中国業界人記事
ITツールの中で最も営業マンに大きな影響を与えたのは、携帯電話の普及であろう。携帯電話のお陰で、幸か不幸か営業マンは、いつでもどこでも、仕事ができるようになった。日本ではあまり見られないが、中国では商談中でも「不好意思(すいません)」といいながら、電話に出る営業マンも多い。今はまだそれが許される雰囲気がある。
それほど営業活動に密着しているのだが、日本のように携帯電話でSFA(営業支援システム)にログインし、顧客情報を参照したり、日報の登録をするような高度な使い方までには至っていない。理由は2つある。1つは価格、もう1つはインフラの問題である。
まず、価格において、日本では0円携帯もあるが、中国では高機能な携帯電話であれば7000元(約10万円)、低機能なものでも500元(約8千円)ほどする。営業マンの1カ月分の給料に相当するかもしれない高機能な携帯電話を貸し与える企業は少ない。また、インフラ面においては、3Gがオリンピックを目前に、ようやく北京や上海など一部の地域でサービスを開始し始めているが、中国全土において大量のデータをやり取りするビジネスユースで安定して利用できるようになるまでには、あと1―2年は掛かるからである。
しかしながら、営業現場では、限られた機能の携帯電話を大いに活用している。
例えば、ショートメール。連絡はもちろんのこと、店舗における売上実績なども店頭販売員から携帯電話で報告させている企業は多い。なぜなら、大手量販店であれば、POSシステムが完全に整備されているが、そうでない店舗も多いからだ。また、POSデータを量販店から取得するには結構なお金がかかる。そこで、携帯電話をPOSシステム代わりに活用しているのである。マーケティング部の担当者は、店頭販売員からの売上日報のショートメールを人海戦術で表計算ソフトに打ち込んで売上リストを作成しているようだ。
しかし、今までは自社売上のみ送信してもらい、店舗別の自社売上の推移だけ分析していればよかったのだが、昨今は店舗の中でも世界の競合がしのぎを削っている。競合情報の収集や個別の製品売上をリアルタイムに分析し、営業戦略を立てる必要がでてきているのが現状だ。そこで、送られてきたショートメールを、人の手を介さず、そのままデータベースに登録し、さまざまな分析ができるシステムも最近登場している。これもまた、日本ではお見受けしない中国ならではのSFAといえよう。
また、ショートメールといえば、こんなサービスも登場している。ショートメールサービスはEメールと互換性がないため、両者のメール送受信は通常は不可能であるが、通信プロトコルを変換し、両者のメール送受信を可能としたサービスである。つまり、日本の携帯電話またはPCから送られたメールを、中国の携帯電話のショートメールとして直接受信し、返信もできるのである。店頭販売員だけでなく、日本からの駐在員や出張者にとっても、ショートメールでの業務報告が増えていくのかもしれない。
それほど営業活動に密着しているのだが、日本のように携帯電話でSFA(営業支援システム)にログインし、顧客情報を参照したり、日報の登録をするような高度な使い方までには至っていない。理由は2つある。1つは価格、もう1つはインフラの問題である。
まず、価格において、日本では0円携帯もあるが、中国では高機能な携帯電話であれば7000元(約10万円)、低機能なものでも500元(約8千円)ほどする。営業マンの1カ月分の給料に相当するかもしれない高機能な携帯電話を貸し与える企業は少ない。また、インフラ面においては、3Gがオリンピックを目前に、ようやく北京や上海など一部の地域でサービスを開始し始めているが、中国全土において大量のデータをやり取りするビジネスユースで安定して利用できるようになるまでには、あと1―2年は掛かるからである。
しかしながら、営業現場では、限られた機能の携帯電話を大いに活用している。
例えば、ショートメール。連絡はもちろんのこと、店舗における売上実績なども店頭販売員から携帯電話で報告させている企業は多い。なぜなら、大手量販店であれば、POSシステムが完全に整備されているが、そうでない店舗も多いからだ。また、POSデータを量販店から取得するには結構なお金がかかる。そこで、携帯電話をPOSシステム代わりに活用しているのである。マーケティング部の担当者は、店頭販売員からの売上日報のショートメールを人海戦術で表計算ソフトに打ち込んで売上リストを作成しているようだ。
しかし、今までは自社売上のみ送信してもらい、店舗別の自社売上の推移だけ分析していればよかったのだが、昨今は店舗の中でも世界の競合がしのぎを削っている。競合情報の収集や個別の製品売上をリアルタイムに分析し、営業戦略を立てる必要がでてきているのが現状だ。そこで、送られてきたショートメールを、人の手を介さず、そのままデータベースに登録し、さまざまな分析ができるシステムも最近登場している。これもまた、日本ではお見受けしない中国ならではのSFAといえよう。
また、ショートメールといえば、こんなサービスも登場している。ショートメールサービスはEメールと互換性がないため、両者のメール送受信は通常は不可能であるが、通信プロトコルを変換し、両者のメール送受信を可能としたサービスである。つまり、日本の携帯電話またはPCから送られたメールを、中国の携帯電話のショートメールとして直接受信し、返信もできるのである。店頭販売員だけでなく、日本からの駐在員や出張者にとっても、ショートメールでの業務報告が増えていくのかもしれない。
情報提供:
軟脳軟件(北京)有限公司 上海分公司
軟脳軟件(北京)有限公司 上海分公司2008/05/20 更新
筆者:宮原武史(みやはらたけし)
御意見・御要望は下記アドレスに連絡を御願いします。
miyahara-t@softbrain.co.jp
軟脳軟件(北京)有限公司 上海分公司
ソフトブレーン上海
[電話] 021-6249-1589 / [FAX] 021-6248-5928
[E-mail] shanghai@softbrain.com.cn
[URL] http://www.softbrain.com.cn/
1992年早稲田大学卒業
1992年〜2005年メーカー系ソフト会社勤務
2001年〜2003年中国・大連にてオフショア会社の立ち上げ副総経理として出向
2005年〜ソフトブレーン株式会社入社
2006年6月〜2007年9月オフショア拠点の軟脳離岸資源(青島)有限公司に副総経理として出向
2006年10月〜2007年9月軟脳軟件(北京)上海分公司 副総経理
2007年10月〜軟脳軟件(北京)有限公司 董事・上海分公司 総経理
中国でITによる組織営業改革を推進するため、上海を中心に奔走中
1992年〜2005年メーカー系ソフト会社勤務
2001年〜2003年中国・大連にてオフショア会社の立ち上げ副総経理として出向
2005年〜ソフトブレーン株式会社入社
2006年6月〜2007年9月オフショア拠点の軟脳離岸資源(青島)有限公司に副総経理として出向
2006年10月〜2007年9月軟脳軟件(北京)上海分公司 副総経理
2007年10月〜軟脳軟件(北京)有限公司 董事・上海分公司 総経理
中国でITによる組織営業改革を推進するため、上海を中心に奔走中
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軟脳軟件(北京)有限公司 上海分公司
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