中国業界人記事
他国同様、中国でも検索エンジンの利用というのは一般的である。もちろん、中国でもGoogleは健闘していて、シェア第二位となっている。一位は、アメリカNASDAQに上場し、一躍有名になった百度(Baidu.com)となっている。中国ではGoogleを圧倒的に引き離し、絶対的な地位を築いている。

日本の場合、Yahoo!Japanの検索エンジンもGoogle Japanと同レベルのシェアを確保しているが、Yahoo!Japanの場合、ポータルサイトとしての地位が強固であった為、検索機能でもGoogleに対抗出来たという事がある。
写真の通り、百度は一見するとGoogleとほぼ同じインターフェース、コンセプトを持っている。その百度が、自国企業とは言え、なぜ、Googleをここまで抑える事が出来ているのかというのは日本人には理解し難いと思う。筆者が考える勝利のポイントは三つ。
(1)Googleよりも先行して市場に登場し、ブランドを構築した
(2)マルチメディア検索機能が優れている
(3)ユーザ参加型ページの利用が充実している
一般的には(2)がフォーカスされるが、知名度、ブランド力があるものを逆転するのは大変で、(1)も重要だ。ブランド構築において、百度のうまさは際立っていた。それでもやはり、(2)のマルチメディア検索機能が市場制圧のキラーアプリであった事は間違いない。しかし、日本では一般的に知られていないが、百度はマルチメディア検索以外の機能も良く使われている(ユーザに支持されている)のだ。
写真の通り、百度は一見するとGoogleとほぼ同じインターフェース、コンセプトを持っている。その百度が、自国企業とは言え、なぜ、Googleをここまで抑える事が出来ているのかというのは日本人には理解し難いと思う。筆者が考える勝利のポイントは三つ。
(1)Googleよりも先行して市場に登場し、ブランドを構築した
(2)マルチメディア検索機能が優れている
(3)ユーザ参加型ページの利用が充実している
一般的には(2)がフォーカスされるが、知名度、ブランド力があるものを逆転するのは大変で、(1)も重要だ。ブランド構築において、百度のうまさは際立っていた。それでもやはり、(2)のマルチメディア検索機能が市場制圧のキラーアプリであった事は間違いない。しかし、日本では一般的に知られていないが、百度はマルチメディア検索以外の機能も良く使われている(ユーザに支持されている)のだ。
ALEXA Rankingを見てみると、通常検索が48%、画像(image)が12%、投稿(post)が10%、音楽(mp3)が8%、知道(Zhidao)が6%となっている。ご存知の通り、百度の画像、音楽、ビデオ(著作権上問題あるが)などの検索は強力である。
日本では一般に知られていない機能で支持されているのは以下である。
投稿(http://post.baidu.com/):掲示板のようなもの。
知道(http://zhidao.baidu.com/):オープン型ノレッジベース。
これも掲示板と言えば掲示板だが、誰かが質問し、回答するというもの。例えば、質問「インスタントラーメンを食べると痩せるって本当ですか?」、回答「痩せるどころか太るし、癌になりやすい」など。
この他、音楽ランキング、空間(出会い系コミュニティ)など、Googleのような検索至上主義というよりは、検索を中心としたポータルのような志向性を持っている。結果的にインターフェースは同じような形を取っているが、その根底に流れるビジョンや思想は全く異なる。今年、百度は日本に進出した(baidu.jp)。Googleのような検索性能での戦いではなく、市場ニーズを注意深く汲み取りながら、日本に合ったサービスを展開する事でマーケットインしようとしているのではないだろうか。
以前のコラム
週刊!中国ネットビジネスコラム 第十一回:話題性を狙った高所得者向けウェブ広告
週刊!中国ネットビジネスコラム 第十回:移動ラクラク!上海地図サイト
週刊!中国ネットビジネスコラム 第九回:コミュニティサイト
週刊!中国ネットビジネスコラム 第八回:オンラインゲーム
週刊!中国ネットビジネスコラム 第七回:中国人材サイト戦争
週刊!中国ネットビジネスコラム 第六回:多様化する中国のインターネットサイト
週刊!中国ネットビジネスコラム 第五回:中国のオタクサイト
週刊!中国ネットビジネスコラム 第四回:中国のWeb2.0サイト
週刊!中国ネットビジネスコラム 第三回:中国の通信インフラ&iDC(データセンター)事情
週刊!中国ネットビジネスコラム 第二回:インターネットライセンス
週刊!中国ネットビジネスコラム 第一回:オンライン広告市場拡大中!
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投稿(http://post.baidu.com/):掲示板のようなもの。
知道(http://zhidao.baidu.com/):オープン型ノレッジベース。
これも掲示板と言えば掲示板だが、誰かが質問し、回答するというもの。例えば、質問「インスタントラーメンを食べると痩せるって本当ですか?」、回答「痩せるどころか太るし、癌になりやすい」など。
この他、音楽ランキング、空間(出会い系コミュニティ)など、Googleのような検索至上主義というよりは、検索を中心としたポータルのような志向性を持っている。結果的にインターフェースは同じような形を取っているが、その根底に流れるビジョンや思想は全く異なる。今年、百度は日本に進出した(baidu.jp)。Googleのような検索性能での戦いではなく、市場ニーズを注意深く汲み取りながら、日本に合ったサービスを展開する事でマーケットインしようとしているのではないだろうか。
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情報提供:
網紀信息技術(上海)有限公司
網紀信息技術(上海)有限公司2007/12/11 更新
筆者:汪安迪(Andy Wang)
網紀信息技術(上海)有限公司(日本名:ワンジーテクノロジーズ(上海)有限公司)
[住所] 〒200040 上海市静安区北京西路1701号 静安中華大厦1109-1110室
[電話] +86-21-6288-4132 / [FAX] +86-21-6288-4133
[URL] http://www.natec.cn / [E-mail] info@natec.cn
1976年1月生まれ。東京工業大学卒業。
2000年5月〜2001年6月:モバイル系学生ベンチャー企業社員
2001年7月〜2004年12月:株式社ウェブクルー(マザーズ:8767)社員
2005年1月〜:網紀信息技術(上海)有限公司 総裁
2000年5月〜2001年6月:モバイル系学生ベンチャー企業社員
2001年7月〜2004年12月:株式社ウェブクルー(マザーズ:8767)社員
2005年1月〜:網紀信息技術(上海)有限公司 総裁
網紀信息技術(上海)有限公司(日本名:ワンジーテクノロジーズ(上海)有限公司)
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