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マーケティング 中国
中国における日系企業のPR活動 第9回:記者発表だけではないメディアとの関係構築
皆さん、こんにちは。共同PRの堅田です。6月に入りプロ野球は交流戦真っ盛りです。我が横浜ベイスターズは(この原稿を書いている段階では)通常の公式戦同様の厳しい毎日が続いております。それでは、今回も“中国メディアと日系企業の交流戦”PRの話を進めさせていただきます。
前回、中国のメディアとは「直接交流」(=デート)することがお薦めであり、そのもっともベーシックな手法である「記者発表会」についてのポイントを書きました。でも、いつもいつも「記者発表会」では、デートのお相手(=中国メディア)にも飽きられてしまうこともあるので、今回はそのほかの手法について考えてみたいと思います。

ある会社から記者発表会に呼ばれて出席することは、相手も最初は新鮮でも、次第に慣れてくると「マンネリ感」が出てくることも。そんな時に、相手を厳選して「プレスセミナー」などを開いてみてはいかがでしょうか? もちろん、自社のサービスや商品のことを語ることも(少しは)いいでしょう。でも、一歩下がって関連業界全体のトピックスを広い見地から話すことによって、そこに企業としての「オトナの風格」が出てきます。「オトナの風格」によってメディアが「○○業界のコトだったら、××会社に聞いてみよう」と感じてくれれば、次の交流を進める良いキッカケになり、結果として「○○業界のリーディング・カンパニー」と見なされるようになるのです。

「ニュースがあるとき、自分が何かいいたいことや書いて欲しいことがあるときばかり、呼び出して!私のことを都合の良いメディアだと思わないでっ!」と、気持ちのすれ違いが起きないために、時には特別なニュース素材が無いときでも交流する「記者懇談会」を開催し、食事などをしながら交流するも一考。

たまにはデートで遠出もしたくなります。そのようなときは、郊外の工場などに招待してはいかがでしょうか? 自分達の姿を実際に見てもらうことで、深い理解を得られると同時に「情報公開度の高い企業」という印象を与えることもできます。これは「まさか」の時に役に立つ企業資産ともいえます。

このほかにも「せっかくだから故郷に一緒に行こう!」と日本本社見学や自身の両親(日本本社社長)とも引き合わせる「日本本社へのプレスツアー」などもあります。これは、自分たちのブランド力を嫌味なく見てもらうための良い手法です。また、一定の期間ず〜っと一緒にいるので関係も理解も深まるなどのメリットも多くあります。このように、一般的な「記者発表会」のほかにも、さまざまな「デート」の方法があります。いろいろなデートを効果的に組み合わせて、自分たちの会社のファンや理解してくれる報道関係者を少しずつでも増やしていきましょう。
情報提供: BiZpresso Vol.46 6月3日発行
2008/06/17 更新
堅田勝伸 氏 共同拓信公関顧問(上海) 共同PRグループ 董事・副総経理

共同拓信公関顧問(上海) 共同PRグループ
[住所] 上海市西蔵中路585号新金橋広場6-A
[電話] 021-6359-7811
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