製造 中国
LEDで省エネに期待 日系工場やテナントに拡販へ

高輝度発光ダイオード(LED)照明を手がける技特(上海)貿易(TEL=021-6405-2125)が日系工場や百貨店などのテナントをターゲットに拡販を進めている。LED照明の省電力化や発光効率、長寿命をアピール。省エネの流れを追い風に来年は年商を3億円とし、2012年まで毎年、売り上げを倍増させていきたい考え。LED照明のメリットなどについて、代表取締役CEOの村上宏昌氏に話を聞いた。
―御社は今年6月に上海で設立した。台湾地区にあるグループ会社で製造したLEDの室内照明器具を販売している。
「当社の顧客は主に日本と大陸地区の日系企業だ。上海に法人を設立したのは潜在的なマーケットのニーズを考えたから。中国のLED製品は現在、電光掲示板や室外モニターがメインだが、今後は発光効率を高めた高輝度LEDによる直接照明が急速に普及していくものとみている。当社の強みはLED器具に対するノウハウだ。台湾地区で研究開発を行っており、高輝度と高い放熱効率を両立できる」
―LED照明は省電力ながら発光効率が良く、製品寿命が長いなどのメリットがある。
「当社で取り扱っているショーケース用のスポットライトを例に取れば、白熱灯は1個35Wの消費電力で約2800luxの照度だが、高輝度LEDは1個3Wで約5000 luxが出る。また、白熱灯は3―4カ月に1度、取り替えなければならないが、高輝度LEDは一般的に4―5年と長寿命だ。普及に向けて課題となるのは白熱灯の4―5倍する価格だろう。ランニングコストの面でどれだけ削減効果をアピールできるかが重要になる。ただ、近年では原油高などが影響して電気代が上昇し、コスト削減に迫られている企業が多いことから、当社にとっては追い風となっている」
―化粧品ブランドや量販店などのテナントに対するアプローチを進めている。また、工場に対する省エネ提案を行い、販路拡大を狙っている。
「ショッピングセンターのテナントは多くの場合、消費電力に制約が課せられている。限られた電力で商品をアピールできる十分な明るさを保つには、高輝度LED照明を使用するのが効果的だ。テナントの中でも化粧品ブランドに目をつけたのは、照明が展示している商品の品質に影響するためだ。高輝度LED照明は紫外線を放射せず、放熱量も従来の照明に比べてはるかに少ないため、1日中照射していても商品が劣化しにくい。工場に対してはガラスコートや外壁コートなどの商材も合わせて提案する。ガラスやコンクリート壁に塗り付けることで断熱性が高まり、冷暖房効率を上げて電気代の節約が期待できる」
―御社は省エネ製品の共同販促を進めるECOビジネス倶楽部の会員で、LED部門の担当メーカーとなっている。
「同倶楽部は今年4月に株式会社化し、約150社のメーカーが現在、参加している。当社では日本の官公庁や学校、病院の入札案件で同倶楽部を通してLED照明を販売しているほか、会員企業が製造した商材を中国で販売している。日本は京都議定書において、二酸化炭素の排出量を08―2012年の平均で90年時の排出量から6%削減することを約束している。当社も同倶楽部とともにその達成に貢献したい」
―日本のLED市場は2015年にも全体で1兆円を超えるとの予測もある。御社は今後も室内照明に特化し、LED製品を提供していく。
「当社は今年中に日本で法人を設立し、来年には日中で年商3億円を目指す。売り上げの割合は大陸地区が3分の1、日本が3分の2程度となるだろう。大陸地区では工場やテナントに活用方法を提案していくほか、11月4―8日に浦東新区の上海新国際博覧中心で開催される『中国国際工業博覧会』にも出展する。工場に対してはガラスコートや外壁コートとセットで提案し、総合的なコスト削減効果をアピールしていく。市場の拡大に合わせ、2012年までは毎年、売り上げを倍増させていきたい」
―御社は今年6月に上海で設立した。台湾地区にあるグループ会社で製造したLEDの室内照明器具を販売している。
「当社の顧客は主に日本と大陸地区の日系企業だ。上海に法人を設立したのは潜在的なマーケットのニーズを考えたから。中国のLED製品は現在、電光掲示板や室外モニターがメインだが、今後は発光効率を高めた高輝度LEDによる直接照明が急速に普及していくものとみている。当社の強みはLED器具に対するノウハウだ。台湾地区で研究開発を行っており、高輝度と高い放熱効率を両立できる」
―LED照明は省電力ながら発光効率が良く、製品寿命が長いなどのメリットがある。
「当社で取り扱っているショーケース用のスポットライトを例に取れば、白熱灯は1個35Wの消費電力で約2800luxの照度だが、高輝度LEDは1個3Wで約5000 luxが出る。また、白熱灯は3―4カ月に1度、取り替えなければならないが、高輝度LEDは一般的に4―5年と長寿命だ。普及に向けて課題となるのは白熱灯の4―5倍する価格だろう。ランニングコストの面でどれだけ削減効果をアピールできるかが重要になる。ただ、近年では原油高などが影響して電気代が上昇し、コスト削減に迫られている企業が多いことから、当社にとっては追い風となっている」
―化粧品ブランドや量販店などのテナントに対するアプローチを進めている。また、工場に対する省エネ提案を行い、販路拡大を狙っている。
「ショッピングセンターのテナントは多くの場合、消費電力に制約が課せられている。限られた電力で商品をアピールできる十分な明るさを保つには、高輝度LED照明を使用するのが効果的だ。テナントの中でも化粧品ブランドに目をつけたのは、照明が展示している商品の品質に影響するためだ。高輝度LED照明は紫外線を放射せず、放熱量も従来の照明に比べてはるかに少ないため、1日中照射していても商品が劣化しにくい。工場に対してはガラスコートや外壁コートなどの商材も合わせて提案する。ガラスやコンクリート壁に塗り付けることで断熱性が高まり、冷暖房効率を上げて電気代の節約が期待できる」
―御社は省エネ製品の共同販促を進めるECOビジネス倶楽部の会員で、LED部門の担当メーカーとなっている。
「同倶楽部は今年4月に株式会社化し、約150社のメーカーが現在、参加している。当社では日本の官公庁や学校、病院の入札案件で同倶楽部を通してLED照明を販売しているほか、会員企業が製造した商材を中国で販売している。日本は京都議定書において、二酸化炭素の排出量を08―2012年の平均で90年時の排出量から6%削減することを約束している。当社も同倶楽部とともにその達成に貢献したい」
―日本のLED市場は2015年にも全体で1兆円を超えるとの予測もある。御社は今後も室内照明に特化し、LED製品を提供していく。
「当社は今年中に日本で法人を設立し、来年には日中で年商3億円を目指す。売り上げの割合は大陸地区が3分の1、日本が3分の2程度となるだろう。大陸地区では工場やテナントに活用方法を提案していくほか、11月4―8日に浦東新区の上海新国際博覧中心で開催される『中国国際工業博覧会』にも出展する。工場に対してはガラスコートや外壁コートとセットで提案し、総合的なコスト削減効果をアピールしていく。市場の拡大に合わせ、2012年までは毎年、売り上げを倍増させていきたい」
情報提供:
BiZpresso Vol.54 10月7日発行
BiZpresso Vol.54 10月7日発行2008/10/15 更新
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