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ビジネス特集
「有機」の潮流 〜アグリビジネスへの挑戦〜
企業クローズアップ:高品質の食品容器メーカーのパイオニア、「食の安全」の総合コンサルティングを展開
餃子、シュウマイなど、おなじみの冷凍食品や、寿司、刺身、弁当、サラダなどスーパーやコンビニで販売される食材には欠かせないプラスチック容器――この"食材の着物"ともいうべき容器の品質は、「食の安全」確保には欠かせない重要な要素だ。北京雁栖中央化学最高顧問の大野実氏に話を聞いた。

北京雁栖中央化学最高顧問の大野実氏。大手商社にてプラスチック事業に携わること 30年強。食品包装材料分野を熟知する
食の流通革命がもたらした高品質の食品容器製造
品質向上に細心の注意を払っても、ホンの小さな異物が容器に忍び込んでいれば消費者にとっては興ざめどころの話ではない。時として食中毒を引き起こす原因となることもある。
日本のスーパーやコンビニで扱われる食品は、高い品質の保持と完璧な衛生の確保が求められる。
消費者が日々当たり前のことのように冷凍食品を買い、「コンビニ弁当」を口にできるのは、背景としてPOSシステムの普及、スーパーやコンビニに代表される流通業界の成長がある。そして、この「流通革命」を陰から支えてきたのが食品容器メーカーのパイオニア、中央化学である。
同社は1957年に創業。東京の板橋で醤油・ソースのタレビン製造を開始して以降、次々と大量・多品種のトレーや弁当容器を開発、業績を伸張させてきた。

同業他社に先がけ"QSマーク"を取得
QS認証をいち早く取得
1994年10月、中国国内での生産、販売を目指し、北京雁栖有限公司設立。海城、上海、無錫、東莞、重慶、天津、香港の各拠点と連携をとりあいつつして10年以上の歩みを重ねてきた。
従来、多くの顧客にとっての関心事は "コスト"だった。しかし、北京オリンピックを控え、国際水準の食の安全を目指す中国政府による厳しいチェックが食品の容器にも及んできたことは、同社にとって真骨頂を発揮できるチャンスが到来したことを意味する。中国政府の『質量安全』生産許可である"QSマーク"をいち早く取得、工場内の厳しい衛生管理と徹底した従業員教育を通じ、市場に攻勢をかけるための体制づくりを進めてきた。

食まわりの総合的な安全をめざしアンテナショップも開店
「食の安全」を総合的に提供するためのアンテナショップを、北京の大洋路、東郊、阜石路、来広宮の4箇所に設けたのも、内販戦略の一つである。
同社は、箸やスプーン、フォークといった食にまつわる製品のほか、安全と環境への配慮を売りに豊富なアイテムを取り揃えている。たとえば、捕虫灯、殺虫剤ゴキブリ取り、耐久性抜群のプロ用の掃除・洗浄用品など。きめ細かな感覚がモノづくりに反映していることが人気を呼ぶ由来だ。
また、価値観や理念を同じくする関連メーカーとのジョイントにより、昨今ではいわば「食まわりの総合コンサルタント」の様相も呈し始めてきた。
これは、同社が、自社の位置づけを「日系の食品着物生産会社」から、「食の巨大市場全体を考える企業」へと脱皮する転換期に差し掛かってきていることを示すものであろう。
「まだまだ、これからですよ」||北京雁栖中央化学最高顧問の大野実氏の眼差しは明るく、希望に満ちている。
(ウェネバー北京 / 新井初枝)
北京雁栖中央化学有限公司
[住所] 北京市朝陽区王四菅郷
[電話] 010-8739-4090・8739・9100 / [FAX] 010-6166-8844
[URL] http://www.bj-chuo-kagaku.com
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2007/12/19 更新
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