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中国ビジネストピックス
栄成紙業グループ、中国市場第三位の段ボール原紙メーカーに
丸紅が参画する栄成中国の新鋭製紙・加工一貫包装ラインが稼動

栄成紙業(中国)控股有限公司(栄成中国)は、傘下の浙江栄成紙業(浙江省平湖市)及び無錫栄成紙業(江蘇省無錫市)に段ボール原紙の新鋭製紙マシン合計3台、昆山栄成紙業(江蘇省昆山市)に段ボール加工の新鋭コルゲーター1台(写真)を導入、製紙・加工一貫包装メーカーとして規模を大きく拡大した。また、来年春には上海市内でも段ボール加工工場を新設する予定。同社では今後、製紙2ヵ所、加工5ヵ所を拠点にユーザーニーズを積極的に取り込み、中国最大の消費地である華東地区全域での販売に注力していく。

同社は、台湾地区及び中国華東地区で段ボール原紙・段ボール加工事業を展開する栄成紙業グループが68%、紙パルプ分野すべてのトレ−ドで日本国内商社No.1のシェアを持つ丸紅が16%、ゴールドマンサックス他が16%出資し、現在、段ボール原紙2工場(無錫・平湖)、段ボール加工3工場(昆山、蘇州、杭州)、関連紙器印刷1工場(蘇州)を有している。

新製紙マシン導入後、グループ総生産能力は現在の127万トン/年から170万トン/年(うち中国は120万トン/年)となり、3000万トン/年の需要(日本は900万トン/年)があると言われる中国市場第三位の段ボール原紙メーカーに躍進する見込みだ。また、加工事業でも業容拡大を図っており、2010年には410百万?uまで引き上げる計画だ。

中国内では当局の環境規制強化方針の下、小規模原紙メーカーに対する操業停止命令や環境投資が重荷となり、整理淘汰が進むと考えられ、同社の競争力は一層高まるものと思われる。

また、同社は新商品開発や同業他社が手掛けていない分野にも注力しており、製紙分野では冷凍・生鮮食品・重量物包装向けに耐水強化原紙を生産、段ボール加工分野では50インチ以上の大型液晶テレビでも対応可能な華東地区最大の最新鋭オフセット印刷機や重金属等の環境有害物質検査装置を導入するなど製紙・加工一貫包装メーカーとして広範なユーザーに対応できる体制を整えている。

この他、中国内の製紙メーカーとしては唯一自前の古紙原料回収ヤードを13ヵ所保有、今後も既に5ヵ所の開設が決定している。さらに、自治体を対象とした下水道汚水処理、製紙汚泥による有機肥料生産など、長期的視野に立ったユニークな事業も行っている。連絡先:取締役営業協理・松村浩氏、139-61873-092(http://www.lcpc.biz/index_ch.html)
情報提供: Whenever BizCHINA 09年4月
2009/05/18 更新
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