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見直そう人事(3): 「四金」を理解して初めて見える労務管理
四金とは?と聞かれたら、皆様は知っていると答えるでしょう。しかし、具体的な内容を詳しく聞かれると、多くの方が困ってしまいます。今回はこの欄で簡単にご紹介させて頂きます。
「四金」とは社会保険金と住宅公共積立金の略語です。社会保険金は養老保険金、医療保険金、失業保険金、労災保険金、育児保険金の5つを含んでいます。従って、実は4つの内容だけではなく、6つの内容を含めますので、実際には「五険一金」ともいえます。「四金」は会社負担と個人負担の2つに分かれています。一定の掛け目に従って、基数の何パーセントで支払います。掛け目の明細は下記の通り、ご参考下さい。

項目
掛け目
会社負担
個人負担
養老保険金
30%
22%
8%
失業保険金
3%
2%
1%
医療保険金
14%
12%
2%
労災保険金
0.5%
0.5%
0%
育児保険金
0.5%
0.5%
0%
住宅公共積立金
14%
7%
7%
総  額
62%
44%
18%
「四金」の支払いは個人前年度収入の平均月給が基数となりますが、最低基数と最高基数が設定されています。(1)個人平均月給が前年度上海市従業員平均月給の300%を超える場合、その300%を基数として支払います。(2)その300%を超えない場合、個人の前年度平均月給を基数として支払います。(3)個人平均月給が前年度上海市従業員平均月給の60%より低い場合、前年度上海市従業員平均月給の60%を基数として支払います。
例えば、A、B、C3名の07年度四金の支払い基数を申請する際、そのうち、Aが06年度平均月給8,000元、Bが06年度平均月給5,000元、Cが06年度平均月給1,200元の場合を算出してみます。06年度上海市従業員平均月給は 2,464元ですので、07年度四金の支払基数の最高額は2,464元×300%=7,392元、最低額は 2,464元×60%=1,478.40元となります。
そうすれば、Aは月給8,000元>最高基準額7,392元で、07年度四金の支払い基数は7,392元になります。Bは最低基準額1,478.40元<月給5,000元<最高基準額7,392元で、07年度四金の支払い基数は5,000元。Cは月給1,200元<最低基準額1,478.40元。07年度四金の支払い基数は1,478.40元になります。
注意点は、上海戸籍の人員に対し、三金(養老保険金、医療保険金、失業保険金)のみを支払っている行為で、発見されたら罰金などが科せられることです。特に本年からは「新労働契約法」が実施され、これからさらに厳格な雇用制度になると考えられます。また、上海戸籍ではない人員でも、上海労働居住証を取得した時点で四金を払えます。ただし、「払える」というのは絶対ではなく可能の意味で、企業側の選択が可能です。
情報提供: BiZpresso Vol.37 1月22日発行
2008/03/20 更新
李丹 氏 日系企業チャンネル(JCC) コンサルティング部 人材中介員

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