上海ウェネバーオンライン ビジネス
中国ビジネス情報満載!!
Whenever ONLINEビジネスHP  >> 製造 中国 一覧  >> 製造 中国 詳細
製造 中国
中国エレクトロニクス市場概況(2):中国 PCサーバー市場
〜中堅企業向けニーズが市場を牽引する〜
市場概況
07年、中国市場におけるPCサーバーの販売台数は前年同期比10.63%増の51万台となる見込みである。中国メーカのインフラ更新、政府購入などの需要を背景に著しい伸びをみせている。販売額では同7.87%増の100億元に達する見込み。同17.18%増であった05年の83.9億元、同10.49%増であった06年の92.7億元から比べると、製品単価下落の影響から、市場規模の伸び率は鈍化している。しかしながら、旺盛な需要を背景に、08-2010年にかけても市場規模は堅調に推移していくものと予測される。
輸出に関しては、07年、輸出台数が同28.9%の500万台に達し、国内販売に比べて著しい伸びを示している。輸出額に関しても同26.19%の93億ドルに達し、05年に始まった需要高騰の流れを引き継いでいる。08-2010年も、この傾向は変わらずに続いていくと思われる。
競争環境
07年、中国のPCサーバー市場において、IBM、DELL、HPの外資企業トップ3社が50%近いシェアを占めた。注目すべきはトップ企業の交代。06年、僅差ながらもシェアを多く占めていたDELLが、2位のIBMにシェアトップを譲った形となった。IBMは07年、Xeonクアッドコアプロセッサを搭載したSystem xシリーズを中国市場に投入。中国市場重視の姿勢が窺える。
また外資企業トップ3社の合計シェアが06年の約70%から、約50%に減少したことも注目に値する。減少した20%のシェアは、INTELL、AMDなどとの技術提携を通して力を付けてきた中国メーカに市場を奪われる形となった。中国企業のトップはInspu(r 浪潮集団有限公司)。最も早く中国でIT業界に参入した企業の1つで、 07年に急激にシェアを伸ばし、トップ3社に追随している。その次にはLENOVO(聯想集団有限公司)が続く。
今後の展望
デュアルコアの普及とクアッドコア搭載製品の発売により新たなステージに移ったといえる中国市場。08年、デュアルコアの普及はさらに進むと予測される。
また、今後は中堅企業向けの需要が旺盛になると予測される。大手企業は自社で大規模なシステム部門を抱えているが、中堅企業はそこまでの組織を抱えていないのが事実である。それだけサーバーの信頼性、安定性に対する要求は大手企業以上に高い。業務のシステム化、処理データボリュームの膨張に伴い、中堅企業のデータ処理ニーズはこれまで以上に高まることが予想される。


前回までの「中国エレクトロニクス市場概況」
中国エレクトロニクス市場概況(1):スキャナー市場
情報提供: BiZpresso Vol.41 3月25日発行
2008/03/31 更新
岩崎剛人 氏 矢野経済信息諮詢(上海) 董事・総経理
プロフィール…日本たばこ産業にてガーデニング、野菜流通といった新規ビジネスの事業展開を手掛けた後、矢野経済研究所に入社。04年6月より上海に赴任し、上海代表処を設立。07年3月に矢野経済信息諮詢(上海)を設立し、董事・総経理に就任。
製造 中国 一覧
  1 | 2 |  次の30件 |  最後の30件 |   総計ページ 2
もっと見る


中国ビジネストピックス
巻頭インタビュー
業界インタビュー
中国業界人記事
ビジネスイベント
コンサルティング 中国
IT 中国
製造 中国
物流 中国
マーケティング 中国
Campany Review 中国
飲食 中国
ビジネス連載