飲食 中国
キューサイ分析研究所上海代表処

ガスクロマトグラフ質量分析計
残留農薬などの分析を手掛けるキューサイ分析研究所が昨年9月、上海代表処(TEL=021-6165-2220)を設立した。増え続ける現地の日系、中国系企業からの依頼に対応するためだ。600種類を超える残留農薬の一斉分析をはじめ、抗生物質などの分析ができる。中国製冷凍餃子が原因と疑われる食中毒事件の発生で、食の安全に対する懸念が一段と高まっているが、同代表処の首席代表で技術顧問の矢野晴美氏は「検査して問題がなければ、安心して安全な商品販売ができるようになります。まずは検査を」と語る。

液体クロマトグラフ質量分析計
年々厳格化される日本の検疫体制
日本では06年5月からポジティブリスト制を施行している。残留基準が設定されている農薬についてはその基準値を超えた場合、設定されていない農薬については一律基準値の0.01ppmを超えた場合、その販売者は食品衛生法に則って処罰される。それまで基準値がなかった農薬についても、可と不可の基準が明確に定められたことになる。
これに対応して、検疫所によるモニタリングも強化され、昨年の年間計画通知では野菜や穀物、果物などに分類された。このため、日本へ食品を輸出する日系や中国系の企業では、検疫で残留農薬が発覚して積み戻しされるリスクを回避するため、輸出前の事前分析に対するニーズが高まっている。
日本では06年5月からポジティブリスト制を施行している。残留基準が設定されている農薬についてはその基準値を超えた場合、設定されていない農薬については一律基準値の0.01ppmを超えた場合、その販売者は食品衛生法に則って処罰される。それまで基準値がなかった農薬についても、可と不可の基準が明確に定められたことになる。
これに対応して、検疫所によるモニタリングも強化され、昨年の年間計画通知では野菜や穀物、果物などに分類された。このため、日本へ食品を輸出する日系や中国系の企業では、検疫で残留農薬が発覚して積み戻しされるリスクを回避するため、輸出前の事前分析に対するニーズが高まっている。

ICP発光分析装置
最大625種の農薬を一度に分析
同社は生鮮農産物から加工品まであらゆる種類の食品分析に対応。厚生労働省の登録検査機関となっており、試験所の能力に関する一般要求事項であるISO/IEC17025認定も取得している。中国からの依頼も日本と同様、分析の難しい加工食品が多いという。
分析では検体である食品を細かく砕いて農薬を抽出、精製、濃縮し、ガスクロマトグラフ質量分析計および液体クロマトグラフ質量分析計にかけ、農薬の有無を検査する。世界に約800種類ある農薬のうち、この方法で最大625種の農薬を一斉に分析できる。これ以外の農薬も依頼があれば個別に対応しているという。
分析によって、食品に問題があればその原因を特定し、問題がなければ安心して販売できる。加工品で農薬が検出されると、原料ごとの分析することで農薬が検出された原料を知ることができる。「むやみに恐れず、まずは検査を」と矢野氏は語っている。
同社は生鮮農産物から加工品まであらゆる種類の食品分析に対応。厚生労働省の登録検査機関となっており、試験所の能力に関する一般要求事項であるISO/IEC17025認定も取得している。中国からの依頼も日本と同様、分析の難しい加工食品が多いという。
分析では検体である食品を細かく砕いて農薬を抽出、精製、濃縮し、ガスクロマトグラフ質量分析計および液体クロマトグラフ質量分析計にかけ、農薬の有無を検査する。世界に約800種類ある農薬のうち、この方法で最大625種の農薬を一斉に分析できる。これ以外の農薬も依頼があれば個別に対応しているという。
分析によって、食品に問題があればその原因を特定し、問題がなければ安心して販売できる。加工品で農薬が検出されると、原料ごとの分析することで農薬が検出された原料を知ることができる。「むやみに恐れず、まずは検査を」と矢野氏は語っている。
情報提供:
BiZpresso Vol.40 3月11日発行
BiZpresso Vol.40 3月11日発行2008/03/13 更新
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