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■幻想的なおとぎの街「雲南省・麗江」 |
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幻の秘境「シャングリラ」のモデルとされる納西族(ナシ)族の街、麗江。石畳の路地、お堀のような水路は、どこか懐かしく、映画「千と千尋の神隠し」の街並みを思わせる。散歩に疲れたら伝統家屋を改造したカフェでちょっと一息。ボブ・マーリー、ビートルズなど、70年代の音楽とナシ族伝統家屋の雰囲気が融合、一種独特の空気を生み出す。夜になると、店先の赤い提灯が街を幻想的に染める。玉龍雪山(海抜5596m)を望む虎跳峡、さくらももこのエッセーに登場する漢方医「ドクター・フー」が住む白沙村など、麗江郊外の美しい景色も印象に残る。 |
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■エネルギッシュで壮麗な王都「タイ・バンコク」 |
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タイ語で「天使の都」という意味を持つバンコクは、政治、経済の中心。バンコクを訪れたら、荘厳華麗な王宮を見逃すこと無かれ。金や宝石が散りばめられた建物や調度品は、歴代の王の財力と権力の象徴。『エメラルド寺院』ことワット・プラケオも外せない。ヒンドゥー教の神話をアレンジ したラーマキエン物語の描かれた本堂に、エメラルド色をしたヒスイの仏像が安置されている。バンコクの喧騒と活気を感じたいなら、ウィークエンドマーケットがおすすめ。約1万店舗が居並び、毎週20万人を超える買い物客で賑わう。エキゾチックなタイ雑貨やアンティークなど、何でもありのマーケットには、お土産だけでなく、「微笑みの国」の人々の笑顔もあふれている。 |
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■岷山山脈の奥深くに眠る秘境「九寨溝・黄龍」 |
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四川省北部にある岷山山脈に位置し、女神が天界から落とした鏡が砕けて誕生したという九寨溝。映画「HERO」のロケ地としてもおなじみ、118の湖と17の滝が広がる世界自然遺産だ。注目は、コバルトブルーに澄んだ「五 花海」「箭竹海」。湖底の樹木や湖が浮いているように見える。九寨溝の最も奥にある最大の湖「長海」も訪れたい。雪宝山(シャルドゥン・リ:標高5558m)の裾野に広がる黄龍はチベット語で『黄金の湖』と言われる伝説の湖。段々畑のような湖は約3400あり、エメラルドグリーンのグラデーションは感動的。黄金色に縁取られた池が、光の強弱で色彩やかに変化する。 |
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■地平線へ続く大草原「内蒙古自治区」 |
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壮大な大自然を全身で感じられるのが、内蒙古自治区の魅力。フフホト郊外の草原、ロシア国境近くのハイラルなど、見どころもたくさん。馬に乗りながら、エバーグリーンの大草原と、360度に広がる丸い大地を体感できる。遊牧民のパオで、遊牧民の生活スタイルを体験しつつ、蒙古料理「羊の煮込み」を味わいたい。蒙古族にとって、羊は身近な食物であり、同時に重要な栄養源で、美味しいのは肋骨の肉。片手でナイフを握り、もう片方の手で肉を持ち、少しずつ削りながら食べるのがテーブルマナーなのだとか。夜は満点の星空の下で、馬頭琴の音色を聴きながらクムス(馬乳酒)を味わうのもまた一興。 |
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■天空に最も近い世界「チベット自治区」 |
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「チベット旅行記」の河口慧海、「セブンイヤーズ・イン・チベット」の登山家ハラーなど、多くの人々を魅了してきたチベット自治区。観光のメインは、チベット語で『神の土地』を意味するラサ。『垂直のベルサイユ』と称えられるポタラ宮、信心深いチベタンが、五体投地をしながら祈りをささげる大昭寺(ジョカン)で、チベット文化に触れあえる。ジョカン周辺にある円形バザールのバルコルでは、チベット製アクセサリー、ヤクの毛皮など、個性的なお土産が揃う。一見変わったチベット料理も試したい。バター茶に煎った麦粉を入れて食べるツァンパ、ヤク肉を使ったヤクバーガーがおすすめ。 |
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■パゴタで彩られた仏教国「ミャンマー」 |
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何かとダークなイメージが先行するミャンマーだが、実際は素朴で親切な人々が暮らす仏教国で、治安も問題ない。首都ヤンゴンには、聖なる黄金の塔を含む約60の寺院から成るシュエダゴンパゴダなど観光ポイントも多い。第2の都市マンダレーでは、山全体が寺院のマンダレーヒル、木造僧院シェナンドー寺院と、細部まで彫刻が施された建物に注目したい。ミャンマー観光最大のハイライトはパガン遺跡群。アンコール・ワット、インドネシアのボロブドールとともに世界三大仏教遺跡に数えられる。アーナンダ寺院、ダビデュ寺院など、広大な敷地に散らばる約2300の遺跡群は見ごたえ十分だ。 |
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■古代シルクロードを偲ぶ「敦煌」 |
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NHKの「シルクロード」、などでお馴染みの敦煌は、甘粛省の西端に位置するオアシス都市。漢代に敦煌郡が置かれてから、歴代王朝の西域経営の拠点となった。『砂漠の画廊』と称される「莫高窟」は、中国三大石窟のひとつで、石窟は全部で492窟ある。それぞれの石窟に、当時の人々の仏教観や生活様式を表現、323番の石窟に描かれているのは、前漢の武帝と張騫と言われている。市外北西に位置し、ゴビ砂漠の真ん中にぽつんと建つ「玉門関」は、前漢の領土を出る最後の関所。10mの土塀で囲まれた四角形の遺跡は、当時のシルクロードを思わせる。 |
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■奇岩群が生み出す奇跡の景勝地「湖南省・張家界」 |
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張家界(武陵源)は、湖南省の北西部に位置し、黄山、武夷山と合わせて「中国三大仙境地」と称され、ユネスコの世界遺産にも登録されている。数千もの奇峰奇岩が、空を割るように聳え立つ姿は、中国伝統の山水画の世界観そのもの。『黄山と桂林の美しさを併せ持つ』と言う人もいるほどだ。張家界を代表するポイントの「楊家界」。奇岩が生み出す雄大さに心を奪われる。中でも「天下第一橋」は、地上300mで岩と岩がぶつかって橋になった自然の産物。また、ロープーウェイ、遊歩道など、観光面のインフラも整備されているので、体力に自信がなくても大丈夫。 |
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■エメラルドグリーンの海と白砂のコントラスト「プーケット」 |
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『微笑みの国』タイの南部に位置するプーケットは、『アマンダン海の真珠』と称えられるリゾートアイランド。エメラルドグリーンに輝く海、白砂のビーチが、日常の喧騒を忘れさせてくれる。エリアごとに施設や雰囲気も様々。プーケットを代表するリゾートで、レストランやマッサージ施設などが揃う「パトンビーチ」は、欧米スタイルのバカンスを楽しみたい方におすすめ。遠浅のビーチが美しい「ナイヤンビーチ」では、さんご礁の海でシュノーケリングを楽しめる。オープンウォーター(インストラクター無しで水深18mまで潜水可)のライセンスなら3・4日で取得可能。 |
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■ヨーロッパ調の街、客家の城壁、烏龍茶の故郷を周遊福建省「厦門・永定土楼・武夷山」 |
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厦門市内の南端にあるコロンス島は、ヨーロッパ各国の租借地として発展、エキゾチックな洋館
が立ち並び、『海上の楽園』とも言われる。車が1台もない一方、ピアノの普及率も中国一。美しい街並みからピアノの音色が聞こえたりする。福州市郊外の「永定土楼」は、客家の人々が築いた円形の要塞都市で、客家式の伝統的な生活を垣間見れる。世界遺産にも登録されて
いる武夷山は、美しい渓流と奇峰奇岩の景勝地で、九曲渓の川下りが有名、烏龍茶の発祥地としても知られている。試したいのは、コクのある深みとほのかな甘みが融合する『大紅袍』。烏龍茶の代表的な銘柄を味ってみよう。 |
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■発展を続けるアジアの国際都市「香港地区」 |
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めまぐるしく変化し続ける香港地区で、今月12日に郊外のランタオ島に香港ディズニーランドがオープンする。「ライオンキングフェスティバル」や「ミッキーのフィルハーマジック」など、オリジナルのアトラクションも登場する予定。ディズニー以外の観光ポイントとして、高級ブティックが並ぶチムシャーツィやコーズウェイベイも押さえておきたい。中心部の喧騒に疲れたら、美しいビーチ沿いのカフェやマーケットが人気のスタンレーへ。コロニアルスタイルの建物「マーレイハウス」には、雰囲気の良いレストランが並ぶ。テラス席からスタンレー湾を臨みつつゆったりできる。 |
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■雲の上に広がる世界「チベット自治区・ラサ」 |
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チベット語で「神の土地」を意味するラサ。「チベット旅行記」の河口慧海や、映画「セブンイヤーズ・イン・チベット」に登場する登山家ハラーなど、その神秘性で多くの人々を惹きつけてきた。『垂直のベルサイユ』と称えられるポタラ宮、五体聖地のチベット人巡礼者が集う大昭寺(ジョカン)でチベット文化に触れ合うことができる。八角街(バルコル)は、ジョカン周りにある円形のバザールで、チベット産アクセサリーや宝石、ヤクの毛皮などが揃う。時計回りに歩きながら、沿道の露天をのぞいてみよう。高地順応のために、初日と二日目は、ゆったりめのスケジュールで行動するのが望ましい。 |
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■エメラルドグリーンの水鏡 九寨溝・黄龍 |
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四川省北部にある岷山山脈の「雪宝山(シャルドゥン・リ、標高5588m)」の麓に広がる黄龍は、チベット語で黄金の湖という意味を持つ。その言葉の通り、黄金色に縁取られた美しい池が段々畑のように連なり、その数は約3400にもなる。微妙な光の強弱から生まれるエメラルドグリーンのグラデーションは感動的。女神が天界から落とした鏡が108に砕けてできたという九寨溝は、118の湖と17の滝が広がる世界自然遺産。「五花海」や「箭竹海」では、湖底の樹木や岩魚が、まるで浮いているかのように映し出される。自然の奇跡が生んだ神秘的な湖にきっと癒される。 |
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■微笑みの国の大都会 タイ・バンコク |
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タイの首都・バンコク
には、東南アジア独特の パワーを放つエリアがたくさん。映画「ザ・ビーチ」でお馴染み、世界中の旅人が集まるカオサンロードや、タイ雑貨からアンティークまで何でもありのウィークエンド・マーケットでショッピング。
街の喧騒に疲れたら、ワット・ポーなど静寂の仏教寺院で悠久の歴史を感じてみよう。郊外の世界遺産・アユタヤ遺跡にも足を運んでおきたい。
廃墟と化した遺跡群をレンタサイクルで回ってみよう。本場のタイ料理もお楽しみの一つ。何も
トムヤムクンだけがタイ料理ではない! 鶏の骨付きソテーのガイヤーンや、タイ風焼肉サラダのヤム・ヌア・ヤーン
など、酸っぱい、甘い、辛いとメリハリの付いた各種タイ料理とシンハビールで乾杯と行こう! |
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■エバーグリーンの大草原「内蒙古自治区」 |
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遊牧民のパオ、遥かなる地平線など、大自然が魅力の内蒙古自治区。まずはフフホトや包頭郊外の草原で思い切り遊んでみよう。壮大なスケールの草原で馬を走らせれば、気分は騎馬民族!本物のパオで、モンゴル相撲を観戦したり、羊料理を楽しんだり、遊牧民の生活を一通り体験することもできる。夜の草原はロマンティック。手が届きそうな満天の星空の下で、馬頭琴を聴きながらクムス(馬乳酒)の入った杯を傾けるのも乙なもの。また、チンギス・ハーンの陵墓や、ポタラ宮を真似て作られたというチベット仏教寺院「五当召」にも足を運んでおきたい。 |
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■大自然が織りなす芸術「桂林」 |
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広西チワン自治区の東北部に位置し、『天下一の絶景』とまで言われる景勝地、桂林。大自然が織りなす雄大な風景が、私たちを迎えてくれる。桂林と言えば「漓江下り」を抜きには語れない。川の両側には、九馬画山、象鼻山などの奇峰が連なる。
晴れた日は青空と緑の山並み、雨の日には幻想的な水墨画の様な景観が広がり、人々を絵画の世界に迷い込んだ様な錯覚にさせる。船の心地よい揺れと、やさしくそよぐ風に吹かれながら、ゆっくりと流れる時間を感じ取ろう。船が到着するのは、陽朔と言う街。風光明媚なこの街にはお土産屋やカフェも並んでいる。桂林に戻る前に散策したい。 |
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■封禅の儀式に思いを馳せる 山東省「泰山」 |
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中国五大名山の一つに数えられる「泰山」は、聖天子のみが許される「封禅の儀式」の場所としても知られ、始皇帝など歴代王朝の皇帝72人がこの山に足を踏み入れた。登山道の麓にある「岱山廟」が封禅の儀式を行った場所とされ、前漢の武帝が植えた樹齢2500年の柏の木も現存する。麓から頂上の南天門までの石段はあわせて6293段。途中には約2000の石窟や約20の歴史的建造物も立ち並ぶ。最大の見所は「玉后頂」の岩肌むき出しの山々。山頂から見下ろす景色は神々しく、なぜこの場所が崇拝され続けてきたかが分かるような気になる。また、体力に自信がなくてもロープーウェーがあるので安心だ。 |
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■最先端の国際都市と美しい水の都「上海&蘇州」 |
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上海と聞けばバンドや豫園の小籠包を連想する人も多いと思うが、冬物バーゲンが開催される2月の上海は、知る人ぞ知る「買い物天国」という一面も持っている。高級ブランドのブティックが立ち並ぶ淮海中路、南京路、南京西路、徐家 あたりがねらい目。北京に進出していないブランドもあるのでチェックしてみよう。そんな上海から電車に揺られること約1時間、『東洋のヴェニス』と称される蘇州の観光ハイライトは庭園と水路。「拙政園」「留園」といった数々の庭園や、街中に広がる水路は風情たっぷり。のんびり散歩を楽しみつつ、水郷の生活風景や庭園の美しさを堪能しょう。 |
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■カルストの絶景と烏龍茶の故郷 福建省「武夷山」 |
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福建省の北西に位置し、その豊かな自然環境からユネスコの世界自然遺産に指定されている景勝地・武夷山。渓流の美しさと奇峰奇岩の険しさとが融合する景色は、山水画の世界観そのままで、『もう一つの桂林』とも称される。そんな武夷山観光の目玉は、何といっても「九曲渓下り」。竹製のいかだに乗ってのんびりと渓流下りを楽しもう。また、武夷山は中国有数の茶の産地で、烏龍茶の発祥の地としても知られている。最も有名なのは「武夷岩茶」と「安渓烏龍茶」で、上品な甘みとすっきりした味が高い人気。100グラム数百万円という幻の銘茶も生産される。 |
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■芸術的氷の彫刻が並ぶ世界三大氷祭りの一つ |
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松花江沿いに位置する東北地方最大の都市、ハルピン。19世紀にロシア帝国が東清鉄道を敷設したのが始まりで、青色のドームが印象的なロシア正教会の礼拝堂「聖ソフィア(索菲亜)教堂」や、中央大街にあるロシア調の建築物から当時の名残をとどめている。そんなハルピン最大のイベントが、12月20日より開催される「ハルピン氷祭り」。動物や植物のモニュメントなど、定番モノはもちろんのこと、万里の長城や故宮などお国柄が出ている作品もあり、その完成度の高さには驚かされる。夜にはモニュメントが内側からライトアップされ、昼間とは違う表情を見せてくれる。 |
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■赤道直下の自然の宝庫「マレーシア・コタキナバル」 |
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マレーシア・ボルネオ島に位置するコタキナバルは、美しい海岸線を持つリゾート地として注目されている。小船に乗って15分ほどで、サピ島やマヌカン島といった美しい小島にたどり着く。海底が見えるほど透明な海や、色彩やかなサンゴ礁をシュノーケリングやダイビングで存分に楽しむことができる。さらに、世界遺産にも登録されているキナバル国立公園のハイキングコースや山岳植物園で、食虫植物やボルネオ特有の蘭など、珍しい植物を観察するのも乙なもの。 |
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■時代を語り継ぐ城塞都市「平遙」 |
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明・清時代の古い街並みをそのまま残す城塞都市で、1997年に世界文化遺産にも指定されている平遙。その美しい城壁はほぼ完璧な状態で保存されていて、自転車をレンタルして城壁の上を一周できる。城壁の内側には3000にも及ぶ伝統的な建築物が立ち並んでいて、中心部は車の走行も制限されているので、散歩コースとしては絶好のロケーション。 |
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■自然が作り上げた天然の画廊・桂林 |
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広西チワン自治区(首府は南寧市)の東北部に位置する桂林は、水墨画でもおなじみの『天下一の風景』として知られている。そんな桂林のハイライトは桂林市内から南の陽朔まで全長82キロの川下りルート『漓江下り』。悠久の川の流れを挟んで蝙蝠山、楊堤風光、九馬画山といった右に左にそびえ立つ奇峰群や、小船で漁をする人をのんびりと眺めながら時を過ごしてみよう。終点の陽朔にはおみやげ屋とおしゃれなカフェが立ち並ぶ。ここでは観光客用の定番グッズやトレッキンググッズなど実用的なアイテムが安価で購入できるので、桂林に戻る前に軽く街を散策するのも悪くはない。 |
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■山の中のエルドラド「雲南省・麗江」 |
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世界遺産にも登録されている納西(ナシ)族の街・麗江。石畳の路地裏、水の都、悠然としたお堀のような川。その両脇に、ナシ族の伝統家屋を改造したカフェバーやレストランが立ち並ぶ。BGMはボブ・マーリーやビートルズなど70年代の音楽。店先にぶら下がる赤い提灯が夜を幻想的に彩る。縁日のような雰囲気がたっぷりで、なんだか「千と千尋の神隠し」の街のようだ。四方街という広場を中心に広がる納西族の街。伝統家屋を改築したレストランは、西洋料理、日本料理とバラエティーも豊富で、味のレベルも本国そのまま。それでいて15元からという値段もうれしい! |
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■カンボジア・アンコール遺跡群を尋ねる歴史の旅 |
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内戦が収束した現在、カンボジアは日本を含めた世界各国からの観光客で一年を通して賑わっている。洗練された寺院の数々は、カンボジア観光のハイライトで、映画「地雷を踏んだらサヨウナラ」で浅野忠信扮するフリーカメラマン・一之瀬泰三も憧れた「アンコールワット」や、精密で荘厳な彫刻が感動を呼ぶ「バンテアイ・スレイ」が観光ポイントとして挙げられる。また「天空の城ラピュタ」のモデルのひとつ「タ・プローム」は、半ば廃墟と化した巨大寺院を抱え込むかのように巨大樹木郡が生息していて、映画のワンシーンに迷い込んだような気持ちにさせてくれる。 |
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■アジアの国際都市「香港地区」と文化の交差点「バンコク」 |
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アジアの国際都市、香港。主な見どころは香港島に位置している。崇高なブティック街や「香港の原宿」として有名な流行の先端地「銅鑼湾」で、喧騒を感じてみるのもよし、「100万ドルの夜景」として知られている「ビクトリアピーク」でその迫力に圧倒されるのもよし。東南アジア文化の交差点でもあるバンコクは「微笑みの国」として、その穏やかな国民性で世界中の旅人を惹きつけている。「東洋のヴェニス」と呼ばれた所以でもある「水上マーケット」や、「ワット・ポー」に代表される伝統的な小乗仏教の寺院もさることながら、世界中の旅行者が集まる「カオサン・ロード」に見られるヨーロッパ文化の影響もこの街に華を添えている。 |
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■禅とカンフーの発祥地を訪ねる河南省「少林寺」 |
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少林寺は495年、インド僧・跋陀のため北魏の孝文帝の命により、仏教の修験施設として建立。少室山の麓の林にあることから少林寺と名付けられた。574年より禅(チャン)宗の始祖であるインドの仏教師・菩提達磨がとどまり、中国で最初の禅(チャン)宗の祖庭寺を作った。少林寺はまたカンフーの発祥地として中国武術の中で世界的にも高く評価されており、その地理的位置と歴史的背景が、僧たちのすばらしい能力を発達させたと考えられている。昔同様にカンフーの研究と実戦がおこなわれているが、現在ではカンフーは瞑想と精神の発達という、本来めざした目的にのみ使われている。精神を磨きに訪れてみては。 |
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