六月、念願の甘味処「Sakura*Do」を開店。店内には、浜口さんの家族が制作した日本的なディスプレイが施され、ソファとテーブル席のほかに畳部屋もある。最近は一日一〇人ほどの来店客がある。
原料となる小豆、砂糖などは蘇州や上海の市場で買い付けている。問題はやはり品質管理。
「同じ砂糖を数袋買って、甘さが違うことがあった。中国での材料調達は一つ一つ品質チェックするのが大変」と話す浜口さんは、食品を提供することに緊張感とプレッシャーを感じ、自分の目の届かないことはしたくないと強調する。
目標について、「いちばんの理解者であるパートナーに恩返しするためにも、現在はどら焼の販売拡大を、将来的には路面店を開店して地域密着型の甘味処にすること」と話した。
 
  ● 上海日品餐飲管理有限公司  Sakura*Do/桜花堂  
  上海市長寧区定西路1279号名光大廈604室
TEL:021-62521616
E-mail:cdl85330@par.odn.ne.jp
URL:http://www2.odn.ne.jp/cdl85330/
 
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