Walker
中国最新情報満載!!
Contents / Books
Number  6月30日号 日本国駐華大使館広報文化センター閲覧室  
文藝春秋/540円
1980年4月の創刊以来、アスリートの心理を描写した記事と美しい写真で世界のスポーツシーンを切り取ってきたNumber。6月30日号は、「日本代表・全証言」と題し、2006年ドイツW杯の出場が決定したジーコジャパンの素顔に迫る。中村俊輔、大黒将志、柳沢敦らがアジア地区予選を振り返りつつ、ゲーム当時の心境などを『証言』する。

map 日本国駐華大使館広報文化センター閲覧室

DATA
時:月・水〜金曜10:00〜17:30、土曜13:00〜17:00(火・日曜休み)
※12/29(水)〜1/3火)は休み
住:朝陽区建国門外大街21号国際倶楽部弁公楼2F
電:6532-2138
※発行3ヵ月以降無料貸出。書籍の貸し出しには会員登録が必要(要パスポート・顔写真)
book
book
  到巴黎去看秀 北京図書大厦  
林志玲/農村読物出版社/30.00元
中国台湾のトップモデル・林志玲(リン・チーリン)が、パリコレを100倍楽しむ方法を伝授。6大会場のデータといった基本的な情報以外にも、期間中に発行されるフリーペーパーの紹介、パリコレで注目すべきポイント、当日に着る服装のアドバイスなど、初心者に優しい内容になっている。パリのブランドショップの詳細データ付き。

北京図書大厦

DATA
時:8:30〜21:00
住:西城区長安街17号
電:6607-8477
map
人生カチカチ山
女の幸せ探して三千里
中国図書進出口集団総公司書店(本店)  
松田洋子/角川書店/1200円
オヤジギャグとブラックユーモアで、世間を斜めに叩き斬る『負け組み』漫画家・松田洋子が『勝ち組み』漫画家を目指し、有珠山の大噴火、ラスベガスなどを大胆に取材。同行の編集ゴロ・成田とのやり取りとマスゲーム観戦ツアー旅行記は必見。中年で無職のおっさんを主人公にした書下ろし「薫の実話」もインパクト大。

map 中国図書進出口集団総公司書店(本店)

DATA
時:10:00〜17:00
住:朝陽区工体東路16号大楼2階
電:6500-1336
※日本書籍購入レートは1元=約15円です。
book
Contents / Music
  麦柯「突囲」
  上海声像 「這個、那個」「突囲」など10曲収録
今年3月にリリース、インターネットを中心に大ヒット中の「這個、那個」で一躍有名になった麦柯(マイケル)。注目のデビューアルバムは、表現力に長けたボーカルと、ピュアで透明感のあるポップサウンドが融合して聴き応えあり。
CD
CD
  「MADE IN JAPAN」
  ソニーミュージック 「No One Else Come Close」
  (ゴスペラーズ:原曲Backstreetboys)など15曲収録
ボブ・マーリーの「jamming」、レディオヘッドの「CREEP」など、往年の英語ナンバーを中島美嘉、ゴスペラーズなど、ソニーミュージック所属のアーティストがカバー。それぞれ15名のミュージシャン色にアレンジされた名曲に酔いしれたい。
  倪睿思「倪主角」  
  ソニーミュージック 「Tequila的愛」「倪主角」など10曲収録  
アジア音楽フェスティバル金賞などの実績から天才シンガーと評される倪睿思(ニラース)の1st。中国香港のヒットメーカー、ジム・リーがプロデューサーとして参加。しっとりしたR&Bサウンドを前面に押し出した内容に満足できる。
CD
 ● Jamic今月のおすすめ日本の最新音楽はいかがですか?
  ★  NO.1    NEWS  
  「touch」  
ケツメイシのRyojiらが楽曲を提供しているNEWSの1st。メンバーの山下智久が作詞作曲を手掛けた「LOVE SONG」や「きらめきの彼方へ」などを収録。
(2005年4月27日発売)
CD
CD
  ★  NO.2    ポルノグラフィティ
  「THUMPx」
約2年ぶりのオリジナルアルバム。ヒットシングル「シスター」「黄昏ロマンス」など、これまでのポルノとは違ったしっとり路線の楽曲に注目してみよう。
(2005年4月20日発売) 
ジャミックとは?
日中の音楽交流などを目的とした会員制
音楽センターとして99年より活動しています。
ジャミックに入会するとこんなにいいことが!
★日本の最新のCDやMTVをチェックできる
★各種音楽雑誌が読める。
   毎月30〜70タイトル入荷予定!
★CDデッキ12台・41型大型テレビ1台
   CD10トラック搭載の視聴機4台を常備。
   もちろんすべて無料で使用できます。

map 入会無料 パスポートをご提示ください
住:朝陽区安貞西里4区23号楼深房大厦1D
電:6441-0966
時:12:00〜19:00(月曜休み)
http:www.jamic.org

  「大陸逍遥」出版記念 シリーズ3  
  俳句と随筆で綴る体験的中国  
 

作者
岩城浩幸さん・敦子さん

1991 〜 95 年の北京駐在の時に出会った人や風景。その折につれてお二人が感じた思いを、俳句に綴る。当時、浩幸さんの同僚であった一人の中国人から「二人の俳句を中国語に翻訳したい」との申し出があり、「大陸逍遥」中国語での出版が決まる。そして、今、日本語版と英語版の出版作業が進められている。
西瓜とトロリーバスを眺め、
スローライフに想いを寄せて。


1991年7月より北京に駐在した岩城浩幸さんと奥様の敦子さん。お二人が在京中に綴った俳句とエッセイを紹介するこのシリーズ。今回は、「西瓜売り」と「トロリーバス」がテーマです。この二つは、数は減ったものの北京では今でも見られる風物詩。優しい言葉を選んで詠まれた二首の俳句からは、懐かしさと温かい人の営みが伝わってきます。

西瓜売りを見て

西瓜売り西瓜枕に熟睡す(西瓜)

夏の日差しを遮って、簡単な陽除けをつけただけの露天の西瓜売り。そこへ売り物の西瓜を満載して運んでくるトラック、あるいは馬車の荷台。その球形の上で、実にバランス良く、心地よさそうに昼寝する人が、必ずいた。
中国には生水を飲む習慣がないので、西瓜は元来、水の代わりでもあったと聞く。そこで私も夏場には西瓜を常時買い込んで、せっせと食べたものだ。日本よりはるかに安価だったこともある。
私の子供の頃は、西瓜は最も庶民的な果物のひとつであり、夏の楽しみでもあった。井戸や水道で冷やして、毎日のように食べたものである。
その習慣に沿って、初めて北京で西瓜を買った時、切り分けた上で冷蔵庫に入れておいた。ところが事務所の中国人諸氏は手を出さない。「夏に冷たいものを食べると体に良くない」というのである。
そこで当初は、自宅では冷えた西瓜、事務所では冷えていない西瓜を食べることになった。それがいつの間にか、冷えてない西瓜ばかり食べるようになっていた。
そうしているうちに、北京市内のスーパーなどでは、切り分けて冷やした西瓜が売られるようになる。そして値段も高くなる。だがもはや、そういうものには目もくれず、夏場を待って郊外へ、「正しい西瓜」を求めて歩き回る。
正しい西瓜。それは言うまでもなく、売り子が枕にして熟睡できるサイズ、そして夏の陽射しを一杯浴び、常温で食べる西瓜のことである。


トロリーバス

青葉にて  トロリーバスの  立ち往生(青葉)

二連のトロリーバス。北京の名物のひとつと言っていいだろう。交差点を曲がって行く様は、実に器用なものだ。集電用のポールが軌道を外れてストップしてしまうこともあるが、運転手がその都度、専用の竿を巧みに操って、よいしょっとばかりに元に戻して事なきを得る。
この小風景の一方の主役であるトロリーバス。かつては日本をはじめ、各国の都市を走っていた。音が静かで、排ガスの問題もない。無公害車の優等生である。世界の自動車メーカーがこぞって電気自動車や無公害車の開発競争に取り組んでいる今のご時世、それを先取りしている存在ではあるし、よくぞ北京で生きていたと思う。
だが、その寿命は長くないだろう。決まったコースしか走れない小回りの悪さは、これからの都市計画に適合するとは思えない。配電用の電線に使われる銅の値段が高いこともある。
そして、つくづく思う。トロリーバスの走る時代に北京にいたことは実に幸運だった。何年か先にトロリーバスは間違いなく、博物館行きとなるだろう。しかし私はその時、この『歴史的存在』を実地に見た「証言者」の肩書きを持つことが出来るのだから。
 
北京ウォーカー今月号
Special Interview
Restaurant/New Open
Restaurant/Ichioshi
ステージ情報
Books & Music
Cinema & DVD
Art
Topics
Career
Travel
不動産
上海、北京、中国全土の広告掲載について
ウォーカーオンラインではバナー及びテキスト広告スペースを用意しております。
広告掲載ガイド 掲載の受付