ビジネス特集
有機米第一人者に聞く:崇明島で有機米を生産、上海トップの地位を自負 ― 羅効正 氏(上海博葵生物科技有限公司総経理)
2004年より上海で有機米を生産販売する上海博葵生物科技有限公司。毎年増産を続け、今年は年産2,000トンを見込んでいる。販売も「出荷すれば売り切れ御免」と非常に好調だ。羅効正・同社総経理に、市場の状況や今後の計画を聞いた。

崇明島で栽培される有機米。今年は年産2,000トンを見込んでいる
今年は2,000トンを生産、出荷すれば「売り切れ御免」
――(編集部) 2004年に台湾地区から上海に拠点を移し、有機米の生産販売を開始しました。
羅効正氏 台湾地区の台東出身で、実家は農業法人を営んでいます。台湾品種の有機米を根付かせようと、上海にやって来ました。
――順調に増産を続けています。
羅 崇明島に水田を設け、年々増産して来ました。04年、年産40トンだったのが、05年170トン、06年600トンとなり、今年は2,000トンを見込んでいます。更に08年は5,000トンを目指しています。
――販売チャネルを教えてください。
羅 販売エリアは上海で、コンビニエンスストアーはファミリーマート、スーパーは大潤発や楽購などで扱っています。また、テレビショッピングでの販売も行っています。 売れ行きは好調で、出荷すれば売り切れる状況です。現在、上海には 14の有機米ブランドがありますが、そのうち売上げはトップだと自負しています。
――(編集部) 2004年に台湾地区から上海に拠点を移し、有機米の生産販売を開始しました。
羅効正氏 台湾地区の台東出身で、実家は農業法人を営んでいます。台湾品種の有機米を根付かせようと、上海にやって来ました。
――順調に増産を続けています。
羅 崇明島に水田を設け、年々増産して来ました。04年、年産40トンだったのが、05年170トン、06年600トンとなり、今年は2,000トンを見込んでいます。更に08年は5,000トンを目指しています。
――販売チャネルを教えてください。
羅 販売エリアは上海で、コンビニエンスストアーはファミリーマート、スーパーは大潤発や楽購などで扱っています。また、テレビショッピングでの販売も行っています。 売れ行きは好調で、出荷すれば売り切れる状況です。現在、上海には 14の有機米ブランドがありますが、そのうち売上げはトップだと自負しています。

これまで地元企業にOEM供給していたが、近々自社ブランドの展開を開始する
台湾地区の4倍高い有機米、有機野菜の生産もスタート
――自社ブランドの展開を準備しています。
羅 これまで地元企業にOEM供給するかたちを採って来ましたが、現在、自社ブランドを準備しています。 今年に入り、江西、安徽、東北地区などを回り、有機米に適した土地を探しましたが、江西で300ヘクタール強の土地を購入することに決めました。
――中国大陸の有機米はまだまだ値段が張ります。
羅 台湾地区の有機米と比較し、4倍しています。輸入米となると10倍するものがあります。
市場が拡大し、スケールメリットが出てくれば価格を下げられます。弊社はそれに貢献して行きたいです。
――生産品種は有機米に留まりません。
羅 緑豆、糯など有機で雑穀を生産しています。来年には有機野菜の栽培も始めるつもりです。
――自社ブランドの展開を準備しています。
羅 これまで地元企業にOEM供給するかたちを採って来ましたが、現在、自社ブランドを準備しています。 今年に入り、江西、安徽、東北地区などを回り、有機米に適した土地を探しましたが、江西で300ヘクタール強の土地を購入することに決めました。
――中国大陸の有機米はまだまだ値段が張ります。
羅 台湾地区の有機米と比較し、4倍しています。輸入米となると10倍するものがあります。
市場が拡大し、スケールメリットが出てくれば価格を下げられます。弊社はそれに貢献して行きたいです。
――生産品種は有機米に留まりません。
羅 緑豆、糯など有機で雑穀を生産しています。来年には有機野菜の栽培も始めるつもりです。

「日本の有機農業技術を取り入れたい」と話す羅効正・上海博葵生物科技有限公司総経理
2010年までが成長期、日本の技術も取り込みたい
――中国で有機米の農業法人を経営する困難はどこにありますか。
羅 有能な労働力の確保が難しいです。農村では労働力の高齢化が進んでいます。また、高学歴の人材は農業を避ける傾向があります。有能な人間が集う魅力のある企業にして行きたいですね。
――今後の計画を聞かせてください。
羅 2010年までは有機米の農業は成 長を続けると見ています。その間、弊社はできるだけ規模を拡大し、ライバルとの差を付けたいです。華東地区で地盤を築いた後、北京や天津など華北の市場にも挑むつもりです。
日本の有機農業技術は世界でもトップクラスです。日本の農業従事者と協業し、技術を移植することで、より先進的な有機農業ができたらと考えています。
――中国で有機米の農業法人を経営する困難はどこにありますか。
羅 有能な労働力の確保が難しいです。農村では労働力の高齢化が進んでいます。また、高学歴の人材は農業を避ける傾向があります。有能な人間が集う魅力のある企業にして行きたいですね。
――今後の計画を聞かせてください。
羅 2010年までは有機米の農業は成 長を続けると見ています。その間、弊社はできるだけ規模を拡大し、ライバルとの差を付けたいです。華東地区で地盤を築いた後、北京や天津など華北の市場にも挑むつもりです。
日本の有機農業技術は世界でもトップクラスです。日本の農業従事者と協業し、技術を移植することで、より先進的な有機農業ができたらと考えています。
ビジネス特集 07年12月号一覧
情報提供:
Whenever CHINA 07年12月号
Whenever CHINA 07年12月号2007/12/19 更新









