中国業界人記事
前回は、中国の美容外科の現状について簡単にご紹介しましたが、今回は日中における美容外科の違いについて述べたいと思います。
私は春節を利用して、久しぶりに日本に帰ったのですが、手にした女性誌を開くと、美容外科の広告量の多さ、内容のいい加減さに驚きました。中国では昨年から、医療広告に関して厳しい制限を加え、病院名、診療科名、診療時間、場所、電話番号を載せることしか認められていません。本来、日本も同じですが、様々な抜け道を利用し、行政の黙認も少なからずあるのが現状です。現時点で、最新再生医学などは臨床まで応用することに問題があるのにもかかわらず、誇張の広告ばかりが目に付きました。
例えば、脂肪再生医療技術による豊胸術があります。私も長い間大学で、細胞再生について研究してきました。確かに理論上では、脂肪細胞を再生(増やす)するのは可能です。しかし、豊胸手術の目的で100ml以上増やすのは、技術として至らない段階のはずなのです。他にも様々な問題が未解決のままです。まだ成熟していない技術を大々的に行うと、人体実験になりかねません。従い、何年か後に問題が出てくるケースも多いようです。このことから“最新医療技術” “最新術式”などという言葉に惑わされないように気をつけて頂きたいと思います。
私は春節を利用して、久しぶりに日本に帰ったのですが、手にした女性誌を開くと、美容外科の広告量の多さ、内容のいい加減さに驚きました。中国では昨年から、医療広告に関して厳しい制限を加え、病院名、診療科名、診療時間、場所、電話番号を載せることしか認められていません。本来、日本も同じですが、様々な抜け道を利用し、行政の黙認も少なからずあるのが現状です。現時点で、最新再生医学などは臨床まで応用することに問題があるのにもかかわらず、誇張の広告ばかりが目に付きました。
例えば、脂肪再生医療技術による豊胸術があります。私も長い間大学で、細胞再生について研究してきました。確かに理論上では、脂肪細胞を再生(増やす)するのは可能です。しかし、豊胸手術の目的で100ml以上増やすのは、技術として至らない段階のはずなのです。他にも様々な問題が未解決のままです。まだ成熟していない技術を大々的に行うと、人体実験になりかねません。従い、何年か後に問題が出てくるケースも多いようです。このことから“最新医療技術” “最新術式”などという言葉に惑わされないように気をつけて頂きたいと思います。
日本では原則、医師免許書があれば美容外科の開業ができます。例えば、卒業したばかりの新米医師、あるいは麻酔科、内科の先生でも美容外科の開業が可能なのです。一方、中国では、まず形成外科、美容外科の仕事に最低6年間従事し、副主任医師(助教授)クラス以上でなければ開業が許されていません。また、開業時の看護師も最低6ヵ月美容外科の実績かあるいは同じ期間の研修を受けなければ、美容外科で働くことができません。勿論、路上のエステなど不法な美容手術などの行為は論外です。
さらに、日本では医師の個人責任として、日本国内ではまた承認されていない医療機器、薬の輸入と使用が可能です。一方、中国ではそれが一切認められていません。これも一長一短あります。
中国人と日本人では美に対する考え方もかなり違います。簡単にいうと、中国では美容手術を受けたかどうか顔を見ればはっきり分かります。中国人は美容手術を受けたことを誇りに思い、他人に話することに抵抗がないようです。
次回から、具体的な美容手術内容についてお話ししたいと思います
以前のコラム
Beautyコラム 第1回:中国における美容整形の現状
さらに、日本では医師の個人責任として、日本国内ではまた承認されていない医療機器、薬の輸入と使用が可能です。一方、中国ではそれが一切認められていません。これも一長一短あります。
中国人と日本人では美に対する考え方もかなり違います。簡単にいうと、中国では美容手術を受けたかどうか顔を見ればはっきり分かります。中国人は美容手術を受けたことを誇りに思い、他人に話することに抵抗がないようです。
次回から、具体的な美容手術内容についてお話ししたいと思います
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Beautyコラム 第1回:中国における美容整形の現状
情報提供:
盛虹明美容外科
盛虹明美容外科2008/03/14 更新
筆者:盛虹明(もり・こうめい)
盛・美容外科
[住所] 上海市浦東新区南泉北路1029号中電大酒店1603号室
[電話] 021-5878-8082 / [FAX] 021-5878-8183
[受付・診療時間] 9:00〜18:00 月〜土曜日(完全予約制)
[E-mail] shenghm-jp@shenghm.com(日本語) shenghm-cn@shenghm.com(中国語)
[URL] http://www.shenghm.com/index.html
1982年、南京医学院(現:南京医科大学)卒業。1989年4月、日本に留学。北里大学医学部、横浜市立大学医学部を経て、1996年9月、聖マリアンナ医科大学にて医学博士号を取得。1997年5月から横浜市立大学医学部形成外科勤務。現在、同大学客員研究員。2004年6月、中国へ帰国。16年間にわたる日本での研究と豊富な治療経験を活かし、中国でも日本と同様に高いレベルの治療を提供するべく、2004年9月、上海浦東地区に「盛・美容外科」を開業する。
盛・美容外科
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[E-mail] shenghm-jp@shenghm.com(日本語) shenghm-cn@shenghm.com(中国語)
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