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Contents / Books
H 8月号 日本国駐華大使館広報文化センター閲覧室  
ロッキング・オン/490円
「ロッキング・オン」の姉妹誌「H」の8月号特集は「ふたりで話したい」。岸田繁(くるり)とCoccoが結成したロックバンド「SINGER SONGER」の秘話、安藤政信とピエール瀧が温泉を舞台に繰り広げる『裸』の会話など、『ふたりだから話せるエピソード』を楽しい対談で綴る。 個性的なフォトセッションからもほのぼのした雰囲気を感じ取れる。

日本国駐華大使館広報文化センター閲覧室

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DATA
時:月・水〜金曜10:00〜17:30、土曜
13:00〜17:00(火・日曜休み)
※12/29(水)〜1/3(火)は休み
住:朝陽区建国門外大街21号国際倶楽部
弁公楼2F
電:6532-2138
※発行3ヵ月以降無料貸出。書籍の貸し出しには会員登録が必要
(要パスポート・顔写真)
時尚(COSMOPOLITAN) 北京図書大厦  
時尚出品/20元
恋に仕事に頑張る20 代〜 30 代の女性をターゲットにしたファッション誌「コスモポリタン」の中国語版。ファッションやビューティ関連以外にも、ポジティブなライフスタイルを築くためのトピックスを扱っているのが特徴で、知的好奇心を満たしてくれる連載もある。「大人のいい女」を目指すために必ずチェックしておきたい一冊。
map 北京図書大厦

DATA
時:8:30〜21:00
住:西城区長安街17号
電:6607-8477
男気万字固め 中国図書進出口集団総公司書店(本店)  
吉田豪/エンターブレイン/1400円
山城新伍、ガッツ石松、張本勲、小林亜星、さいとうたかを・・・ 何とも男気に溢れた5人の濃密な人生を語り下ろしたロングインタビュー集。「偉大な男は原稿を直さない」「偉大な男はダジャレ好き」とインタビュアーの吉田豪が語るように、壮絶さと笑いを満載した対談をほぼノーカットで収録。アナーキーで豪快なエピソードが次々に登場する。

map 中国図書進出口集団総公司書店(本店)

DATA
時:10:00〜19:00
住:朝陽区工体東路16号大楼2階
電:6500-1336
※日本書籍購入レートは1元=約15円です。
Contents / Music
  徐若xuan「狠狠愛」
  音像 「狠狠愛」「愛笑的眼晴」など10 曲収録
孫燕姿(ステファニー・スン)のプロデューサー、李偲松(ピーター・リー)らと共に制作したビビアン・スーのフルアルバム。「狠狠愛」など、従来のキュートなイメージを一新、ワイルドさにオリエンタルな要素を取り混ぜたサウンドが特徴。
  范weiqi「一比一」
  上海音像「一比一」「不眠」など19 曲収録
『ファンファン』こと范(ファン・ウェイチー)約1年ぶりのニューアルバムは、
プロデューサー陣に、陶(デヴィッド・タオ)などビッグネームが並ぶ。タイト
ルチューンの「一比一」など、素朴で優しさに溢れるボーカルに癒される。
  ハリス「Foxy Lady」  
  京文唱片「Foxy Lady」「Just In Time」など10 曲収録  
韓国で人気のトランスジェンダーシンガー、ハリスの3rdアルバムは、ブリトニー・スピアーズも使用したFuture Disc System Stadioでマスタリングを敢行。中性的なボーカルを武器に、ゴージャスで強靭なヒップホップナンバーを連射する。
 ● Jamic今月のおすすめ日本の最新音楽はいかがですか?
  ★  NO.1    ゆず  
  「Home〔1997〜2000〕」  
ベストアルバムを2枚組みにして同時リリース。「Home〔1997〜2000〕」「Going〔2001〜2005〕」と区切り、それぞれ15曲ずつ収録。
(2005年6月8日発売)
  ★  NO.2    L'Arc en Ciel
  「AWAKE」
劇場版アニメ「鋼の錬金術師 シャンバラを征くもの」のエンディング「Lost Heaven」を含む12曲を収録したラルク待望のニューアルバム。
(2005年6月22日発売)
ジャミックとは?
日中の音楽交流などを目的とした会員制
音楽センターとして99年より活動しています。
ジャミックに入会するとこんなにいいことが!
★日本の最新のCDやMTVをチェックできる
★各種音楽雑誌が読める。
   毎月30〜70タイトル入荷予定!
★CDデッキ12台・41型大型テレビ1台
   CD10トラック搭載の視聴機4台を常備。
   もちろんすべて無料で使用できます。

map 入会無料 パスポートをご提示ください
住:朝陽区安貞西里4区23号楼深房大厦1D
電:6441-0966
時:12:00〜19:00(月曜休み)
http:www.jamic.org

  「大陸逍遥」出版記念 シリーズ4  
  俳句と随筆で綴る体験的中国  
 
作者
岩城浩幸さん・敦子さん

1991 〜 95 年の北京駐在の時に出会った人や風景。その折につれてお二人が感じた思いを、俳句に綴る。当時、浩幸さんの同僚であった一人の中国人から「二人の俳句を中国語に翻訳したい」との申し出があり、「大陸逍遥」中国語での出版が決まる。そして、今、日本語版と英語版の出版作業が進められている。
壮大で寛大な中国大陸に出会い感動と発見を句に乗せて。

岩城浩幸さんと敦子さん、二人の北京駐在の思い出(1991年夏〜)が、俳句とエッセイ、そして写真を交えた一冊の本になろうとしています。その中で今回は、秋の旅行シーズンに出掛けた青海省での出来事をご紹介。11年前に出会った広大な草原と塩湖。その姿は、今も変わらず旅人を感動させ美しい思い出を残していることでしょう。

青海省、茶塩湖にて

九月尽百年分の塩掘って(九月尽)

94年9月末、青海省を訪ねた。西寧の飛行場は、街中のバスターミナル的飛行場の対極にある。土色の荒野の中に、少し平らなところがあるようだなあ…といった実にワイルドなところだった。
バスは、エキゾチックな顔立ちの青年ガイドとともに、例によって飛ばした。「どこへ行くのか」と訊ねると、「塩の…」とだけ聞こえた。
道路はまさしく一本道。左手には雪を頂いた山々、そして、やがて行く手には、本当に青い湖が出現した。小さく、点々と動いているのは、羊なのか。人間の姿もすれ違う車も全くなく「こんなところで車がひっくり返ったら、一週間ぐらい誰も気付いてくれないねえ」と、誰かが冗談で言ったが、妙に納得できた。
高山病のためもうこれ以上行くのも、されどまたこの道を帰るのもいや、という境地に陥った時に「茶塩湖」に到着。
なんだこれは…突然現れたのは、雪山ではない。これは、塩の山々だ。小山があちこちにあり、まるでセメント工場のような風景なのだが、色は石とは違い落ち着いた白。トロッコの線路沿いに歩いていくと、湖が凍っている。いや、塩でできた湖なのだ。これを湖というのが正しいのか、よくわからない。
「岩塩」、「露天掘り」、「ソルトレーク」などと、乏しい知識を総動員して臨んだものの、この風景の前には圧倒された。「何だこれは!」というのが正直な気持ち。少し前まで日本では、海の水を汲み上げて、煮て、干して、それは手間をかけて塩を作っていたのに、こんな大陸のど真ん中に塩でできた湖があるなんて。
存在自体が地球の生い立ちに言及する壮大なこの地。その記念に、こっそりとその塩のかけらをひとつ持ち帰った。水晶のようだった。


青海湖のほとりにて
露霜や視線合わせぬ羊たち(露霜)

青海湖のほとりを散策した。娘は大はしゃぎで、羊やらヤクを追いかける。すると面倒くさそうに、その場からちょっと身をかわす程度にしか逃げない。そして、草をむしゃむしゃやっている。娘も抱きつくほどの勇気はないから、ちょっとだけまた近づいてみる。しかし動物たちは、まるで娘をうっとうしい虫ぐらいにしか感じてないのか、少しだけ場所を変える。人間に慣れていないと言うべきか、それとも人間だからといって特別扱いして、大げさな反応をしてやる義務はないと思っているのか、なんだかこちらは拍子抜け。
宿泊は、パオのかたちに一部屋ずつ独立しているコテージだった。夜の冷え込みは思っていた以上で、寒さなのか寒気なのかわからないくらいゾクゾクしてきた。
夜8時頃、いったん目をさました。すると薬が効いたらしく、風邪の分の頭痛は消えていた。残りの頭痛は多分、この地に慣れようとする必死の抵抗だと受け入れた。テレビをつけると、北京での国慶節の様子が流れてきた。壮麗な花火の画面を見て、どこか遠い国の出来事のように感じた。
 
北京ウォーカー今月号
Special Interview
Restaurant/New Open
Restaurant/Ichioshi
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