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Business Scene
    中国フォーク市場にくさび
   上海での販売現法正式稼働
  小松フォークリフト
小松フォークリフトは上海市浦東新区の外高橋保税区に、フォークリフトおよび物流システムの販売とサービスを進める現地法人を設立、6月7日、その正式披露を行った=写真=。独資現法、小松叉車(上海)有限公司=KOMATSU FORKLIFT(SHANGHAI)CO.,LTD=は資本金40万米ドル。メインオフィスは同新区銀城東路101号の匯豊大廈33楼に置く。小松フォークリフトはまず05年度1500台の販売を目標に、小売店網体制を整備する。中国市場の成長が注目されていることから、各社は相次ぎ現地生産や販売拠点の確立に乗り出している。小松フォークリフトは、提携関係にある独リンデが福建省廈門(アモイ)市に設立していた工場で2001年に生産を始めていた。
    販売網再構築に傾注
  小松フォークリフトはこれまで上海に駐在員事務所を開設し、情報の収集と代理店販売の支援などに当たってきた。
この期に訪中した渋谷武男社長は「フォークリフト製販市場で、この3年は日本、海外とも業績が向上しているなか、上海における新公司発足による勢いを借り、中国マーケットにしっかりした基礎を打ち込みたい」と述べた。
同日、全国の代理店(ディーラー)を集めた会合を同じ上海で開催しており、小松フォークリフトとしての独自の販売ネットワーク作りが稼働したことになる。
 
    04年は5万台後半
  工場の生産現場、在庫や部品を保管する倉庫、流通業の物流センターなど、すべての物流現場で欠かすことのできないのがフォークリフト。台数では増加基調に入り、明るさが見えているが、価格は激しい競争が繰り広げられている。
中国の国内フォークリフト市場は、02年の約2万5000台から03年4万5482台、04年は5万台後半(04年1-4月実績で2万台)に増加するのは必至と見られている。このうち国産車を除いた外資車の占める比率は、規制緩和などにより02年の約7000台から05年には1万台以上に拡大するとの見方が有力だ。
日産自動車や日本輸送機(ニチユ)などの主要メーカーも現法を設立している。三菱重工業は遼寧省の大連叉車に技術供与し、生産に入るほか、米キャタピラーとの合弁会社の子会社を通じ、上海市場を中心に営業を開始する。豊田通商と豊田自動織機はディストリビューターを設立している。製品は03年4月から生産を開始した豊田工業昆山有限公司(江蘇省蘇州市下)および日本から供給を行う。
 
    トヨタグループと決戦
  豊田自動織機はフォークリフトの分野で、当初トヨタ自動車の販売網を使っていたこともあって、日本国内だけでなく、世界でもトップ企業。渋谷社長はライバルのトヨタグループとの関係に触れ、「トヨタのフォークリフトは(システム販売に優れた)他の国々での状況と違い、中国でははっきりしたものが確立されていない」と見ており、口を接いで「中国市場は両者の勝敗を決める戦場ともなろう」とも語っている。
さらに「小松はセールスでトヨタに次ぐ第二の地位に甘んじているが、アフターサービスではトヨタをしのぐ」と指摘し、自社販売網を再構築しつつある中国市場でも、顧客第一のアフターサービスの充実が今後の鍵となるとの見方を披露した。
 
    10回目数える国際金型展    精巧・自動・高速化など如実に
  中国模具工業協会が主催する「中国国際模具(金型)技術・設備展覧会」が5月12〜16日、上海新国際博覧中心で開催された。精巧な金型による加工の実演のほか、自動化、高速化が進むマシニングセンターなどの工作機械を見に、多くの来場者を集めた。
10回目を数えることしは、アジア一、世界でナンバーツーの規模を誇る金型展とあって、過去最大の展示面積である3万5000平方メートルの会場に、地元中国はもちろん、米、独、日、伊、英、韓、スウェーデンといった各国からの出展が勢ぞろいした。
 
    デジタル生活を体験しよう    上海に「Sony Gallery」オープン
  索尼(中国)有限公司は5月17日、北京に続く2号店となる上海「Sony Gallery」の開幕式を行った。
同ギャラリーは淮海中路901号に設けられ、1〜3階の総面積が1050平方メートル、カーステレオや映画の音響効果、エンターテイメントロボットAIBOの体験コーナーなどがある。
同公司家用電器本部の松嶋忠信総経理は「最新のデジタルネットワーク生活を体験できる。上海の人々も、現場で実際に触れて、Sonyにしかないデジタルの楽しみを感じ取ってほしい」と挨拶した。
 
    インターコンチの進出20周年    中低価格帯ブランドも積極展開
  100ヵ国・地域にホテル3500軒をチェーン展開する世界最大級ホテル管理業者インターコンチネンタル(洲際集団)が中国進出を果たし20年。5月25日、北京五洲皇冠暇日酒店(CROWNE PLAZA PARK VIEW)での記念イベントと、9つの新ホテルに関する調印式も行われ、うちリーズナブルなブランド「ホリデイイン・エクスプレス」が注目を集めた。
同クラスホテルの普及度は先進国で70%だが、中国では15%程度。潜在市場の大きさがうかがえる。
 
    上海に合弁でLink-C開設    経営コンサルの日本LCA
  東証二部上場のコンサルティングファーム、日本エル・シー・エー(LCA-J)が凌空行(上海)企業経営有限公司=Link-C=を開設し、5月18・19日、披露を兼ね設立記念セミナーを開催。
LCA-Jと大地コーポレーションによる合弁で、大地の厳国超董事長=写真右=、LCA-Jの飯盛尚英董事総経理=同左=がそれぞれLink-Cの代表に就任した。
今後は主に日本企業が中国市場へ参入・展開する活動を支援する。連絡先は上海市黄浦区中山南路28号 久事大廈2楼 電話021-63306980
 
    第4回上海国際信息化博開催    富士通が医療ソリューションを紹介
  上海展覧中心で5月20〜23日、「上海国際信息化博覧会」が開催された。
富士通(中国)信息系統有限公司も出展し、中国国内で今後展開予定のバーチャルホスピタルシステムを紹介した。
自宅で診察相談から病院の検索ができるほか、ICカードを携えての外来治療によって、病院内での対応もスムーズになる。
ブース内では、同システムを紹介したVTRの放映や、HOAP-2ロボットによる相撲や太極拳のパフォーマンスなどが行われた。
 
    中国でトレンド情報を配信    創光(SOCO)が開業パーティー
  トレンド情報ビジネスを手がける創光信息技術(上海)有限公司は6月7日、上海・花園飯店で開業式を行った。
同公司は、三菱商事と主婦の友社による合弁会社で、出資比率は三菱商事51%、主婦の友社49%となる。
三菱商事の中国におけるネットワークを軸に、主婦の友社が女性向け雑誌出版で蓄積した情報を活用したコンテンツ供給を行う。
上海をライフスタイル情報の発信地にしたコンテンツ配信の発展を目指し、将来的には、通販やデジタル周辺事業も検討していく。
 
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