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鳥本健太の中国美術市場コラム 第1回: 経済は文化のしもべである(?)
「経済は文化のしもべである」
といったのは、ベネッセコーポレーションの代表取締役会長、福武總一郎氏。
私の大好きな言葉です。
福武氏はそれを体言するかのごとく、瀬戸内国際芸術祭など、アートの力で日本の地方を蘇らせようと、素晴らしい活動を続けておられます。

しかしこの言葉とは裏腹に、マネーゲームのような高額なアート作品の取り引きが続き、現代アートを中心に、ここ数年アートマーケットが盛り上がりを見せてきました。
アートフェア(美術の見本市)にはコレクターがごった返し、オークションでは毎回のように落札価格が更新されてきました。
また、これまで「現代アートの土壌が無い」といわれていた日本でも、一般のファッション誌や新聞などでアートの特集が組まれるなど、ブームの兆しがみえています。

そのブームを牽引してきたのが中国の現代アートです。

アートに興味の無い方でも、中国のアートバブルのニュースは耳にしたことがあるのではないでしょうか。
意外と知られていないのですが、中国はアメリカ、イギリスに続いていまや世界で3番目に大きいアートマーケットに成長しました。
市場の拡大とともに、中国のアートシーンは求心力を持ち、北京や上海には海外の有力なギャラリーや美術館が建設されるなどし、世界中から注目されるようになっています。

そんな加熱気味の中国のアートマーケットは、どこへ向かっていくのか?
リーマンショックの影響は?
日本との関係は?

これからこのコラムにて、ギャラリーの動向やアートフェア(美術の見本市)、オークションの情報などを踏まえ、幅広くアートとアートマーケットにまつわるお話をさせていただく予定です。

経済は文化のしもべなのか、それとも文化が経済のしもべなのか。

アートとお金という視点で分かりやすくお伝えできればと考えています。どうぞよろしくお願いします。
ではまた次回!
情報提供: Office339 -Contemporary Art-
2009/04/24 更新
筆者:鳥本健太
1980年北海道生まれ
ギャラリー、版画工房勤務を経て、2006年にア トマネージメント事務所Office339を設立。
上海を拠点に現代美術作家のマネージメントを軸とし、展覧会の企画やメディア・美術関係者のコーディネートを行っている。現代アートが内包する力を、いかに社会で活用できるかを模索し奮闘中。

Office339 -Contemporary Art-
住所:上海市威海路696号1号楼106室(近陕西北路) 郵便番号200041
TEL:021 6267 0176
FAX:021 6267 0176
E-mail:info@office339.com
HP:http://www.office339.com
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