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中国最新情報満載!!
Contents / Books
暮らしの手帖16 日本国駐華大使館広報文化センター閲覧室  
暮らしの手帖社/900円
生活者の視点から『おばあちゃんの知恵袋』的な情報を紹介し続ける家庭雑誌。第16号では「あなたにしのびよる糖尿病」と題し、糖尿病の症状や対策を特集。他にもDVDやCDのコンパクトなまとめ方、背広の上手なたたみ方などお役立ち情報も満載だ。読者の生活の知恵を紹介した投稿欄「エプロン・メモ」も役に立つ。

日本国駐華大使館広報文化センター閲覧室

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DATA
時:月・水〜金曜10:00〜17:30、土曜
13:00〜17:00(火・日曜休み)
※12/29(水)〜1/3(火)は休み
住:朝陽区建国門外大街21号国際倶楽部弁公楼2F
電:6532-2138
※発行3ヵ月以降無料貸出。書籍の貸し出しには会員登録が必要(要パスポート・顔写真)
Insider's Guide to Beijing 2005-2006 北京図書大厦  
五洲出版社/60元
弊誌の英語版姉妹誌「that's BEIJING」の豊富なデータをガイドブックとして編集・再取材。人気レストランや穴場スポットを欧米人の視点で紹介、ナイトライフやアウトドア情報も充実している。英文だが、1トピックス も最大で約40ワードと読みやすいので、基本的な英語力があ れば十分理解できる。

map 北京図書大厦

DATA
時:8:30〜21:00
住:西城区長安街17号
電:6607-8477
ドラゴンと月亮 北京特派員と二人のアジア妻
中国図書進出口集団総公司書店 (本店)  
加藤直人/東京図書出版会/1300円
駐在特派員として北京に暮らす作者 が、今時のアジア人の価値観を綴った自伝的エッセイ。フィリピン出身の「ドラゴンワイフ」との結婚生活、最初の北京特派員時代に出会った中国人女性「月亮」とのロマンスなど、波乱万丈の私生活を通して、天真爛漫で飾らないアジア女性の結婚観などを描く。新聞記者の視点で捉えた北京の社会事情も興味深い。

map 中国図書進出口集団総公司書店(本店)

DATA
時:10:00〜17:00
住:朝陽区工体東路16号大楼2階
電:6500-1336
※日本書籍購入レートは1元=約15円です。
Contents / Music
  オアシス「Don't Believe the Truth」
  ソニーミュージック 「LYLA」「LET THERE BE LOVE」など11 曲収録
イギリスの音楽誌「Q Magazine」主催 のQアワーズで2部門を獲得した傑作。「The Importance of being idle」など、ビートルズを思わせる全盛期のオアシスらしいサウンドは健在。ノエル(G)以外 のメンバーによる楽曲にも注目したい。
  THE COLOR「SHILLY SHALLY」
  中国唱片 「愛(中国版/韓国版)」「初恋」など12 曲収録 
韓国人のSARA、Tammy、中国人の肖迪が3人組ガールズグループとしてデビュー。K-ポップの影響を強く受けたR&Bや HIP-HOPを披露、バランスの取れたコーラスワークが冴える「初恋」から、少女らしい初々しさも感じられる。
  Contents / Music
  鳥人音楽 「給愛人的傾訴」「笑容」など12 曲収録
「両只蝴蝶」のメガヒットで国民的シンガーとなったContents / Music龍(パン・ロン)のニューアルバム。「給愛人的傾訴」「笑容」など、アコースティックギターをベースにしたフォークサウンドとドラマティックなボーカルの融合が印象に残る。
 
 ● Jamic今月のおすすめ日本の最新音楽はいかがですか?
  ★  NO.1    Mr.Children  
  I love U  
「四次元 For Dimensions」など、大ヒットシングル3曲を収録したニューアルバム。シンプルなサウンドに櫻井一寿の力強いボーカルが光る。 (2005年9月21日発売)
  ★  NO.2    倖田來未
  BEST〜first things〜
「キューティハニー」「real Emotion」など、2000年 12月のデビュー以降にリリースのシングル18曲+ビデオクリップを完全収録。(2005年9月21日発売)
ジャミックとは?
日中の音楽交流などを目的とした会員制
音楽センターとして99年より活動しています。
ジャミックに入会するとこんなにいいことが!
★日本の最新のCDやMTVをチェックできる
★各種音楽雑誌が読める。
   毎月30〜70タイトル入荷予定!
★CDデッキ12台・41型大型テレビ1台
   CD10トラック搭載の視聴機4台を常備。
   もちろんすべて無料で使用できます。

map 入会無料 パスポートをご提示ください
住:朝陽区安貞西里4区23号楼深房大厦1D
電:6441-0966
時:12:00〜19:00(月曜休み)
http:www.jamic.org

 
  「大陸逍遥」出版記念 シリーズ7  
  俳句と随筆で綴る体験的中国  
 
作者
岩城浩幸さん・敦子さん

1991 〜 95年の北京駐在の時に出会った人や風景。その折につれてお二人が感 じた思いを、俳句に綴る。当時、浩幸さんの同僚であった一人の中国人から「二 人の俳句を中国語に翻訳したい」との申し出があり、「大陸逍遥」中国語での出版が決まる。そして、今、日本語版と英語版の出版作業が進められている。

北京で迎える特別な師走、 初雪と餃子に歓喜し、楽しく年忘れ。

2005年も残すところあと1ヵ月。皆さんはどのような師走を過ごさ れるご予定ですか?現在販売中の「大陸逍遥」より、岩城浩幸さんと敦子さんが送った12月の思い出をご紹介します。雪の舞う寒い日々も、お二人ならではの旺盛な好奇心で楽しく愉快に過ごされたようです。私たちも負けずに、温かく幸せに新しい年を迎えたいです ね。



初雪の季節に

初雪や蘭州麺の湯気短か(初雪)
北京にはめったに雪は降らないと聞いていた。だから窓の外に雪がちらつくのを見た時、カメラをもって反射的に外に飛 び出していた。
気温は間違いなく零度を下回っている。うっすらと積もっていく雪が、溶けずにそのまま凍っていく。カサカサと音を立てて、そのものが自己主張であるような足跡が刻まれていく。  
そんな雪の日、屋台の麺、肉饅頭などの湯気がことのほか目を引くのだ が、麺を茹でる鍋の湯気、饅頭を蒸す蒸籠の湯気、いずれも短

く、早く、冷気 に吸い込まれるように消 えていく。湯気の長さというもの、これもどうも気温と関係があるようで、零度より上の時は、長めにゆったり、零度より下の時は、短く早い、というのが私の結論なのだが如 何だろうか。  
この屋台の麺、「蘭州麺」という看板を掛けている店が多い。それほどに蘭 州の麺が本場なのか、人を引きつけるものなのか。確かに北京以外の各地で も、「蘭州麺」の看板をよく見かけたものだが、その真相は、未だ掴めずにいる。  
そして、初めて肉饅頭を食べた時の失敗談。「ひとつちょうだい」と言って、 10元紙幣を出したところ、 蒸籠一段分、10個ほどが来てしまった。そこで、数量詞という、とかく軽視されがちな言葉の中に、本来の言語学的意義と同時に、物価とは何かとい う経済学の命題を実感することになったのである(ナント大仰ナ…)。

年越しに
郷に入りて水餃炊きし年の宿(年の宿)
日本の習慣では、大晦日には蕎麦を食する。一年の最後の一日ぎりぎりまで家事に追われ、「やれやれようやく終わった」とほっと一息つきながら の蕎麦や、「あと一息、これを食べてがんばろう」という蕎麦な

ど、家によ り年により事情は様々ながら、とにかく主役は蕎麦であった。  
習慣というもの、年々 形式化していく。かつては家ごとに蕎麦を打ち、 夜に茹でて食べた。次には、日本特有の出前という習慣で、蕎麦屋が指定された時間に、家庭に配達して回るのが、一般的にな った。
閑話休題。中国では餃子で新年を迎えると知っ た。「郷に入れば郷に従え」という。我々も早速、習ったばかりのやり方で、自家製「手打ち餃子」に挑戦する。何故手打ちと言うのか。日本では、家庭で餃子を作る習慣がほとんどない。作るとしてもせいぜい餡の部分で、皮は出来合いのものを買ってくる。小麦粉をこねて皮を 作るのは、手打ち蕎麦を 打つ作業に似ているので、私が命名した。  
悪戦苦闘の末に出来上 がった餃子は、形はともかくなかなかの味に仕上がった。それはそうだろう、 教わったとおりに作った結果なのだから。  
問題はこれにかかった時間である。この餃子づくり以外に、何もなすべ きことのない、きわめて ゆったりした大晦日だったはずなのだが、買い物 から始まってかれこれ半日を費やすことになって しまい、結果として実に 大晦日らしい慌しい一日 となってしまった。

 
 
北京ウォーカー今月号
Special Interview
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