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マーケティング 中国
中国における日系企業のPR活動 第12回:とりあえずやってみようPR活動
皆さん、こんにちは。共同PRの堅田です。7月も中旬を過ぎ、北京オリンピック開催まで1カ月を切りました。野球ファンの私としましては「星野ジャパン」にも興味がありますが「大矢ベイスターズ」の戦いぶりの方が気になってしまうのですが・・・。それでは、今回もPRの話を進めさせていただきます。

日本では現在、マンガの「島耕作」が社長になった・・・ということで通常のフィクションの枠を超えて話題になっているようです(私自身は、彼が上海に駐在した「取締役編」からハマっていった“新参ファン”であります)。その島耕作が「社長就任会見」の中で若いサラリーマンに向けて「まず走り出せ。問題は常にいろいろあります。解決してから走り出すのではなく、走りながら解決していけ」とメッセージを発していました。私は「中国での日系企業のPR活動の現状にぴったりのメッセージだ!」とひとりガッテン!したのです。

日本においては、ごく普通にやっている(はず)のPR活動。まさに「Public」との「Relation」なので、外国・海外においては、もっと重要視しなくてはいけない活動のはず。それにも関わらず、多くの企業が「まだ、PRするほどの企業でもないから・・・」「中国ではあまり目立ちたくないから・・・」「体制が未だ整っていないから・・・」「中国でのメディア対策は面倒そうだ・・・」「日本本社との連動を踏まえたグローバルPRの指針が決まるまでは・・・」などなど、さまざまな「問題」をPR活動しないことの理由に挙げています。

しかし、こうした問題の抜本的な「解決」を待っていては、なかなか先に進めません。これらが「解決」するのを待ってから走りだすのではなく、具体的にPR活動を実施しながら、その都度、問題を考え解決していくことが重要なのです。実際、活動を始めてみないと、本当の問題点というようなものは見えてこないものです。まず、PR活動を開始してみる、そのことが重要なのです。

「PR担当セクションの設置と予算化」「中国メディアとの交流と尊重」「恒常的な情報発信活動」という、極めてベーシックな3つの要素を踏まえて、まずは「特別でない当たり前のPR活動」を実践していきましょう。

ということで、今回は最終回。全12回、PRの話をいろいろとさせていただきました。結局のところ「PR活動をとりあえずやってみよう!」ということが、今回の連載を通じていいたかったことなのです。「何だか、いつも同じ内容だった気がする」とお思いの皆さん、正解です。PR活動とは、何度も繰り返し、ひとつのキーメッセージを、手を変え、品を変え発信し続けることが重要なのですから。

では、皆様の企業がPR活動で成功すること(それと今期のベイスターズの浮上と)を祈念して、この連載を終了させていただきます。ありがとうございました。(終わり)
情報提供: BiZpresso Vol.49 7月15日発行
2008/07/28 更新
堅田勝伸 氏 共同拓信公関顧問(上海) 共同PRグループ 董事・副総経理

共同拓信公関顧問(上海) 共同PRグループ
[住所] 上海市西蔵中路585号新金橋広場6-A
[電話] 021-6359-7811
[E-mail] kprc@kprc.cn
[URL] www.kprc.cn
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