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マーケティング 中国
中国における日系企業のPR活動 第11回:客観的な情報として発信できるPR
皆さん、こんにちは。共同PRの堅田です。6月のとある週末、上海から北京よりも近い福岡でベイスターズのナイターがあったので、滞在20時間の1泊2日の弾丸福岡ツアーを実行しました。結果は・・・。それでは、今回もPRの話を進めさせていただきます。
これまで、PRの話ばかりをしてきましたが、今回は「PRと広告の違い」について少し考えてみたいと思います。広告とPRは、メディアというものを上手く活用してコミュニケーション活動を進めていく・・・という点では一緒ですが、企業の方がその違いをはっきりと理解しているケースはまだまだ多くない、というのが実際のところです。

広告は、そのスペースを企業側が購入していますので、自分たちの会社のメッセージや商品の情報を自由に載せることができます。事前にその内容を確認することも、掲載のタイミングを指定することも可能です。さらに、お金さえ払えば、同じ内容のものを何回も繰り返し掲載して情報を刷り込むこともできるのです。

一方、PR(パブリシティ)は、そのようなことは不可能です。最終的な情報の発信元はメディアサイドなので、100パーセント自社のいいたいことがそのまま紹介される・・・というケースは、ほぼありません。内容を事前にチェックするということも(原則的には)ありえません。もちろん、同じニュースが同じ内容で同じ新聞に何度も報道されることもありえません。

しかしながら、パブリシティとして紹介された記事は、発信元がメディアサイドである分、情報が漠然としたイメージではなく「客観的な事実」となり、信頼感ある内容として、見たヒトに認知させることができるのです。いうなれば「メディアのお墨付き」をもらったようなものです。広告がお金を大量に投入して実施する「劇薬」だとすると、PR活動は「漢方薬」のようなもの。すぐに大きな効能は現れないかもしれませんが、少しずつ、じっくりと効いてくるものなのです。

このような「広告」と「PR」の特徴を生かしながら、その両方を上手く組み合わせて、それぞれコミュニケーション活動を実践していくことが今後ますます重要になってくるように思います。私はPR会社の人間ですが、PRだけで全てのコトが上手く運ぶとは思いません。PRもあくまでひとつの方策であり万能な手段ではありません。それでも、PRという手段を使わないのは「もったいない」といえます。なぜなら、PR活動は、やればやっただけ企業の魅力を知ってもらうことができる、報われる活動だからです。
情報提供: BiZpresso Vol.48 7月1日発行
2008/07/28 更新
堅田勝伸 氏 共同拓信公関顧問(上海) 共同PRグループ 董事・副総経理

共同拓信公関顧問(上海) 共同PRグループ
[住所] 上海市西蔵中路585号新金橋広場6-A
[電話] 021-6359-7811
[E-mail] kprc@kprc.cn
[URL] www.kprc.cn
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