飲食 中国

「とんかつ浜ちゃん」「Dining浜」オーナー 浜崎雅彦 氏
上海市内で「とんかつ浜ちゃん」、「Dining浜」の2店舗を運営する浜崎雅彦氏は、エンジニアからから転身し、96年に和風スナック、98年にカフェレストランを続けて開業。黒字化を果たし、順調な経営を続けていたが、突然この2店を手放さなければならなくなった。
まずはカフェレストラン。テナント主との契約内容の見解相違から、訴訟問題まで発展、最終的に立ち退きを余儀なくされた。そして、和風スナックはというと、別れた元妻のものに。
同氏は2店を失ったところでほぼ無一文の状態になってしまったという。ただ、「撤退して日本に帰る気持ちは全くなかった」といい、次のビジネスチャンスの到来をうかがっていた。
約2年、アルバイトなどで食いつなぎ03年12月、「とんかつ浜ちゃん」のオープンに漕ぎ着ける。店舗は静安寺の北側、胶州路に構えた。今となれば久光百貨店から徒歩すぐという好立地にみえるが、当時はまだ久光百貨店はなく、非常にローカルな場所だった。誰もがこんな場所で、と冷ややかな反応をみせた。ところが、同氏には密かに勝算があったという。
以前経営していたカフェレストランで専門に提供していたカレーをやめ、とんかつを選んだ。それは、日本の飲食店の状況を分析、研究した結果という。カレーは駅の近くなど便利な場所になければ集客は難しいが、トンカツなら「食べたい」と思えば辺鄙な場所へでも足を運んでもらえるメニューだと考えたからだ。オープンしてみると、店は思惑以上の大盛況となった。厚切りの豚肉にサクサクの衣、専門店ならではのボリューム満点のとんかつは注目を集め、あっという間に行列のできる店になった。日本人向けフリーペーパーなどで取り上げられたことも手伝った。席数は20席だが、昼には3回転、夜には4回転と息つく暇もないほどの忙しさとなった。
「とんかつ浜ちゃん」の経営が安定したところで、また事業の拡大に乗り出す。まずは、虹橋地区にカレー専門店を出店。同店は開発が行われることが決まっている店舗を格安で借りての約1年の期間限定経営。06年にはしゃぶしゃぶ専門店の「Dining 浜」を開店する。(続く)
まずはカフェレストラン。テナント主との契約内容の見解相違から、訴訟問題まで発展、最終的に立ち退きを余儀なくされた。そして、和風スナックはというと、別れた元妻のものに。
同氏は2店を失ったところでほぼ無一文の状態になってしまったという。ただ、「撤退して日本に帰る気持ちは全くなかった」といい、次のビジネスチャンスの到来をうかがっていた。
約2年、アルバイトなどで食いつなぎ03年12月、「とんかつ浜ちゃん」のオープンに漕ぎ着ける。店舗は静安寺の北側、胶州路に構えた。今となれば久光百貨店から徒歩すぐという好立地にみえるが、当時はまだ久光百貨店はなく、非常にローカルな場所だった。誰もがこんな場所で、と冷ややかな反応をみせた。ところが、同氏には密かに勝算があったという。
以前経営していたカフェレストランで専門に提供していたカレーをやめ、とんかつを選んだ。それは、日本の飲食店の状況を分析、研究した結果という。カレーは駅の近くなど便利な場所になければ集客は難しいが、トンカツなら「食べたい」と思えば辺鄙な場所へでも足を運んでもらえるメニューだと考えたからだ。オープンしてみると、店は思惑以上の大盛況となった。厚切りの豚肉にサクサクの衣、専門店ならではのボリューム満点のとんかつは注目を集め、あっという間に行列のできる店になった。日本人向けフリーペーパーなどで取り上げられたことも手伝った。席数は20席だが、昼には3回転、夜には4回転と息つく暇もないほどの忙しさとなった。
「とんかつ浜ちゃん」の経営が安定したところで、また事業の拡大に乗り出す。まずは、虹橋地区にカレー専門店を出店。同店は開発が行われることが決まっている店舗を格安で借りての約1年の期間限定経営。06年にはしゃぶしゃぶ専門店の「Dining 浜」を開店する。(続く)
情報提供:
BiZpresso Vol.38 2月5日発行
BiZpresso Vol.38 2月5日発行2008/02/13 更新
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